サッカージュニアのマストアイテムの選び方~サッカーリュック編~
サッカーをするうえでのマストアイテムではないにせよ、多くのサッカージュニアが持っているサッカーリュック。これから購入するとしたら、どんなものを選べばよいのでしょうか。一般的なリュックとの違いも解説します。
サッカーリュックとは?
ジュニア世代の子どもがサッカーの練習や試合時に荷物を運ぶために使うのは、現在はリュックが主流となっています。肩がけタイプのエナメルバッグを持つ子どもが多いイメージがあるかもしれませんが、低学年には大きかったり、安全面で心配だったりというサカママの声も。チームによってはリュックを指定されるところもあるようです。
サッカーリュックの特徴としては、
- ボールを入れるための専用スペースがある
- スパイクなどシューズを入れるための専用スペースがある
- リュックの中で水筒を固定するパーツが付いている
- 濡れたユニフォームなどを入れられるよう撥水加工になっている
など、まさにサッカーをする子どもが使うに適した機能が満載です。
※すべてのサッカーリュックに上記機能が備わっているとは限りません。
なお、サッカーリュックに限らず、リュックは「バックパック」や「デイパック」という名称で販売しているメーカーもあります。
ボールやシューズの専用パーツがある理由
サッカーリュックが一般的なリュックと大きく違うのは、ボールやシューズを入れるスペースがあるものが多いという点です。この2つは、直接地面に接触するため汚れやすいアイテム。それらを他の荷物と同じスペースに収納すると、他のものにも土などの汚れが付いてしまいます。それを避けるため、専用スペースが設けられています。
また、ボールもシューズも小さくたたむことはできません。専用エリアに収納することで、他の荷物を入れるスペースを確保できるというメリットもあります。
普通のリュックではダメ?
「サッカーを始めたばかりだし、長続きするかわからない。だったら今ある手持ちのリュックを使うでもいいかな」と思うサカママは多いはず。トレーニングシューズやボールに比べると、サッカーをするうえでのマスト度合は低いアイテムですから、リュックに関してはもちろんそれでもOKです。チームメイトや上の学年の子どもたちが使っているリュックを参考に、いずれ買うことを考慮してゆっくり選びましょう。
とはいえ、サッカーリュックを持つメリットはたくさん。とくに試合時などは荷物が多くなりがちなので、手持ちの小さなリュックでは入りきらないことも想定できます。サッカーリュックが大きめなのは、それ相応の荷物量があるから。水筒やボールなども運ぶことを考えると、サッカーリュックを用意することも視野に入れても良いかもしれません。
サッカーリュックの選び方
サッカーリュックを初めて買う際は、まずはスポーツショップなどに出向き、実物を見てみたり、できれば背負ってみたりしてみることをおすすめします。低学年には大きすぎると感じるかもしれませんが、数年間は使うもの。大きすぎない程度であれば大丈夫です。
サッカーリュックの形やデザインは様々です。サッカーをするための大切なアイテムを入れるリュックだからこそ、お気に入りのものを選ばせてあげましょう。練習を頑張るモチベーションにつながります。
取材・文/小林博子