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【大学サッカー探訪】“大学日本一” 明治大学サッカー部「無事之名馬(ぶじこれいめいば)」の秘訣

【大学サッカー探訪】“大学日本一” 明治大学サッカー部「無事之名馬(ぶじこれいめいば)」の秘訣

大学サッカーの集大成となるインカレを制し、昨年度の大学日本一に輝いた明治大学体育会サッカー部。大学サッカー界のトップランナーが取り組むセルフコンディショニングとは?

世田谷・八幡山での6時からの早朝練習を終え、一限の授業に間に合うように足早にキャンパスに向かう選手たち。昨年インカレを制し、大学日本一に輝いた明治大学サッカー部の日常だ。

1921年創部の大学サッカー界の雄は、令和の5年間で3回の関東大学サッカーリーグ戦1部優勝。毎年のようにプロ選手を輩出し、世界で活躍する卒業生は枚挙にいとまがない。輝かしいレコードの中でも特筆すべきは、大学最高峰リーグである関東リーグ1部に20年連続で戦い続けていること。2005年に同リーグが12チーム制になって以来、明大は2部に降格しなかった唯一のチームだ。2015年の監督就任から数々のタイトルをもたらした栗田監督は言う。

「 無事之名馬(ぶじこれめいば)ということわざがあるように、選手にとって大事なことはケガをしないこと。それはこちらが環境をつくるのでなく、選手の意識をどれだけ変えてあげるのかが重要になってきます」

今年の部員数は56名。少数精鋭で構成されたチームには、社会に出ていくことを見据え、ビジネスパーソンなど外部講師を頻繁に招き、サッカーの枠を超えた人間形成の機会を与えている。地域の社会貢献活動を重んじ、学業を疎かにすることはない。

チームドクター、急性期のドクター、トレーナーら、メディカルスタッフが瞬時に情報を共有できるシステムが構築され、新設された寮には最新のトレーニングルームが備わり、管理栄養士による食事のサポートも充実。サッカー選手に多いジョーンズ骨折の年一度の検診や、ドーピング講習、栄養講習、セルフストレッチの勉強会など、万全のサポート体制が敷かれている。

よく学び、よく練習し、よく寝る。質実剛健の人材育成システムでは、選手に「材料」を惜しみなく与えるが、そこには栗田監督独自のアプローチがある。

「トレーナーには『6を与えて、4与えるな』と伝えています。何でも与えられる時代だからこそ、選手には考える余白を与える。環境を生かすも殺すも自分次第ですから」

栗田監督をして「隙がない」と言わしめるDF多久島良紀は、2 年生ながら最終ラインの主力を務め、コンディショニングのこだわり、ひたむきな努力と継続力には目を見張るものがあるという。今年、青森山田高校の1学年下の後輩である新入生のDF小泉佳絃、MF芝田玲は、先輩の進化に驚きその差を痛感しているようだ。

「彼らは高校選抜の欧州遠征から帰ってくると、先輩との練習についていけず、涙を流して悔しがっていました。日を空けたことで認知と判断のスピードが周囲より遅れてしまっている。明大での練習を一日でも空けるというのは、そのくらい選手にとってリスキーなことなんです」

練習強度の高さで有名な明大サッカー部だが、そこにはケガのリスクを低減する方法論が存在する。

「まずは強靭なカラダを作ること、ケガをしないように考える頭脳を鍛えること、そしてコンディショニングに向き合うこと、この3つは言葉には言い表せない明大独自のノウハウが詰まっています」

チームとして特定の食事やサプリメントを選手に推奨することはなく、何を摂るかは選手の判断に委ねる。だからこそ、少数精鋭のチームにおいてコンディショニングの取り組みは十人十色だ。オフでのコンディショニングが試合のパフォーマンスに影響するのは明白で、それはシビアな現実となって自分に帰ってくる。コンディショニング一つも選手にとっては競争の対象だ。

「アミノバイタル®カップ(総理大臣杯関東予選)で行われる味の素の栄養講習会『勝ち飯』は選手に気づきを与えていただく貴重な機会です。5年連続(2015年~ 2019年)で総理大臣杯の決勝に進出しましたが、ホテルでの過ごし方や間食の取り方など、そこで学んだ知識の積み重ねが、選手たちの取り組みにも大きな影響を与えています」

栗田監督が繰り返すのが「継続力」の重要性。プロで活躍する選手に共通するのは、既成概念にとらわれず思考を止めない選手だと言う。「昨日より今日、今日より明日」。自分に向き合い、ひたむきな努力を続けられる選手が存在する限り、明大サッカー部はこれからも大学サッカーのトップランナーであり続ける。

明治大学サッカー部 栗田大輔 監督

栗田大輔監督

1970年生まれ、静岡県出身。2015年に明治大学サッカー部監督に就任し、翌年に関東大学リーグ1部、総理大臣杯で二冠。19年には大学サッカー史上初の「5冠」の偉業を達成。昨年度のインカレを制し大学日本一に。50人以上のプロ選手を輩出している。

中村草太(主将/FW/4年/前橋育英出身)

中村草太

CONDITIONING ROUTINE

  • 試合前日にスポーツ飲料水2Lを飲み切る
  • 試合の朝に尿の色をチェックして水分調整
  • 試合後にアミノバイタル®GOLDを飲む

練習は朝8時に終わるので、大学では自分と向き合う時間が増え、必然的にコンディショニングに努める時間も増えました。今年は大学日本一になった昨年以上の結果を求め、19年以来の5冠に挑戦したいです。

永田倖大(DF/4年/サガン鳥栖U-18出身)

永田倖大

CONDITIONING ROUTINE

  • 朝練後に交代浴(温:2分/冷:1分)5セット
  • ストレッチ後に昼寝
  • 就寝1時間半前に20分間の入浴で睡眠効果UP

試合の前日と試合前にアミノバイタル® プロ、ハーフタイムにゼリータイプを飲み、試合後にアミノバイタル®GOLDを飲んでいます。4 年間で自分に合うか試して、良いことを継続してやっています。

多久島良紀(DF/2年/青森山田出身)

多久島良紀

CONDITIONING ROUTINE

  • 練習後のストレッチに十分な時間を取る
  • アミノバイタル®プロを練習・試合前に2袋飲む
  • 毎日の体重からプロテインや食事の量を調整

高2の秋に前十字靭帯を損傷し、コンディショニングがどれだけ大事か思い知らされました。高校から筋肉量と体脂肪率をチェックして、食事、サプリメント、トレーニングの内容を変えています。

\明治大学イレブンも飲んでいる!/

アミノバイタル®
おススメの摂取タイミング

時間マーク

プレー前、ハーフタイム

 

アミノバイタル®プロ

プレー中、ハーフタイム

時間マーク
 

アミノバイタル® パーフェクトエネルギー® ゼリードリンク

時間マーク

プレー後、おやすみ前

 

アミノバイタル® GOLD

練習後、おやすみ前

時間マーク
 

アミノバイタル® アミノプロテイン

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写真/野口岳彦