【食+アスリートとして花咲くためにとっても大事なこと】
先月、船橋市教育委員会主催の「学校給食展」で成長期のアスリートの栄養について講演をさせていただきました。
300名以上の皆様にお越しいただき、ジュニアアスリートの食育の大切さをお伝え出来たことに感謝です。
毎回アスリートフード講座の時にお話させていただいている、とっても素敵なストーリーをその時も最後に披露させていただきました。
『アスリートとしてヒマワリのように花開くには。
生まれ持った才能だけでは、その子は開花しません。
その花を支える「土」が一番大切。
この「土」は栄養と休養に当たると私は思うのです(自己管理能力とも言えますかね)。
では、栄養と休養が十分で自己管理できているなら、それで立派なアスリートなのか?
もちろんそんなことは、ありません。
例えば、厳しいトレーニング。
これを突破できなければ、人より上に行くのは、まず難しい。
この「トレーニング」は、例えるとすれば「水」になるでしょうか。
そしてもう一つの絵、太陽。
いつも一歩上から俯瞰して選手を見守り、時には暖かく、時には厳しく照り付ける…理解あふれる保護者や指導者。
「土」「水」「太陽」
この中の、どの要素が欠けても立派なアスリートには育ちません。
そして。
土と言うのは、間違いなく漢字ですが。
数学の記号に二つに分けられるの、わかりますか?
プラスとマイナスですよね。
プラスがよいこと、マイナスが悪いこと。
どうしても選手も保護者も指導者も。
プラスの輝かしい要素だけ、ほしくなりがちですが。
このマイナスの部分がなければ、プラスは大きくなればなるほど、いずれ倒れてしまいます。
つまり、試合に出してもらえなかったり、ケガや故障を経験したり、コーチや親との衝突があったり。
こんな厳しい困難を経験してきた選手こそ、大きく花開いていくのだと信じています。
決して順風満帆にはいきません』
子供は未来の日本の宝です。
ぜひ、食育外の分野でも私たち大人が。
時には厳しく、時には悪いところをスルーして見守りながら育てていくのが、本来の子育ての形なんだとなーと。
このような大切なことを再認識できたこの講演と、母にとっては全く未知の世界を見せてくれた息子のサッカーに改めて感謝の気持ちが沸き上がりました。
私のつたないお話を最後まで聴いて下さったみなさま、本当にありがとうございました。
これからも、少しでもアスリートを支える方々のお役に立てるよう、頑張ります!