JICAボランティア(青年海外協力隊)のサッカー隊員が感じた南米ボリビア ユース事情~第6回~ | サカママ メインコンテンツに移動

JICAボランティア(青年海外協力隊)のサッカー隊員が感じた南米ボリビア ユース事情~第6回~

サカママ読者のみなさま、こんにちは!
第6回となる今回は、ボリビアのサッカースタイルの傾向についてお届けしていきます。

ボリビアのサッカースタイルは「堅守速攻」?

まず感じたのが、ボリビア人の国民性。負けず嫌いで大人も子どもも目先の勝利最優先。でも、何をやるにしてもギリギリでやっと動く、ギリギリで頑張る傾向があるような印象を受けました。
そのため、サッカーにおいては…

  • 自分のゴール前と相手のゴール前しか頑張らない(ある意味堅守速攻型)
  • ズルい
  • さぼる

それが国内のプロ1部リーグでも…という感じでした。

だから、代表チームもなかなか結果が出ない。(1994年のアメリカ大会以降、W杯になかなか出れていない状況)(南米10ヵ国中、最下位になることも多い)

でも、ポジティブに考えたら、ひたむきに守る・メチャクチャ点を取る意識だけ高いとも言えます。その結果が、2018ロシアW杯の南米予選のホームゲーム。

ボリビア 1-0 チリ
ボリビア 1-0 ブラジル
ボリビア 2-0 アルゼンチン

南米ボリビア ユース事情
アルゼンチン戦の様子。

現在のボリビアサッカーの集大成が顕著に現れた試合だったと思います。
※もちろん、標高4000m近くのスタジアムで実施されたホームゲームということで、相手チームの体調不良やコンディション不良もあるかと思いますが…。涙

南米ボリビア ユース事情

育成年代のサッカーにおいても、やはりテレビや実際に観戦しているリーグ戦が上記のような感じのため、堅守速攻といいますか…自分のゴール前と相手のゴール前しか頑張らない様子が多々見受けられました。また、普段のトレーニングでは、フィジカル・アジリティ系のトレーニング・ゲームが多いため、グループ戦術・チーム戦術の指導をしているチームはあまりありませんでした。

ただ、私が2年間いたスクレ市ではブラジル人やアルゼンチン人、コロンビア人のサッカー指導者もおり、彼らはそれぞれの国で学んだ指導をしていました。

南米ボリビア ユース事情

育成年代での指導内容が、長い時間をかけてその国の代表チームのサッカーに繋がっていると感じた2年間でもありましたね。

南米ボリビア ユース事情

さて、次回はボリビアのサッカースクールの費用についてお伝えしたいと思います。お楽しみに!