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夏休みだからこそチャレンジしたい!サッカーキャンプのススメ【Monocular#7】

サカママの皆さん、いかがお過ごしでしょうか? サカママライターのマツユミです。
先日、息子の個人懇談会のため、小学校に行きってきました。コロナ禍で懇談会がオンラインになっていたため、久しぶりに入る教室にワクワクしました。皆さんの地域では、どのように懇談会を実施していますか?

さて、個人懇談のシーズンが終わるといよいよ夏休みですね。2年間のコロナ自粛を超えて、今年の夏は新しいことにチャレンジしたいというお子さんも多いのではないでしょうか。そこで、今回のコラムは「夏休みにチャレンジしたいサッカーキャンプのススメ」と題して、息子が以前参加したサッカーキャンプの経験を綴りたいと思います。

初めての「バルサキャンプ」に子はワクワク、親は心配…

現在小学6年生の息子にとって初めてのサッカーキャンプは、小学校1年生の時に参加した「バルサアカデミーサマーキャンプ」(以下バルサキャンプ)です。当時所属していたサッカーチームのコーチに薦められて参加を決めましたが、正直なところ小学校低学年での参加に「大丈夫かな?まだ早いのでは?」と不安を感じていました

当時展開されていたバルサキャンプの案内には、「バルサメソッド」や「オフ・ザ・ボール」、「状況判断能力」など、7歳の子どもが理解するには難しい言葉が並んでおり、さらに日本人の通訳がいるとはいえ、スペイン語での指導についていけるのだろうか……と言い出したらキリがないほど、心配しながら参加を申し込んだことを覚えています。

一方で、親の心配をよそに、当の本人は憧れのFCバルセロナのロゴ入り練習着に身を包みウキウキ(笑)。キャンプ初日の開会式では、一番前の席に陣取りバルサアカデミーのスペイン人コーチに日本語で挨拶……。子ども自身のサッカーに対する思いが、あらゆる心配や不安を軽々と超えていく瞬間でした。

 

不安は初日で解消!充実の4日間

子どもの様子とは反対に、親である私は申し込み時から不安を抱えていましたが…。そんな不安も、キャンプが始まってまもなく完全に解消されていきました。少人数のグループごとに分かれての練習では、一つ一つの動きに対する丁寧な説明があり、低学年選手の理解を促す工夫がされていました。また、できていないことに対して、粘り強くチャレンジできる環境が整えられていたため、最後まで諦めることなく練習に取り組むことができました。そして、できたことに対しては「Muy Bien(すごくいいよ)!」と元気に褒めてもらえる。コーチ陣の丁寧で熱心な指導は、とても印象に残っています。

座学の時間に設けられた戦術に関する講義は決して簡単ではないものの、「勉強している」というよりもむしろ「へ~、なるほど~」という刺激のシャワーを浴びている様子でした。低学年の息子を含め、全ての選手が楽しくかつ真剣に練習に向き合った4日間のキャンプは、あっという間に過ぎていきました

 

サマーキャンプは親子共に刺激を受けられる絶好の機会!

そしてなにより、バルサキャンプに参加した1番の収穫は、親子共に益々サッカーを好きになったことです。キャンプで出会ったコーチやスタッフが放つ指導に対する熱量に魅了され、新しくできたサッカー仲間や参加選手の保護者たちからたくさんの刺激をもらうことができました。バルサキャンプに参加して以降、息子は毎日欠かさず自主練に取り組むようになり、その後の成長にもつながったと思います。

今回のコラムを書くにあたり、息子にバルサキャンプを振り返ってもらいました。そして一言、「小さい頃のバルサキャンプでの経験が、今の僕のサッカーにつながっていると思います。絶対おすすめです!」。

今年の夏、皆さんはどのように過ごされますか? バルサキャンプの他にも、色々なキャンプが開催されているかと思いますので、この機会に気になるキャンプに参加してみるものオススメですよ。
それでは、また皆さんと情報を共有していきたいと思います。引き続きお付き合いください。

WRITER PROFILE

マツユミ
マツユミ

「みんなちがって、みんないい社会とは?」を日々考える社会科学系研究者。2人のボーイズ(12歳・9歳)を育てるサカママ。兄は、サッカー8年目。一方、弟は兄の影響でサッカーを始めるも、現在はアイスホッケーに夢中。スポーツ医の夫と愛犬の5人家族。