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ようこそカナリア軍団!超一流選手を見る大切さ【Monocular#6】

こんにちは、サカママの皆さんいかがお過ごしでしょうか? サカママライターのマツユミです。
気がつけば2022年も半分まできましたね…あっという間にクリスマスプレゼント用のサッカーボールやスパイクなどをネットで検索する時期がやってきそうです(笑)。

さて、日本代表の試合が続く6月は、サッカーキッズにとって日本や世界の超一流選手の姿をじっくりと見ることができる大切な1ヶ月になりそうです。先日も、息子と一緒にサッカー王国ブラジルを対戦相手に迎えた日本代表戦をテレビで観戦しました。ネイマール、ヴィニシウスそしてカゼミーロなど、サッカーキッズにとって憧れのカナリア軍団。テレビに映る国立競技場で観戦している子どもたちの表情は、本当にキラキラしています。ブラジル戦の解説者である都並敏史さんは「いいサッカー見たら、忘れられないよ」とコメントをしていましたが、全くその通りだと頷くばかりです。そこで、今回のコラムでは「プロ選手を見る大切さ」について綴りたいと思います。

 
以前日本で開催されたクラブワールドカップでも、超一流選手を見ることができました。ちなみに一枚目の写真は2016年の日本代表戦を観戦した際のもの。

サッカーIQ向上には「みて・まねる」が重要!

「まなぶ」の語源は、「まねる」(模倣)であることは広く知られています。何か新しいことを習得する際に、すでに習得している人の様子をよく見て、その動きを真似ることが近道だと言われる所以です。発達の基本的な考え方として、まねることが最も得意な時期は、乳幼児期です。それまでじーっと動かなかった赤ちゃんが、お友達と遊んだ後に急にずり這いができるようになったり、つかまり立ちができるようになったりと成長に変化が現れることが一例です。

赤ちゃんほどの吸収力はありませんが、ジュニア年代のサッカーキッズにとっても「みて・まねる」の繰り返しがサッカーIQを高めるために重要であることは言うまでもありません。特に、プロの世界で活躍している選手が繰り広げる華麗なドリブルや技のあるゴールシーンなど、あっと驚くプレーは子どもたちの脳や心に深く刻まれます。

意外とハードルが高いサッカー観戦…だからこそ、日本代表戦をチェックしよう!

しかし、残念なことに子ども達がプロサッカー選手の試合をスタジアムで直接観戦する機会は、非常に限られています。Jリーグの試合の多くは夜の時間帯であったり、チケット代金が一部を除いて高価だったり、そもそも住んでいる地域にプロチームがないなんてこともありますよね。

実際、Jリーグの調査を見てみると、サッカー観戦が大人の娯楽になっていることがわかります。コロナ前の2019年におこなわれた調査によると、Jリーグ試合観戦者の平均年齢はなんと42.8歳!18歳以下の観戦者は、全体のわずか5.8%しかいません(日本プロサッカーリーグ 2020)。18歳以下の観戦者割合が最も多いのは、サガン鳥栖(8.1%)、サンフレッチェ広島(7.7%)、一方で最も少ないのは、べガルタ仙台(3.2%)、ヴィッセル神戸(3.4%)でした(日本プロサッカーリーグ 2020)。
いずれにしても18歳以下の観戦者は、10%に達しておらず、子どもたちがプロ選手のプレーを直接的に見る機会は多くなさそうです。さらに、Jリーグのテレビ試合中継は減少傾向にあり、試合をライブで見るためには、年間契約が必要となるスポーツチャンネルに頼らざるを得ない状況です。スタジアムに足を運ぶのはもちろん、テレビでの観戦もハードルが上がっています。

 
京都サンガの試合を観戦した際の一枚。みなさんはJリーグ観戦されますか?

だからこそ、テレビ中継が設定されている日本代表戦は、サッカーキッズたちにとって国を代表する憧れの選手たちのプレーを見ることができる絶好のチャンスです。この機会は見逃したくないですね。ママたちも仕事や家事の手を休めて、お子さんと一緒にテレビの前でサッカー観戦してみませんか? その際は、大人が解説するのではなく、お子さんに解説をお願いしてみてください。また、試合を見ながら、お子さんたちに色々と質問をしてみてください。きっと得意げに色々と教えてくれると思います! 家のテレビで試合を観戦することを通して、親子のコミュニケーションをはかるだけでなく、親子で思いっきり声を出して応援するとストレス解消の効果も期待できますね!?

さて、サムライブルーの次回戦は、6月10日(金)ガーナ戦と6月14日(火)チリもしくはチェニジア戦です。どうぞお見逃しなく! 今年は、ワールドカップイヤーのため多くの試合がテレビ中継されそうですし、家でのテレビ観戦アイディアについて、また皆さんと情報を共有できればと思います。引き続きお付き合いください。


【参考資料】
日本プロサッカーリーグ『Jリーグ スタジアム観戦者調査2019サマリーレポート』(2020),公益社団法人 日本プロサッカーリーグ

WRITER PROFILE

マツユミ
マツユミ

「みんなちがって、みんないい」が口ぐせの社会科学系研究者。2人のボーイズ(11歳・8歳)を育てるサカママ。兄は、サッカー歴7年目。一方、弟は兄の影響でサッカーを始めるも、現在はアイスホッケーに夢中。息子たちのスポーツエージェントを自称する夫と愛犬の5人家族。