サッカーノート120%活用法
こんにちは、サカママ6年目&マザーズコーチングスクール(MCS)認定マザーズティーチャーのNanaです。
突然ですが、みなさんのお子さんは、「サッカーノート」を使われていますか?「サッカーノート」とは、一言でいうと、サッカー上達のための目標を書いたり、試合を振り返ったり、気づいたことを書くのに使うノートのことです。
(サッカーノートについて詳しくは、こちらの記事も参考になります!)
さて今日は、マザーズティーチャーとしての視点で、サカママ的サッカーノート120%活用法について一緒に考えてみたいと思います!
我が家の小1娘も「サッカーノート」を最近書き始めるようになりました。試合中のこと、練習中のこと、何でも書いて、それに対してコーチがコメントしてくれる仕組みです。
サッカーノートの中身をママに見せてくれるお子さんでしたら、こんな活用法はいががでしょうか?
1/まず、子どもの視点を知る
サッカーノートにはどんなことが書いてあるでしょうか?
こんな風に思ってたんだ!こんな気持ちで試合に出ていたんだ、というのを普段の様子とは別の角度でみることができるかもしれません。
また、「リフティング〇回できるようになる」など、目標が書いてあれば共有することもできますね。
2/言葉の裏を考えてみる
次に、それを書いた背景・気持ちを想像してみませんか。
ーここに書いた目標が達成できたら、どんな気分になれるだろうか?
ー本当にそう思って書いているのかな?
ーコーチにこう思ってほしいからこう書いてるのかな?
色々と想像できると、「今日も試合がんばってね!」以外の応援の言葉が見つかるかもしれません。(あくまでも「想像」です!)
学年が上がるにつれて、サッカーノートからお子さんの思考のクセを知るヒントも見えてくるかもしれませんね。
3/会話のきっかけにする
最近は、地域によっては試合は保護者の応援もできず、無観客試合になるケースもあると耳にしています。
「今日どうだった?」と聞いても、疲れていたり、ほかのことに夢中で、返事がないことも…。サッカーノートを通して、練習や試合中のことを知り、さらにお子さんを認めるきっかけにできるかもしれません。
4/学年別サッカーノート活用例
ほんの一例ですが、学年別に紹介してみます。
●小学校低学年Aさん
1年生の書き始めのノートは…
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よかったことは、1しあいめでかったことです。
だめだったことは、2しあいめでまけたことです。
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という内容の繰り返し…。最初は、勝ち負けも大事だよね!と共感してくれていたコーチも、次はもう少しこんなこと書いてみようか?とアドバイスしてくれたところです。
●小学校高学年Bくん
書くことが嫌いではないけれど、「めんどくさい」と感じているらしいBくん。サッカーノートは奥にしまわれたまま…。ノートには記録されていませんが、学校の座右の銘を発表する機会では、コーチからもらった言葉を堂々と発表していました。(活用例ではないですね(笑)、ノートが絶対必要!ではないかも、という例として紹介してみました。)
●中学生Cくん
AさんとBくんは我が家の話ですが、これは、中学生サカママから聞いたお話です。
ママがサッカーノートに書かれたことについて話すときは、基本子どもの心の状態が良い時にするように気をつけているそうです。長年書き続けることで、文章力アップにもつながっているんだとか。
続けることで思わぬ効果も得られるようです。
5/サッカーノートに影響されて
余談ではありますが…。
サッカーノートに感化されて、私も「母と小1娘の交換日記」を始めてみました。あまり書くことに慣れていない1年生、なかなか文章が書けず、
「がっこうでたのしかったこと、3つおしえてね。」
と書いたら、
「3つはむずかしいから、2つでゆるして。」
なんて返事も書きながらも楽しそうです。
6/まとめ
この交換日記も、コーチとのサッカーノートも、数年後に見返したら成長を感じることができそうです。反抗期に読み返して、ニヤニヤしたいなぁと思います。(笑)
周りのお子さんの話を聞くと、特に書くことが苦手なお子さんにとっては「サッカーノートは上達に絶対必要なもの」ではないのかもしれませんが、お子さんを応援する手段の一つとして、チームでその制度がなくても、ママと子どもで始めてみてもいいかもしれませんね。
\サッカーノートを見ながら、お子さんと、次はどんなことを話してみたいですか?/
サッカーノートでも、交換日記でも、そのほかのことでも、何かコミュニケーションの手段を増やしたら、さらにサッカーを楽しめ、子育てのワクワクも増えるかもしれません。
いつもお読みいただきありがとうございます。早いもので、2020年最後の投稿となりました。また、来年も引き続き担当させていただきます。
次はどんなことを書けるかな?と、いまからネタを探しておきます!