第11回『GKのパフォーマンスの出来を左右する大切な移動手段“ステッピング”とは?』
皆様こんにちは!! もーあっという間の3月ですね…
皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?
私は久しぶりに胃腸炎にかかってしまい…くたばってしまったここ数日間でした。
さて、いよいよシーズンスタートした十文字学園女子大学サッカー部。
今年もGKコーチを務めさせていただきますので応援よろしくお願いいたします!
GKは2人卒業。新たに1人GKファミリーが入り、今年は5人でGKを楽しみたいと思います!
オフ明けということもあり鈍っているかな? と思いきや、みんなキレキレのパフォーマンス。正直驚きです!
だからこそ早い段階で次のテーマに挑めています。GKにとってとても大切な移動手段。それがステッピングです!
ステッピング とは?
ステッピングとは、足を使って身体を運ぶとても大切なテクニック。サイドステップや クロスステップ、ランニングステップ、バックペダル、バッククロスなどさまざまあるんです。
先日、十文字守護神リコがWEリーグ 日テレ・東京ヴェルディベレーザのキャンプに参加させていただきました。
私も勉強しに行かせていただいたのですが、そのときにこのステップを見て学ぶことができました。
ベレーザゴールを守る野田にな選手は、ステップしているのに全く上半身がブレない。
そうなんです! 目線がブレないのでしっかりボールを見ることができ、ステップしていてもバランスが一切崩れることなくどんなボールに対応できていました。
これがトップとの差か…と学ぶことができ、十文字の練習や私のスクールでも伝えています。
GKのパフォーマンスの出来を左右するステップの秘訣
ステップ一つでパフォーマンスは変わります。私自身現役時代意識していたことは、『足を運んで正面付近でキャッチする』です。
これは現北海道コンサドーレ札幌の菅野孝憲選手から学びました。ヴェルディ時代一緒にGKトレーニングする時間があり、菅野選手は小学生のうちからこのステップワークが素晴らしかったです。ほとんどのボールを正面でキャッチしに行っていました。
かたや私は、ステップが苦手だったのでほとんどローリングやダイビングになってしまい…これではいけないと思い自主練習でいろんなステップワークを取り入れ、菅野選手のように足を運ぶことを意識していました。
このステップを自分流にプレーで生かせるようになってからは正面付近のキャッチもミスが減り、そして足を運んでのキャッチングが増え、大事なところのみダイビング。ステップするとこんなにも変わるのか! と思いながら、自主練習は引退するまで続けていました。
私は、手からボールに行くのではなく、足から行く意識をしています。しっかりボールを注視することで足が動き、身体が動き、最後に手が出る。これが理想です。
意外と、右側に行くときは右足から! ではないんですね、左足で感じ、押し出してから右足が動くと移動の幅が変わり、忍者のように足を運ぶことができ冷静にボールを掴みに行けます。
そして、ボールへのパワーの伝わり方が全く違います。
エネルギーを最大限に出すためのステッピングといっても過言ではないかなと私は思います。
高校時代は縄跳びでステッピング練習もしていました!
皆様もぜひやってみてくださいね!
最後に、先日私が携わらせていただいている東村山市女子選抜の試合がありました。選抜という名の、東村山市で男子と混ざりながらサッカーをしてる子達を集めての選抜です!
とある大会に参加し見事に優勝することができました!
2年連続この大会は悔しい負けをしていたこともあり、とても嬉しい気持ちになりました!
子どもたちのチャレンジは素晴らしいの一言!
みんなでサッカーをする、まさに仲間を大切にワンチームで勝ち取った優勝でした!
みんな優勝おめでとう! そして保護者の皆様優勝おめでとうございます!
この笑顔は宝物です!!
お読みいただきありがとうございました!