10月10日「目の愛護デー」を前に考えるサッカーキッズの視力
こんにちは、小学5年男子サカママの中村ゆうなです。
今回は、10月10日「目の愛護デー」を前に、サッカーキッズの視力についてコラムに綴りたいと思います。
私の息子は視力が悪く、普段学校に行く時はメガネをかけ、サッカーをする時はメガネを外してプレーしています。「視力が悪くなったことで、サッカーのパフォーマンス力が下がるのではないか!?」そんな風に悩んでいるサカママの皆さんも多いでしょうから、このコラムを通して何か共感し合えるといいなと思います。
「サッカーやっているから視力良いよね?」by義母
コロナで全国一斉休校となった2020年の春、息子が小学3年生の時に義母からLINEがきました。「○○くん(息子)は、視力悪い?サッカーやっているから視力良いよね?」と……。どうやらお友達同士で孫の視力の話になっていたようなのですが、サッカーは目が悪いとプレーできないという印象や、サッカー選手の半分以上が視力1.5あるという情報を知って、「サッカーやってる=視力良い」と考えたようです。(もちろんこの情報は信憑性が薄い、恐らく間違った情報です)
当時の息子は両眼ともに視力1.0以上あったので、「視力は良いですよ~」と返信したのですが……。コロナ休校明けにもらってきた眼科検診の結果に衝撃!「両眼ともに視力低下。眼科を受診してください」とのこと……。
これには正直、ガーン……という気持ちでした。『あぁ~。やっぱりコロナ休校でゲームばかりしていたから……ママも目が悪いし遺伝か……寝る前の暗い部屋でキャプテン翼を読んでいたからか……』と、思い当たることがいくつもありました。そして、事前に視力悪化を防止できなかったことで、親の役目不足かなと悩んだこともありました。皆さまはどうでしょうか?
視力は戻せる?希望を抱いて「視力回復トレーニング」
検診の結果を持って眼科へ行くと、先生が「視力低下している子どもがすごく増えている!コロナで学校休校は視力を悪くする、かわいそうだ!」と少し怒り気味に言っていたのが印象的でした。私はその言葉に少し心を救われましたし、コロナ禍で視力が低下してしまったお子様の親ほとんどがそうかと思います。
そして、その眼科では「視力回復トレーニング」を行っているとのことで週1回通ってみることにしました。ちなみに、そちらで受けた内容はこんな感じです。
・「遠くを見る⇄近くを見る」を5分くらい繰り返し目の筋力をアップ
・寝る前と、日中にさす目薬を処方
・月に1回の視力検査……など
また、今回初めて知ったのですが、全国いろんな場所に「視力回復トレーニング」を行っている眼科があるようです。皆さんのご近所の眼科はどうでしょうか?
さらに、YouTubeには自宅でできる視力回復トレーニング方法がアップされているので、希望を抱いてトレーニング動画を見たり、視力回復に良いという騙し絵みたいな絵本も買いました。色々と試行錯誤していく中で、視力が回復したり……しなかったり……やはり一度下がった視力を戻すのは難しいと親子で悩みました。
小学4年でコンタクト…まだ早かった?
さて、そんなこんなで学校に行く時はメガネをかけるようになった息子。しかし、サッカーのような接触スポーツではメガネをかけたままやるのは、心配ですよね。度付きのスポーツゴーグルなんかもありますが、息子は「サッカーの時は見えるから大丈夫、メガネかけたら暑いし鬱陶しい」と拒否。
それならコンタクトはどうか?と眼科医に相談してみると、「短時間の使用と、自分で付け外しができるなら小学4年生でもいいですよ」とのこと。コンタクトは大体中学生くらいから~と言われるかと思っていたので、いいんだ!と驚きつつ、それならばとコンタクトを試すことに。
ところが……。目に何かを入れるという恐怖が勝ってしまい、15分経っても、30分経っても、息子はコンタクトを目に入れることができませんでした。本人も落ち込んでしまい、小学4年生でコンタクトはまだ早かったか……と反省。いくらお医者様がOKをくれても、コンタクトをつけるには子ども自身の少しの勇気とメンタル的な問題があることも分かりました。
視力が悪いとサッカー選手になれない!?
私と同じようにサッカーキッズの視力低下に悩んでいる方も多いと思います。視力が低いと、サッカー選手になることは難しい!?と思われるかもしれませんが、調べてみると小野伸二選手などサッカー選手にもコンタクト愛用者はたくさんいらっしゃいます。また、コンタクト会社メニコンが主催する「メニコンカップ」も有名ですので、視力低下=サッカー選手は無理!という認識は間違えていると思いました。とにかく、サッカー選手を目指す子もそうでない子も、視力が悪くてもサッカーを楽しむ気持ちが一番大切ですよね♪
そしてまた最近息子が、「小学6年になる前にコンタクトにしようかな」と言い始めました。一度失敗しているだけに、心の準備が整ってきたのかなと思います。息子がコンタクトを装着した際には、さらにカッコいいプレーが見られるかもしれないと、親も期待しつつ……。10月10日「目の愛護デー」を機会に、皆さまのご家庭でも子どもたちの目を大切にする意識を高めてみてはいかがでしょうか。