「JFA 第45回全日本U-12サッカー選手権大会」大会二日目のピックアッププレーヤーを紹介!
12月26日から29日に行われる「JFA 第45回全日本U-12サッカー選手権大会」。決勝トーナメント出場を目指し熱戦が繰り広げられた大会二日目。接戦を制し歓喜を上げるチームと、あと一歩が及ばず悔し涙を流すチーム。ジュニア年代最高峰の舞台では今年もさまざまなドラマが生まれました。現地取材を続けるサカママ編集部より、大会で活躍した選手をピックアップして紹介します!
岡本新大(FW/6年生)
菟道サッカースポーツ少年団(京都府代表)
僕が仕掛けてチームの勢いを出したい
「サッカーを始めたのは幼稚園の年長からで、ドリブルを特に磨いてきました。自主練は毎日欠かさずやってきて、ここ(全国大会)まで来れたことを嬉しく思っています。僕が攻撃を仕掛けてみんなの勢いが出ればいいと思ってプレーしています。
(ラウンド16の川崎フロンターレ戦を1ー0で勝利)キーパーのロングキックからいい形で自分のところにボールが来たので、『絶対に決める!』と思い切って行きました。結果、PKを獲得して決めることができて嬉しかったです。苦しい試合になることはわかっていましたが、一人ひとりが相手のマークを外さずに守りきれたと思います。憧れの選手は三笘薫選手で、ボールの持ち方をいつも参考にしています。将来はプロになって日本代表選手になりたいです!」
笹 銀志(FW/6年生)
ヴィッセル神戸U-12(兵庫県代表)
プロになっても10番を背負い、憧れられるような選手になりたい
「チームプレーを第一に意識して、そこに自分の得意な部分を活かせることができればと思ってプレーしました。ツーシャドーの一角として、右の井内亮太朗選手とは前のチームからずっと一緒にやってきたので、いいコンビネーションができていると思います。今大会でドリブルは上手くできたけど、最後のフィニッシュは課題が残りました。将来の夢はプロの有名クラブで10番を背負い、みんなに憧れられるような選手になりたいです」
軒原 陸(MF/6年生)
シーガル広島(広島県代表)
全国大会に向けて苦手な部分を練習してきました
「左サイドハーフをやっています。初めての全国大会で自分より上手い選手がいると思ってワクワクしていましが、実際に試合をして自分も通用するんだと自信を持ちました。ボールを運ぶときは相手の動きを常にみて、パスで展開するかそのままドリブルで推進するか意識してプレーしていました。
ドリブルが得意なんですが、止めて蹴るが苦手で、全国大会に向けて苦手な部分を集中して練習してきました。試合でもそれが活きていたと思います。チームとしては攻守の切り替えをもっと早く意識していかないと全国レベルでは勝てないと思いました。お母さんは送り迎えをしてくれて、お父さんは2年生でサッカーを始めてから毎日夜遅くまで練習につき合ってくれています。怒ると怖いけど(笑)、いつも感謝しています。ありがとうございます」
鈴木智也(MF/6年生)
ジェフユナイテッド市原・千葉U-12(千葉県代表)
「努力すればできる」というコーチの教えを信じてやってきた
「ボランチをやっています。去年先輩たちが決勝で負けたのをテレビで見てすごく悔しい気持ちになりました。だからこそ、一つひとつのプレーにこだわり、この仲間と一日でも多く試合ができるように頑張ろうという想いでやってきました。シャビ選手やイニエスタ選手のようにどんなに身体が小さくても広い視野でスルーパスを通せるような選手になりたいと思っています。僕も広く周りを見ることを意識して、ボールを受ける前に3~5回は周囲を見渡し、身体の向き考えて受けるようにしています。
試合にずっと出られないときコーチから『お前は努力すれば絶対にできる』と言われ、それを信じて頑張ってきたら、いつの間にかスタメンでチームに貢献できるようになりました。この言葉を信じて、今後もやっていきたいです。(両親へ)毎日サポートしてくれて感謝しています。両親のおかげでジェフでプレーさせてもらって、ここまでサッカーが上手くなれました。こんな親は世界に一人しかいないと思います。いつもありがとうございます」
早﨑雅哉(MF/6年生)
ドリームFC(大阪府代表)
得意なドリブルを全国大会でアピールしたい
「小学生最後の大会なので、チームメイトみんなのために僕は点をとって恩返しがしたいと思って来ました。僕はシュートが苦手で、お父さんの力を借りて練習をしてきました。ドリブルが得意と思っているので、全国でアピールしたいです。コーチたちは僕たちのことを思って厳しい指導をしてくれるので、僕たちもチームのために全力を尽くしたいと思います。親には毎日の送り迎えやサッカーのアドバイスをいつもしてもらって感謝しかないです」
倉橋幸暉(DF/6年生)
鹿島アントラーズジュニア(茨城県代表)
積極的にゴールを狙ってチームに貢献したい
