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サカママ兼審判員が解説! 試合中によく見る「コーナーキック」ってなに??

サカママ兼審判員が解説! 試合中によく見る「コーナーキック」ってなに??

こんにちは。3級審判員のみさっきーです。
9月は大会シーズンですね! 仕事の合間を縫って、毎週のように大会の審判員を担当しています。先日は小学2年生のファンタジーカップ! こちらはフットサルになります! そして、来週は東京都の大会などなど、たくさんの試合を担当させていただいています! 毎回、審判員のときの気持ちとしては、とっても緊張するけど、ジャッジする楽しさや、選手の近くで見て、共に走っている楽しさなどがあります。

そんななか、ルールってやっぱりわからないよね~! というサカママ、特にサッカー経験がなくてさらにわからず、、という方も多いのではないでしょうか? しかし、ルールがわかると試合を見るときの目線も変わるし、観戦がさらに楽しくなるんです!

そこで、サッカールールの「よくわからない、これって一体??」を解決するために、今回はコーナーキックを解説していこうと思います! セットプレーからは得点が生まれることも多いですし、子どもの試合やJリーグ、はたまた日本代表戦を見ながら

『おっこれはコーナーだ!』『やったーコーナーキックこれはチャンス!』

と、いち早く審判員と同時に見つけられたら、試合観戦がさらに楽しくなりますよ!

その前にとっても簡単な解説!

まずは、少年少女のサッカーの人数です!
地区や大会によっても違いますが、小学1年生~2年生はフットサル(5対5)の大会が多いようです! そして3年生~6年生はサッカーに移行して8対8、中学生~大人は11対11になります。人数の違いでもコーナーキックなど、試合中のさまざまな場面でのポジションや動き方が変わってきますね!

まず、コーナーキックとは?

名前は聞いたことあるけど、、一体どういうときになるんでしょう? なんとなくチャンスというイメージはあるのではないでしょうか??

コーナーキックとは、守備側の選手が最後にボールに触れて、守備側のゴールラインからボールが出たときに、攻撃側の選手がフィールドの隅(コーナー)から相手に邪魔されることなく、キックして試合を再開するプレー(=セットプレー)です!

※一方、守備側ではなく攻撃側の選手が最後にボールに触れていた場合は、守備側のボールとなりゴールキックを行います。

このとき審判員のシグナルは、コーナーキックの場合は腕を下向きにして、コーナーエリアを示します。

ゴールキックの場合はフラッグを水平にして、ゴールエリアを示します。

コーナーキックはスローインと違って、大きなチャンスになる局面がたくさんあります! そしてコーナーキックから広がる戦術もたくさんあります。コーナーキックに関しては蹴る選手に規定はなく、チームによってはキックがうまい選手をキッカーと先に決めて、戦術として準備している場合もあります。

コーナーアークとは?

コーナーアークとは、フィールドの四隅に描かれている、1/4の円のエリアになります。そして、ボールを置く位置はコーナーアークの中ならどこでも大丈夫です。ラインの上に置いても問題ありません。

インプレー

インプレーとは、試合が中断されることなく続行されることをいいます。コーナーキックでは、ボールが明らかに動いた時点でインプレーになります。ボールの位置については、コーナーアークから出なくても、ボールが動いたらインプレーとみなされます。

サイドタッチ

コーナーキックを行った選手が、他の選手が触れる前にボールに触れることはできません。もし、ドリブルなどで進んでしまったり、2度蹴ってしまったりすると反則になり、相手に間接フリーキックを与えてしまいます。

直接ゴール

コーナーキックを蹴る選手は直接ゴールを狙うこともでき、入ればゴールと認められます。

まとめ

サッカーのプレー中、コーナーキックは何度も目にしますよね! これを自分で判断できるようになると、サッカーを見る楽しさが倍になると思います。

みさっきーも審判をしながら、しっかり見極めていますよ! 今回のコラムを参考に、サッカールールを楽しみながら少しでも覚えたり理解してもらえたら嬉しいです!

WRITER PROFILE

みさっきー
みさっきー

美容師/カメラマン/サッカー3級審判員/ キッズコーチ/D級コーチ
息子のサッカー練習を見ながら、ルールをしっかり学びたいと思い、4級審判員や3級審判員も取得。息子のサッカーチームに貢献したいと思い、キッズコーチ(〜U10)や2023年10月にD級コーチも取得しました。サッカーがある生活を自分の成長と息子と自チームのキッズ達と共に楽しんでいます。

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