「大学でサッカーを続ける」ということ。vol.8
U-21日本代表で躍動!“東京五輪の星”からの言霊。
「大学サッカーで得たもの」
2020年、いよいよ開催まで2年を切った東京オリンピックでの活躍が大いに期待されるU-21日本代表。アジア大会で銀メダル獲得に貢献した大学生プレーヤーたちが、キミたちに送る先輩としてのメッセージ。
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三笘 薫
(MF/筑波大学3年)1997年5月20日、川崎フロンターレU-18(川崎市立橘高校)出身
「一つのものを磨き続ける楽しさ、出会いの大切さを実感している」
「高校3年次の春すぎから、興味がある大学に練習参加させてもらっていました。どこの大学が一番成長できるかを考え、筑波大学への進学を決めました。高校との違いは、まずスピード感。技術はJユースも高い所にありますが、強度やプレースピードが違います。
筑波大学は基本的にパスを繋いで攻めるサッカーですが、選手の特徴に合わせて戦い方を変え、全員で攻撃し全員で守備をします。自分のストロングポイントは、ドリブルとスルーパスでチャンスを作ること。試合中は、ゴールを奪うために一番良い選択は何かを考えながらプレーしています。筑波大では、短い時間て効率的な練習を行います。自主練習の後は、データに基づいた相手チームの分析をし、コンディショニング等、すべてサッカーに活かすように過ごしてます。サッカー以外にも体育やスポーツ、教職に関する専門的な知識も学べます。1日のスケジュールとしては、朝の授業から昼休憩を挟み、午後の授業の後、夕方から練習です。その後は食事をして、家に帰り、就寝といった感じです。
大学サッカーを続けてきて、一つのものを磨き続ける事の楽しさや、怖さも感じています。同時に、人との出会いに恵まれていることも実感しています。高校生の皆さんは自分の一番したい事を見つけ、色々なことにチャレンジしてみてください。そしてサッカーでは、自分の限界を決めずにがんばってください」