「左サイドバックをやっていて、得意なプレーはオーバーラップからのシュートです。ディフェンスではプレッシャーをかけてボールを取りきることを意識してやっています。積極的にゴールを狙ってチームに貢献したいと思います。将来の夢はプロサッカー選手になることです。(両親へ)いつも遠いところまで送迎してくれて感謝しています」
宮内太陽(MF/6年生)
ソレッソ熊本U-12(熊本県代表)
年長からずっとお父さんが練習のサポートをしてくれた
「中盤からの飛び出し、ドリブルからスルーパスを通すのが長所と思っています。1勝1敗で迎えたグループリーグ(1次ラウンド)で、3戦目のYF NARATESOROに勝てば突破できると分かったので、チームみんなで頑張って3ー0で勝利できました。困難に打ち勝ち、すごくいい経験ができました。
幼稚園の年長からお父さんと自主練を毎日してきました。コーンを並べてドリブルを磨き、毎日ランニングをしてきました。お父さんはサッカー経験こそないですが、いろいろ研究してサポートをしてくれています。憧れの選手はドリブルが上手くてゴールできるロナウジーニョです。将来はバロンドールを取って世界一の選手になりたいです!」
荒木青葉(DF/6年生)
オオタフットボールクラブ(岡山県代表)
スピードを武器に1vs1では絶対に負けない
「スピードを武器にしているので、1vs1で負けないことと、最後まで粘り切ることを心がけています。守備で意識しているのは距離感です。チームとして結果はでなかったけど、大会を通して自分の成長を実感できました。中学ではベガルタ仙台ジュニアユースでプレーするので、この経験を活かしていきたいと思います。サッカーができるのはお父さん、お母さんのおかげです。感謝しています」
進藤大雅(FW/6年生)
清水エスパルスU-12清水(静岡県代表)
今大会の経験を中学になって活かしたい
「いろんな強いチームと戦えていい経験ができました。ボランチの選手からパスを受けて、ターンして得点を決めることを得意としています。一次ラウンドでのオオタフットボールクラブ戦では、守備位置が低いところにあってボールを受けた瞬間につめられてうまくターンできませんでした。今後は、自分の持ち味が活かせないときは仲間にボールを預けて、自分の得意な形でチャレンジできるようにしていきたいと思います。将来はプロサッカー選手になって日本代表のFWになりたいです!」
髙木瑛人(FW/6年生)
鹿島アントラーズジュニア(茨城県代表)
将来はJ1リーグの得点王に!
「前線でしっかりボールを収めることを意識して、空中戦に自信を持っています。全国大会なのでやっぱりレベルが高くて、1vs1では負けてしまうことも何度かありました。その中でも順調に得点を重ねることができているので、この経験を今後の糧にしていきたいと思っています。将来はプロになってJ1リーグで得点王になりたいです!お母さんはいつも美味しいご飯をつくってくれるので本当に感謝しています」
井内亮太朗(FW/6年生)
ヴィッセル神戸U-12(兵庫県代表)
全国大会を通してチームの絆を実感できました
「難しい試合が続いたけど、得点も取れたし個人的には満足できる動きができたと思っています。得意なプレーはドリブルからのスルーパス、チームでの役割としては自分がドリブルで運び、得点に関わることです。
将来の夢はプロで活躍して海外でプレーすることです。チームの絆を実感できたし、素晴らしい経験ができたと思います。楽しかったです。(両親に向け)毎日の送迎、食事、金銭面も含めて大変だと思うけど、感謝しています。全国大会で恩返しが少しはできたと思うのでよかったです」
川又春太(GK/6年生)
オオタフットボールクラブ(岡山県代表)
週一でキーパースクールに通い経験を積んできました
「大会を終えて、個人的にはアピールできたと思っています。チームは負けてしまったけど、最後まで自分の力を出せたので後悔はないです。ビルドアップは自分のストロングポイントなので、丁寧につなぐことを意識してプレーしていました。小学3年生からGKをやっています。週一でキーパースクールにも通っていてトレーニングを積んできました。声出しやキャッチングには自信があります。日本代表になって世界一のキーパーになりたいです。遅い時間まで毎日の送迎をしてくれている両親に感謝しています」
枝川航大(GK/6年生)
ソレッソ熊本U-12(熊本県代表)
次の展開を常に意識してカウンターにつなげたい
「サッカーを始める前はテニスをしていました。GKとして身体を強く・大きくするために、夕食を多めにとるようにして食事トレーニングをしています。身長を活かして制空権は絶対に奪われないようにして、正確なロングキックを心がけています。カウンターで攻撃につなげるために、キャンチングのあとは迷わないように、常に次の展開をイメージするようにしています。ゴール前でミスをしないように、足元の技術を磨いてきました。将来は世界で通用する選手になりです」
全日本U-12サッカー選手権大会出場チームがザムストのインソールを使ってみました!
