友人にもらった“熱”を、今度は自分が届けたい【サッカーを仕事にするということ】 | サカママ メインコンテンツに移動

友人にもらった“熱”を、今度は自分が届けたい【サッカーを仕事にするということ】

サッカービジネスの最前線で働く方々を紹介する本企画。2020年はコロナ禍による大会の中止やJリーグの中断により、サッカーを仕事にする方々にとっても苦難の年となった。今回の特集では現在の仕事に辿り着いた道程や仕事内容だけでなく、withコロナにおける各々の取り組みについてもお話を伺った。

 
 

平野幸希さん
カマタマーレ讃岐 チケット担当

Q1 サッカーとの出会いは?

友人に誘われた試合観戦から
僕は高校時代はラグビー部に所属していました。でも友人が誘ってくれたサッカーの試合観戦でものすごい衝撃を受けたんです。観客の熱、スタジアムの雰囲気に圧倒され、「サッカーの仕事に携わりたい!」と思うようになりました。そこでサッカー経験のない僕がどうすればいいのかを考えたんです。それからスタジアムに行くときは、裏方の運営の方の動きも注目するようになり、どんなスタッフがいて、どんな仕事内容があって、どうやって試合が行われるかを考えるようになりました。

Q2 なぜサッカーに魅了された?

圧倒的な熱量と壮大なスケール感
友人の誘いをきっかけに、今度はブラジルW杯の最終予選での日本代表戦の試合と選手のドキュメンタリーを見て衝撃を受けました。その他にも本やネットでサッカーに関するあらゆる情報を調べ、そのスケール感、人を魅了する熱量に触れ、この感動をもっと多くの人に伝えたいと思うようになりました。

Q3 就職については?

サッカーを仕事にする夢を諦められなかった
高校卒業後は大学に進学したのですが、やはり「Jリーグクラブで働きたい」という想いが強く、サッカーを専門に学ぶ必要があると思いました。このまま大学を卒業して一般企業に就職しても、後々後悔することは分かっていました。そこでいろんな専門学校を探した結果、就職実績のある東京スポーツ・レクリエーション専門学校(TSR)に進学することを決めました。

Q4 専門学校で学んだこと

実習で知った現実とやりがい
TSRでは色々な経験しましたが、その中で大きかったのは1年ほど関わったJリーグクラブでの実習でした。華やかな世界を想像していましたが、地味な作業もたくさん経験しましたね。一番大変だったのは、夏場の倉庫でトップチームの選手が過去に使用していたユニフォームの仕分け作業でした。暑いし種類も多く混乱しましたが、こういった作業が結果的にはお客さん、選手に喜んでもらえるんだと思ってやってましたね。あと、尊敬できる人に出会えたことも僕の財産になっています。その方はクラブの中でも多くの人に信頼されていて、今でも僕の理想像となっています。

Q5 現職への経緯は?

講師の方の知人を通じて讃岐へ
実習を通して「サッカーを知らない人に興味を持ってもらいたい」、「僕が感じた熱を伝えたい」という想いは、より強いものになっていきました。そんな時にTSRの講師の方を通じて、カマタマーレ讃岐のスタッフの方をご紹介いただき、縁があって採用していただくことになりました。あのまま大学を卒業して一般企業に就職していたら、今の道はなかったと思います。その意味ではTSRでの経験は僕の人生の分岐点だったと思っています。

Q6 現在の業務内容は?

チケット担当として奮闘
チケットを担当しています。主な業務内容は3つあって、まずはチケットの販売管理。2つ目は試合で使われたチケットの枚数確認です。3つ目は来場者の分析を行い、4つ目は分析結果からの集客の施策の検討です。今年はコロナ禍により、サポーターの方たちに安全に観戦していただくにはどうしたらいいかの意見を議論するケースが多いです。また、入場制限はもちろん、イベントも実施できない状況下、新規のファンにリーチするための施策を日々、フロントスタッフと共に取り組んでいます。

Q7 今後のビジョンは?

クラブへの貢献が競技の認知拡大に
スタジアムに足を運んでくださったお客様が「幸せ」を感じることができるか、日々スタッフと協力して考えています。もともとサッカーの魅力を1人でも多くの方に伝える目的でこの業界に入ってきたので、今はJリーグのフロントスタッフとして、カマタマーレ讃岐に関わる全ての方を幸せにできるような仕事をしたいと思っています。その結果、クラブへの貢献が、サッカー全体の認知拡大につながると思って頑張っています。

Q8 高校生に伝えたいこと

その“熱”は必ず届くと信じて
目標を持つことです。こういう選手になりたい、こういう仕事に就きたいというのを意識しましょう。そして熱量を持って取り組むことで、夢を叶えることができると思います。また、高校生にはご両親や監督、コーチなど、支えてくれる人がいるからサッカーができているということを忘れずにいてほしいですね。

思い出の1ページ

ホームタウン活動からのつながり

 

チケット担当になる前は、ホームタウン活動の挨拶運動に参加していました。そこで、「今度観に行くね」と言っていた子ども達が、本当に試合日に「観に来たよ」と言って来てくれたことは嬉しかったですね。チケット担当になった今でも、その時からのつながりができたサポーターの方から名前を呼んで、話しかけてくれることはとても幸せに感じています。

 
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