【レポート】ウタマロpresents 岡崎慎司さんに聞く!オリンピックの戦い方からみる日本サッカーの未来
今夏に実施した第9回サカママオンラインフェスタ。トークイベントには、FCバサラ・マインツ(ドイツ)で監督を務める、元サッカー日本代表の岡崎慎司さんが登場。ここでは、日本サッカーの未来について、サッカージュニアへのアドバイスをピックアップ。
両親や指導者に恵まれたからこそ、諦めずに自分を信じることができた
-まずは、20年間の現役生活お疲れ様でした
「膝がボロボロになるまで走りきったので、悔いはないです。現役後半は武器であるダイビングヘッドは少なくなってしまったのですが、小学生の時にコーチから教えてもらった“飛び込んでいく”という気持ちは最後まで持ち続けていましたし、監督になった今もそれは変わってないですね」
-岡崎さんの強いメンタルは、どのようにして培われたのでしょうか?
「子どもの頃からコンプレックスがあったからこそ、強くなった部分はあります。周りより劣っていても諦めない、絶対に勝ちたいといつも思っていました。両親はとてもポジティブだったので、マイナスなことを言われたことはなかったんです。失敗や挫折することがあっても『それは積み立て貯金になるね』といつも励ましてくれました。そんな両親や指導者との出会いに恵まれたおかげで、諦めずに自分のことを信じることができ、チャレンジし続けられていると思っています」
-「諦めない」「続ける」というのは、誰もができることではないと思います
「僕自身は、子どもの頃からずっと『サッカーが大好きで、夢のために目標をみつけて諦めずに突き進む』というのが当たり前だと思っていたんです。でも、サッカーをやっていた息子たちは、小学3・4年生の頃に抱いていた『日本代表になりたい』『プロになりたい』という夢を持ち続けてはいないんですよね。子どもたちを見て、普通だと思っていたことがそうじゃないんだなって。子どもたちには自分と同じスタンスを押し付けずに、それぞれの考えを理解して、寄り添うようにしています」
日本人としてのメンタリティーで、自分を証明できたことが自信に
-パリ五輪でU-23日本代表はベスト8敗退と悔しい結果ではありましたが、世界レベルになっているという印象でしょうか?
「昔は日本代表に入らないと海外で経験することが難しかったのですが、今はすでに海外のチームでプレーしている選手も多いので、ベースは上がっていると思いますし、海外の選手相手に戦うことに慣れている感じを受けますね。海外からのスカウトもスタンダードになり、若い選手は注目されていますが、スペインやドイツなどのトップの国を追い越したのではなく、ようやく並んだということだと思います」
-海外で活躍するためには何が大切でしょうか?
「小学生や中学生の頃にレベルの高い世界を知っておくと、それがずっと残り、そこで挫折をしたとしてもプロになった時に活かされるんですよね。海外で活躍している選手には、サッカーエリートよりも、そんな経験をしている雑草系の選手が多いと感じます。競争がないとレベルの差を感じることができないので、早い段階で海外に行けばそれを知ることに繋がると思いますね。
また、プロで長く活躍している選手の多くは自主練をしています。僕は中学生の頃から、クラブチームの練習がない日は、夜遅くまで公園でひたすらボールを蹴ってとにかく自主練をしていました。その習慣があったからこそ、プロになってからも自主練をすることが当たり前だったんですよね」
-13年間海外のチームで経験されて感じたことは?
「海外のチームを渡り歩く中で感じたのは、日本の常識や価値観、文化は特殊だということです。日本では試合中、言葉にしなくても気づいてくれる暗黙の了解みたいなことが多かったのですが、海外では言わないとわかってくれない。どんなに嫌な顔をしても、通用しないんです(笑)。日本のチームでは謝ることで和解し、いい雰囲気になっていたのですが、海外では謝ったら負けを認めるという受け取り方になってしまうんですよね。そんな中に飛び込まなければいけなかったので、シュトゥットガルト(ドイツ)での2年半はモヤモヤしながらプレーしていました。それが吹っ切れたと思ったのは、ヨーロッパで戦う中で『日本人としての価値を証明したい』という目標に変わった瞬間です。
とことん日本人らしく周りをサポートしながらゴールを決め、一芸に秀でて結果を残せば、海外の選手も認めざるを得ないだろうと。マインツに移籍して結果を残すことができた時、日本人としてのメンタリティーで自分を証明できたという自信になりましたし、達成感もありました。これは、海外に来ていなかったら感じることができなかった楽しさだったような気がしますね。どんな時もサッカーで限界を突破してきたからこそ、今ここにいると思っています」
自分で道具のケアをしていれば、サッカーに繋がっていたかもしれない
-子どもの頃、サッカーシューズなど道具のケアは自分でされていました?