いろいろな足の悩みを解決してくれると話題のザムストの高機能インソール。その効果に驚きの声が各地で上がっています。そこでジュニアサッカー最高峰の舞台である全日本U-12サッカー選手権大会の出場チームに、その効果を聞いてきました!
YF NARATESORO(奈良県代表)
杉野 航監督
今大会でも選手が良いパフォーマンスを発揮している
「機能性インソールを15選手ほどに試してもらいました。親御さんにとって子どもの足の悩みは切実なことですから、非常によい機会だったと思っています。このクラブで指導することになって9年目になりますが、年々(足の悩みが)増えてきている印象です。4年生くらいから保護者を通じてシーバー病などの相談を受けるケースがありますね。チームとしては練習強度をおさえたり、疲労が溜まらないように配慮しています。とはいえ綺麗になくなるものでもありませんから、我々スタッフにとっても悩ましい問題です。
ザムストのインソールを使用している選手が今大会でもよいパフォーマンスを発揮している上に、ケガの予防にもつながるのであれば、使用しない理由がないと思います。今後もパフォーマンス向上、ケガ予防の視点で注目してきたいと思います」
角谷宥樹(DF/6年生)
グリップ力があるので重心が安定する
「大会一カ月前から使用しています。サッカー専用のインソールを他にも使用してきましたが、ザムストのインソールはフィット感がすごく良くて、長時間プレーしても痛みを感じません。グリップ力があって重心が安定するので、よいパフォーマンスができています」
ツエーゲン金沢U-12(石川県代表)
伊藤将大監督
ケガをした後でなく、予防として考えていきたい
「シーバー病やオスグッドなど足の悩みを抱える選手もいますので、今回、機能性インソールをチームで試す機会をいただきありがたく思っています。選手たちの判断に任せていますが、よいパフォーマンスに繋げている選手も多いようです。ヒザやかかとに痛みがあれば、チームドクターに診てもらってアイシングやストレッチなどのケアをしてもらうのですが、それ以外のところで軽減できるものがあればありがたいと思っていました。『ケガをしたからインソールを変える』ではなく、選手にはその前の段階からの着用を意識して、ケガ予防に努めてほしいと思っています」
得永温太(FP/5年生)
プレー後の疲労感が少なくなった
「サッカー専用のインソールを初めて使ってみました。足にフィットするので踏み込みがブレなくなったと思います。実感としては特に土踏まずの部分がフィットしていると思います。プレーしたあとの足の疲労も、以前に比べて軽くなった気がします。今後も使っていきたいと思います」
ヴェルフェ矢板U-12(栃木県代表)
福田丞太郎監督
スポーツ障害の対策の一つとして注視していきたい
「小学生でインソールに意識が行く選手はまだ少なく、サッカー専用のインソールを試す機会をいただきありがとうございます。シーバー病でプレーができなかった子がインソールを変えたことで改善したという話を聞いていたので関心がありました。全国大会では素晴らしい天然芝のピッチでプレーできましたが、普段は人工芝や土の環境で練習するわけですから、その重要性を認識してくると思います。使用して2週間がたち、個々の反響は聞いていますが、中長期でみて、今後はチームとして取り入れていくか検討していきたいと思います」
生田目虎雅(FP/5年生)
ターンや切り返しのときに「おっ!」と思った
「2週間ほどザムストのインソールを使って練習してきました。履いてすぐ実感したのがターンや切り返しでのグリップ感です。とても動きやすくなったので、『おっ!』と感じました。土踏まずの部分にすごくフィットして、インソールが靴のなかでズレる感覚もなく、バランスがよくなったと思っています」