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中学からのサッカー進路の選択

中学からのサッカー進路の選択

みなさまこんにちは。子どもたちは暑さと戦いながら、サカママの私たちは日焼けと戦いながらの季節となってきましたね。サッカーを存分に楽しんでいる毎日だと思いますが、ジュニア世代の皆様はそろそろセレクションという言葉が気になる季節になってきたのではないでしょうか。

現在所属しているチームがジュニアユースへとつながっていたり、チームからの推薦などで進路が決定したりするお子さまもいると思いますが、今回は、あらためてチームを探す方に向けたお話しを中心にできたらなと思います。

部活かクラブチームか

まず、お子さまが中学生になってもサッカーを続けたいとなったら、選択肢があることを伝えなければなりません。通う中学校のサッカー部に入部するのか、それとも外部のクラブチームに所属するのか。

そして、クラブチームに行きたいとなったら、チームによってはセレクションという選抜テストがあること、そしてそれには応募期限や条件があること、このお話しをご家庭でし始めるのが今の時期なのです。

まだ、現チームの試合がこれからという時期に来年のことを考えなければならないのは難しくもあります。でも、本当に入りたいチームがある場合、情報をこまめにチェックし、スケジュールを把握することはとても大切です。チームによって選抜テストがある場合や体験参加が必須など、入団に必要な条件はさまざまなので、ホームページやSNSなどをチェックして、まずは情報収集をする必要があります。

部活の場合は、秋ごろから部活体験や学校見学、説明会などで様子を知ることができる機会がありますし、入学してから仮入部で体験して入部になることが多いので、最終的に部活と決まれば今の時期に慌てることはないのですが、クラブチームを希望する場合、知らなかったでは済まないので、早めの行動を心掛けてください。

クラブチームを選択するときに考慮したいこと

クラブチームでやりたいとなったとき、懸念するのは勉強との両立ではないでしょうか。中学になると定期テストがあり、高校進学の際にとても大切になります。

部活ですと、定期テスト前はオフになることが多いですが、クラブチームはチームによって考え方や方針が異なります。最近では学業との両立を考慮してくれるチームも増えている気がしますが、テスト前でも試合や遠征が入るチームもあります。

学校帰りにサッカーをして帰宅する部活と違い、放課後移動をしてサッカーをし、帰宅してからお風呂や夕飯、そして勉強時間確保となるとなかなか大変です。

小学校6年生の子どもにこの話しをするのはなかなか骨が折れることではありますが、大切なことなので、しっかり向き合わなければなりません。また、クラブチームに所属となると、ユニフォームはもちろん、バッグやジャージなどを一式揃えることになります。月謝や遠征費、合宿費などがかかることも念頭に置いておくといいと思います。

子どもの思いに耳を傾けて

子どもにより良い環境でサッカーをしてほしいと親の思いを伝え、アドバイスすることは絶対に必要です。しかし、子どもにも仲間がいて、いろんなチームと対戦してきて考えや意見があるのも確かです。

会話をして意見をたくさん交わし、慎重に進路を決めていく必要があります。子どもの思いと親の思いがイコールにならないときもあるかもしれません。それはお互いが真剣にサッカーに対して考えているからこそだと思います。

プレーするのは子どもです。いつもお伝えしていますが、お子さまが生き生きと元気にプレーする姿をサカママの皆様が応援できるといいなと思っております。

サッカーの週末がまたやってきますね! 私たちも全力でサポート、そして応援を楽しみましょうね!!

WRITER PROFILE

Mari
Mari

サカママ歴12年。幼稚園年中からサッカーを始め現在高校1年生。
とにかくサッカーが大好きな息子を全力で、栄養士として食事面でもサポート中です。それぞれの年代で感じてきたこと向き合ってきたことなど発信していきたいと思います。

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