「ウエアやシューズを洗うのが嫌いで、ケアをおろそかにしていました(苦笑)。でも、 周りには自分で洗濯をしている選手も多かったですね。自分でケアしないので楽ではあったのですが、その分早くシューズがダメになることもありました。
両親がサポートをしてくれたおかげでサッカーができていたんですけど、自分で洗濯をしたり道具をしっかりケアできていれば、サッカーにも繋がったかもしれないと思うことが、今になってたくさんあります。自分で道具のケアをするのは苦手な人間だと決めつけて、何もしてこなかったのはよくなかったと改めて思いますね」
-プロ選手は、道具のケアはどうされているのでしょうか?
「プロになってからはチームにサッカーシューズを管理してくれる方がいたのですが、選手時代の最後、スペイン2部やベルギーのチームでプレーしていた時は、自分で管理しないといけなかったんです。でも僕は上手くケアできなくて、汚れたままのシューズでプレーしたこともありました(苦笑)。やはり、自分で何でもできることが大事だと思います。今、監督を務めているFCバサラ・マインツはアマチュアのチームなので、選手たちでユニフォームを洗うこともあるんですね。ユニフォームを長持ちさせるためにも、ウタマロを活用したいと思います」
岡崎慎司
兵庫県宝塚市出身の元プロサッカー選手、元日本代表、サッカー指導者、現在はドイツ6部リーグFCバサラ・マインツで監督を務める。
お洗濯講座も開催! 押さえておこう!ガンコな汚れを落とすコツ
毎回大人気の「ウタマロpresentsオンラインお洗濯講座」も開催。ウタマロ石けんとウタマロリキッドの正しい使い方を今一度確認しておこう!
株式会社東邦
植田康太さん
汚れ落ちは時間との勝負!早めにこまめに洗うことを心がけてください
白い衣類に!ウタマロ石けん
エリ、ソデ、くつ下、食べこぼしなどの汚れがまっ白に。シリコン製の専用ケース付きはハンズとロフトの店舗とオンラインストアで購入可。
●ウタマロ石けん133g(製造時重量)218円
●ウタマロ石けん専用ケース付き 658円
泥や砂をはたき落とす
汚れた部分を水で濡らす
ウタマロ石けんを汚れに直接塗りつける
しっかりもみ洗い
すすぎ洗いor洗濯機へ
まっ白!
POINT!
- ●お湯を使うと汚れ落ちがよくなる※1
- ●石けんの緑色が消えるまでゴシゴシともみ洗いし、ガンコな汚れの場合はもみ洗いを繰り返す
- ●除菌※2・消臭効果も
おしゃれ着&色柄ものに!ウタマロリキッド
中性、無けい光なので生地の色柄や風合いを守りながらガンコな汚れをしっかり落とす。アミノ酸系洗浄成分主配合で手肌と環境にやさしい。
●ウタマロリキッド400㎖ 528円
※衣類の洗濯表示に水洗い不可のマークがあるとウタマロは使用できません。
ウタマロリキッドをキャップにとる
汚れた部分を水で濡らす
ウタマロリキッドを汚れに直接たらす
やさしくもみ洗い
しっかりすすぐ
色柄を守って汚れを落とす!
POINT!
- ●ガンコな汚れの場合は40度くらいのぬるま湯に30分程つけ置きを
- ●もみ洗いがしにくいものには、洗濯ブラシや歯ブラシを活用
- ●水洗いのできる布製のバッグ、キャップ、メイクポーチ、スニーカーなどのお洗濯にも使用OK
こちらもオススメ!
ウタマロクリーナー
●400㎖ 517円
家中のいろいろな場所に使える住宅用クリーナー。中性で手肌にやさしいのに汚れをしっかり落とす。手軽に気軽に本格おそうじ。
ウタマロキッチン
●300㎖ 473円
手肌にやさしいのに、ガンコな油汚れもしっかり落とす食器洗い用洗剤。スポンジ除菌※2もできます。
※1 血液汚れの場合は血中のたんぱく質が固まり、汚れが落ちにくくなるので水かぬるま湯を使用。
※2 全ての菌を除菌するわけではありません。
※汚れ落ちの程度は汚れがついてから経過した時間や、汚れの種類によって異なります。
※商品の価格はすべてメーカー希望小売価格。消費税込みの総額表示です。