【問題を重症化しない関わり方】
こんにちは。
今回2回目の投稿となります。
サカママ歴8年目&マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャーの寺園です。
ようやくコロナ自粛も解除され、今月からまたサッカーどっぷり生活が始まりましたね。
前回は長男について書かせて頂きましたが、
今回は2歳からサッカーを学んでいる
次男について書きたいと思います。
次男は今年度5年生になり、カテゴリーもU12に上がりました。
それと同時に
コロナで緊急事態宣言がでて、約1ヶ月対外試合ができなくなり、ただ練習しかできない間、
落ちたのはスキル。運動量。
それだけではありませんでした。
サッカーに対する情熱。モチベーション。
これが我が子に限って
下がるとはおもってもいなかった。。
一週間のうちの、
月・水・金の平日2時間
土・日は終日
サッカーをするルーティンが
コロナによって、週1~2の90分、
週末の3時間に変更に。
週末はほとんどTRMを組んでもらってたから、
「今日は勝つぞ!」など意気込んでいたのに
自粛明けるころは
「明日、雨だったら試合なくなればいいのに」
と発言が変わってきた。
しかも、カテゴリーが上がり指導者も変わって、求められることも多くなれば、
心も身体も全然追いついていけない。
大変なことに、我が子だけではなく、チーム全体的に同じようなモチベーション。
保護者同士での会話も
「なんか子ども達、サッカー楽しく無さそうだよね」、、と。
子どもと会話しても、
なにかしら色んなせいにしてる言動ばかり。
さて、では、この状況を親としてどう関わればいいのか、、考えました。
モチベーションが下がった子どもに対しての親の関わり方とは
まずは
- 子ども以上に大人がその状況を問題視して、騒ぎ立てないこと
- 我が子の成長を見守りとことん信じて
応援すること
シンプルにこれでいこう!と思いました。
1.は、コロナのせいにしている、指導者のせいにしている、仲間のせいにしている、自分の身体が動かない、などなど、いま直面している問題に、大人がさらに問題の中に入ってしまって、
「やる気がないならサッカー辞めさせるよ」
「なんでできないの」
「○○くんはできているのに、、、」
「○○先生の教え方、どうなんだろうね、」
「ほんとコロナさえなければね。。。」
などなど、
上記のような声掛けはついつい言ってしまいがちになりますが、
これらの声掛けは時に子ども達に間違った大きな影響を与えてしまいがちです。
ただでさえ、情熱やモチベーションが下がっている子どもに対して、さらに下げてしまう可能性があります。
私は、なるべくその問題がさらに重症化した問題にならないように、もっと違う視点から子どもに伝える必要があると思いました。
誰かや、なにかのせいにしているようでは、
その子が乗り越えられる力をつけることはできません。
辞めさせたり、一時的に「こうしなさい」といっても、また新しい問題がでてきたときに 、
同じことを繰り返して前に進めなくなるかもしれません。
ましてや、大人の何気ない否定的な発言が、子どもも、そうだ!と思い込んでしまうこともかんがえられます。
大切なのはいま、何がこの子に必要なのか?
を探してみることだと思いました。
そうすることで、2,のように自然と
「あなたならできるよ!」
「いまここまでできてるから、まずは次のここまでやってみようよ」
「失敗しても、諦めなければきっとやれるよ!」
「それはきっと、期待してくれてるからだよ」
「一人じゃないよ」「仲間がいるよ」
「自分が思うこと正直にいっていいよ」
などと、応援する関わりが、
なによりも子ども達のモチベーションや情熱をあげるポイントになるのではないかと思いました。
期待しているだけに、
お金や時間も子どもに費やしてるだけに
つい、叱咤激励で大人の考えを強く押し付けてしまいそうになりそうなところを、
まずは親が信じて応援してくれている。
という安心感のある関わりが
子ども自身が、自分に期待できるようになると
自己肯定感が上がる。
問題を問題として捉えることを少なくし、
チャレンジする気持ちに変換できるようになる
と信じて
そのような関わり方を極力努めております。
そんなこんなで、
次男のモチベーションも元に戻り、
ねぇねぇ、いまサッカーの目標は?ときくと
「いまね、パスを正確に出すこと!
あと、慌てないこと
それと、判断を早くすること!」
5秒で答えてくれました。
目標が瞬時にでてくること。
親も一緒にその方向に向かっていける。
よし!大丈夫そうだ!
一学期の大きな大会は無くなっちゃったけど、
1つ1つの練習試合でも大切に、
自分の出した課題に挑戦してくれるといいな。
私も応援するのも、送り迎えも、お弁当作るのもヘトヘトだけど、子どものためにがんばろう!