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【サッカー母ちゃん観戦記】熱中症対策は念入りに!

酷暑続きの8月。
長梅雨だった7月から一転して命に関わる危険な暑さと表現される炎天下の元でも夏休み期間中は、選手は勿論、母ちゃんマネージャーの皆様も休みなしで対応されている事でしょう。
予報では37度。車中の温度計は40度。気温が上昇し不要不急な外出は避けてと報道があっても、なかなかサッカーは中止にはなりません。

芝からの照り返しもあり、顔面も皮が剥けるほど丸焦げに。腕や足にはユニフォーム、ソックス焼けがくっきりと。芝に足をつけるだけで足の裏が熱い…!
そんな環境の中だと心配なのが、熱中症、熱射病。頭痛や倦怠感があっても、子どもたちからすると打ち明けるタイミングが分からない…なんてことも多いかと思います。
走り足りない、スタミナ・体力不足と思われ、次にチャンスが回ってこないかもしれない…といった不安があるのかもしれないですね。
それでも、何かがあってからでは遅いのです。チャレンジすることも大切ですが、自らの体調をしっかりコントロールできることも大切な要素。周りの大人が気づいてあげるのはもちろんですが、自分でも無理そうなときはしっかりストップできるようになることが大切かと思います。

ポカリスエットさんから教わった熱中症対策

 
昨年8月に行われたサカママフェスタでのトークショー

猛暑だと食欲も減退しますし、朝からのトレーニングで朝食を食べなかったということもあるかと思います。
他にも、昼ご飯を逃し、試合後練習後に食べようとしていたおにぎりが痛んでしまっていた…なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。
効果的に栄養もスタミナ補給できる様な対策を考えなくてはなりません。

サカママフェスタにMCとして参加させていただいた際に、熱中症対策についてポカリスエットさんから教えていただく機会があったので、そちらで教わったことを共有したいと思います。

水分補給が大切!というのは皆さんご存知の通りでしょうから、子どもたちには積極的に水分を取るよう言っているかと思います。でも、水やお茶などの水分を持たせても、すぐに汗で出てしまい、体内は水分不足になってしまうそうです。
そこで、ブドウ糖が入っているドリンクや、ナトリウムと糖質が大事になるそうです。経口補水液や、スポーツ飲料、ゼリー飲料がおすすめとのこと。あわせて、塩分キャンディー、プチトマトなどもとるといいそうです。

私の周りのサカママさんの間では、ポカリスエット アイススラリーも人気です。
暑熱環境下の活動をサポートするため”深部体温”、人間の内臓の温度に注目し、ポカリスエットを「凍ったまま飲める」物性に変え、身体を内側から冷やすという製品とのことで、トークショーでお話を伺ってからは、意識して購入する様になりました。

子どもだけでなく、親もしっかり対策を!

サッカーにおいてはプレーヤーはもちろん、見守るお母さん、お父さんにとっても水分補給は大事です。
ずっと椅子に座ったり、立ったまま観戦していると足が張ってきたり、クラクラしてしまうことも。送迎の際に親御さんが倒れてしまっては大変です。私の周りでは、日陰や木陰、ゴルフ用の日傘、保冷剤、クーラーボックス、扇風機などを活用している方もいます。子どもを見守る私たち親も、暑さ対策を欠かさないようにしないといけませんね。

今年は9月、10月まで高温が続くという異常気象の予報もありました。
コロナによって8月の遠征も中止になり、自宅から片道1時間半の行き来を余儀なくされることも。朝が早く、帰宅も遅くなるので睡眠不足になってしまうことも。
付き添う親御さんも、命がけの夏。無事に夏の連戦を乗り越えられるように、親子で熱中症について話し合う機会を作ってみてはいかがでしょうか。

WRITER PROFILE

細田 阿也
細田 阿也
フリーアナウンサー。サッカー王国・静岡で生まれ育った兄弟(13歳、6歳)のサカママ。 小学生の時に体験したJ開幕からサッカーに魅了され、大学時代には夢だったTBSサッカーJリーグ中継ピッチリポーターとして日本代表、Jクラブを取材。 現在はフリーアナウンサーとしてイベントMCなど幅広く活躍。「サカママフェスタ」でもMCを務めており、選手とサカママ、サポーターとの仲介役として寄り添う姿が魅力。 中学年代、サッカーキッズの葛藤や挑戦、見守るサカママの想いなどを記していきます。
http://whatis.tokyo