子どものしてほしい応援、親のしたい応援
子どもに寄り添って応援しサポートしたい!という気持ちは
わたし同様、多くのサカママが思っていることだと思います。
こんにちは!
マザーズコーチングスクールの桐原圭子です。
今日は「寄り添う応援」をテーマに
サカママのみなさんと一緒に考えていきたいなと思うのですが
早速ですが、あなたは
いま子どもが頑張っていること、
頑張りたいと思っていることを
どれくらい知っていますか?
毎日たくさん子どもと接しているからとか、
サッカーや学校でやってることをいっぱい話してくれているから
それがイコール=知っているではないかもしれません。
私を含め、子どもが本当に頑張りたいと思っていること、
いま頑張っていることを意外とよく知らない親は実は多いのかなと思います。
子どものことをよく知らないといえば、
つい最近の我が家の出来事なのですが、
大学生の長男が、今ある目標に向けてチャレンジをしていて、
私自身は応援をしているつもりだったのですが、
自分でも知らず知らずのうちに、
日常の関わり方が期待を込めた応援のコミュニケーションになっていたようで、
最近ついには長男に、「そんなことはイチイチ言わなくてもわかってるからあれこれ言わんといて!最終の目標はそうやけど、いま頑張ってることはそこじゃないから!」とダメ出しされてしまいました。
目標に向かって頑張っている、
それ一つとっても、その目標に向かっている
途中途中でいま取り組んで頑張っていることがあります。
また応援は、相手が「自分の成長に向けて力になるもの」と受け取った時にはじめて成立するものなのに
私が思う長男が頑張っていることと、
彼が今頑張ってることには微妙な違いがあり
無意識のうちに、自分の期待を押し付けていた応援だったなとハッと気付かされ反省しました。
それと同時に、
彼は私に、どんな関わり方や応援をして欲しかったのかなとも考えました。
その出来事から
私自身が過去嬉しかった「応援」を振り返って考えてみると
・見守っていてくれていた
・その時の気持ちを聞いてくれた、わかってくれた
・信じてくれた
・待っていてくれた
というようなエピソードが思い出され、
応援とは、日常の関わりの中でどれだけ自分と同じ気持ちや同じ目線で、
見て、考えてくれている事柄に対して相手が感じるものかもしれないと考えました。
子どものことを知るというのは、
私の失敗からもわかるように、
今子どもが目指していることについて、
どんな気持ちでどんなことをどんな風に頑張っているのか
それをどれだけ興味を持って関わり、
同じような目線で知ろうとしているかということではないかと思ったのです。
子どもが今、
どんなことを目標として頑張っているのか?
そのためにいまどんなことに取り組んで成長していきたいと思っているのか?
そして仮説としてそれを考えたとしても
「応援する」には、
本当は、子ども本人が思う、何をどんな風に応援して欲しいのか?を知ろうとしなければ
応援しようにもできないものじゃないかと思いました。
子どもが頑張ってることを知るためにどんなことが大切なのでしょうか?
私がこれを考えるに際して大切にしようとしたことは、
『子ども本人になったつもりでまずは考えてみる』でした。
同じ気持ちを感じるには、同じ方向を向いて関わること。
その上で考えたことは
・親がやってほしい目標ではなく、子どもがいま目指してる目標はなんだろうと子どもの目線で考えてみる
・子どもがどんな風に応援して欲しいと思ってそうかを想像してみる
・自分自身は子どもに対してどんな応援や関わり方がしたいのか考えてみる
直接会話をして知ることもできるけど
まずはどんなふうに思ってるのかな?
感じてるのかな?と
考え想像するだけでも関わり方が変わりそうですね^ ^
自分が、子どもにどうなって欲しいからというような応援ではなく
子どもがどうなりたいかを知ろうと努め
その目標をどんな風に関わって応援していきたいか、
どんな関係になっていきたいかを考えると
子どもへの応援の距離感や
見守り方
信じる気持ちにも変化が起きそうです。
今年ももうあと2ヶ月少し。
私の応援もまだまだ続きます^^
皆さんも
皆さん自身のどんな関わり方が
今子どもにとっての最大の「寄り添う応援」になりそうか、
一度考えてみてはいかがでしょうか?