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部活プレーヤーの最良の教材!カタールワールドカップに世界の「今」がある

全世界の総視聴者数が35億人を超えると言われる世紀のビッグイベントが始まる。初めて中東で開催される4年に1度のサッカーの祭典=最高の教材としてワールドカップを自身のレベルアップにつなげよう!

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W杯を見て、学び、吸収し、自身のプレーに活かそう!

4年に一度、つまり高校生として見る最初で最後のワールドカップがいよいよ始まる。初の中東開催ということで気温の関係から11月という異例の時期での開幕となる今大会。1930年の第一回大会から22回目を数え、動画配信サービスの世界的普及により日本での放映形態も大きく変わった。

インターネットテレビサービス「ABEMA」では開幕戦から決勝までの全64試合を無料生中継する。地上波でも『NHK』が決勝を含む21試合、『テレビ朝日』、『フジテレビ』がそれぞれ10試合ずつの計20試合を生中継する予定だが、人類を巻き込む世紀のビッグイベントのメインチャンネルがテレビ放送ではなく、スマートフォンでの視聴を前提としたメディアに移ったことはエポックメイキングな出来事といえるだろう。

そもそもサッカー、勉強に忙しく時間に追われる高校生部活プレーヤーにとって、テレビでの試合視聴は望まれた環境ではなかったはず。むしろスマホで手軽に見れることで視聴機会も増えるのではないだろうか。footies!58号のインタビューにて元日本代表の森重真人選手(FC東京)が「僕もそうだったが、自分が理想とする選手がワールドカップという最高峰の舞台でどういうプレーをするのか見てほしい。トップ選手をイメージして真似をすることは(プレーヤーとして)大事」と言っているように、世界最高峰のトッププレーヤーが一堂に会し、しのぎを削る姿は“最良にして最高のサッカーの参考書”となるはずだ。

優勝の行方を見ていこう。2000年代から10年間以上、世界最高の選手に贈られる『バロンドール』を受賞してきたメッシ(アルゼンチン)とクリスチアーノ・ロナウド(ポルトガル)は、おそらく最後となる今大会のワールドカップで初の栄冠とともに雌雄を決することになるのか。

 
その輝かしいキャリアを考えれば、W杯戴冠の経験がないのが意外な両雄・メッシとクリスチアーノ・ロナウド。アルゼンチンはコパ・アメリカのチャンピオン、ポルトガルは2016年の欧州王者として悲願の頂点を目指す。

大会常連の列強トップに位置し、5度の優勝を誇るブラジルは大黒柱のネイマールを中心に大会随一の選手層で優勝候補最右翼。若手の充実で他国も羨む戦力を誇り、今季バロンドールのベンゼマを擁するディフェンディングチャンピオン・フランス、優勝候補2チームが同組となったスペイン、ドイツ、黄金世代が円熟期を迎えた世界ランク2位のベルギー、衰え知らずの世界最強ストライカーのレヴァンドフスキ擁するポーランドは、大会にその名を刻むことになるのか。見どころは尽きない。

 
今大会も優勝候補に疑いの余地なしのセレソン。好調のネイマールを筆頭に盤石の戦力で死角なしか。
 
バルサ移籍後も好調のレヴァンドフスキは大会得点王を狙う。
 
前回王者はネーションズリーグで1勝(6試合)しかできず不安を残してのカタール入り。ケガ人続出の中、初戦の出来が鍵を握るか。
 
日本と初戦で当たるドイツはEURO終了後に発足したフリック体制下で若手とベテランの融合した完成度の高いチーム。テア・シュテーゲン(左端)はノイアーからNo.1GKの座を奪えるか?

視聴環境の発展により、キミたちは過去最もワールドカップを見る機会に恵まれた高校生といえるだろう。新たな戦術トレンドが誕生するのか、後世に語られるスーパープレーがいくつ生まれるのか。疑似体験としてプレーに活かす“最高の教材”から学ぶことは多いはずだ。

世界の「今」を目撃せよ!

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FIFAランク W杯出場回数 W杯最高成績

※FIFAランキングは2022年10月6日に発表されたものです。
※インターネットテレビABEMA(アベマ)では開幕戦から決勝までの全64試合を無料生中継

写真/Getty Images