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小6の決断

サカママ読者の皆様



マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャーの寺園 静代と申します。



鹿児島市で、サッカー歴8年の来月から中学生になる長男と、

同じくサッカー歴8年の4月から5年生になる次男と、

一週間のスケジュールは5日間がサッカー、あとは学校と、仕事と、両立に頑張る、皆様と同じサカママであります。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、コロナ問題で、6年生をもつ私としては、小学生生活最後がこんなことになるなんて思いもよりませんでした。



どちらかというともう色々な事が最後だと、しんみりだけど、なんとなく憧れもありワクワク、

いろんな感動を味わうんだろうなと、楽しみにしていた時期でした。



なのに、いきなりの休校宣言。

え?もう終わり?

最後??



なんと、あっけらかんと終わってしまった事でしょう。。



きっと同じ思いのママ達も多いことでしょう。



色々賛否両論あるかと思いますが、



なんとか卒業式だけは送って頂けたので、みんな無事に卒業できてなによりだと切り替えております。

6年生のお子様と保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます🌸

進路決定どうやって決めましたか?

今年度を振り返ると6年生あるあるだと思いますが、

ママ達と中等部へのサッカーの進路についてものすごく話した一年でした。





部活?orどこのクラブチーム?



息子が所属しているチームは少年団ではなく、クラブチームです。



チームメイトのほとんどが、中学生でもサッカーの上達を目指す子達が多く、

どこかしらのクラブのセレクションを受けて、どこのチームに進むか、みなさん親子ですごく悩んでおりました。

 

我が家の息子はというと、、



4年生の半成人式でも、チームメイトが将来の夢は「サッカー選手」と宣言しているのに対して、

本人だけが「大工」と言っていたり



6年生の進路でも、どれだけみんながクラブ先を迷っていても

サッカーが出来ればどこでもいいと、「部活」を早々選んでいたり。。。 



というのは、ずっと前から行きたい高校がありまして、

そこへのビジョンがあるので、過程も明確になっているようです。





始め、私もそんな明確なビジョンがあって、自分の意思があって、流されない、

本人の覚悟がすごく頼もしくて、誇らしかったのですが、



周りのみんなの進路先がどしどし決まっていくと同時に、

長男のサッカースキルがなんだか急に高まり、

 

あれ?最近すごくサッカー成長したね!伸び盛りだね!



と親バカもさりながら、周りの大人の評価もあがり



「部活、もったいなくない?」



と。





さすがの私も、思いました。





もっとサッカーで活躍する彼の姿がみたい!



そう思い、

「クラブには興味ないの?セレクションでも受けてみたら?なにも部活でなくてもいいかもよ?チャレンジしてみたら?」



となんどか誘ってみました。





その答えにも

「オレはプロになるつもりもないし、それよりも受験に合格する方法を選びたい」



と言われ、言い返せないどころか、納得でした。

 

マザーズティーチャーである私の親としての関わり方

私はマザーズコーチングを学んで、

子ども達には、なるべく子ども達の意思を尊重する関わりをしてきました。



コーチングとは、答えを決めるのは本人であり、親としての関わりは、その子のもつ考えや能力を引き出してあげることです。



そうすることで、自発的行動や自己肯定感があがり、失敗も経験値として重ねながら、チャレンジして、成長していけると思ってるからです。





その結果、

人に流されない

自分で客観的に物事を捉える力

ほどよい人との距離感

友達とケンカしている様子をみたことがない

(気づいてないだけ?笑 弟には別。)

悩むより、直感を信じる





そう過ごしてきているように感じます。



母として、情報提供はあれこれ伝えますが、最終は本人が決めることです。



「後悔だけはしないようにゆっくり考えてね」

「答えはひとつじゃないよ」

「失敗しても、やり直せる」

「あなたが決めたことなら、応援するよ」



そういう見守る立ち位置でありたいなと思います。



とはいえ、この期に及んで、いまあるコーチと、仲良しメイトにすごく誘われていて、揺れてるみたい。



人情はあるようです。



さぁ、彼がどう答えを出すか、もうすこし見守りたいと思います。

WRITER PROFILE

寺園静代
寺園静代

マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャー

幼稚園からサッカーを学ぶ中学校3年生と中学校1年生のサカママ。コツコツ努力家の長男と、運動神経が良く器用な次男。タイプの違う二人の能力を引き伸ばしてあげるために、コーチング的こどもとの関わりを活かして奮闘中。将来社会において求められる能力No.1は『コミュニケーション力』と言われる中で、チームプレーであるサッカーにおけるコミュニケーションの大切さを伝えます。