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仕事と子どものサッカーの両立!共働き家庭のクラブチーム挑戦

仕事と子どものサッカーの両立!共働き家庭のクラブチーム挑戦

サカママ読者のみなさま、こんにちは。7歳と4歳の二人の子どもを持つ、サカママ歴4年目に突入したReikoです。4月に入り、新学年準備の忙しさとともにやってくる新しい日々へのわくわくする感情。子どもたちの環境の変化=親である私たちにも変化がやってくるということに、多少なりとも不安を感じる方も多いと思います。

今月のコラムではカメラのお話しは一度お休みさせていただき、この時期多くのパパママが悩むチーム選びに関して、共働き家庭ならではの視点でスポットライトを当ててみました。フルタイム共働き家庭でも、平日練習のあるクラブチームに挑戦できるのか? ということを、我が家の実体験を交えながらどう乗り越えてきたか(まだまだ模索中ですが)お話しさせてください。

 

仕事と子どものサッカーの両立

幼稚園の頃から息子がスクールでお世話になっていたクラブチームに入るのを目標に、一度落ちたセレクションに再挑戦し晴れて合格。1年生の夏からチーム活動をスタートできる! と喜んでいたのも束の間、平日の夕方練習だけではなく、学校の長期休みの際は平日にも練習やワンデー大会があるという現実をコーチとの面談で知り、親である私たちのほうがこの先6年間、仕事と子どものサッカーをどう両立していくのか不安だらけになりました。

親の仕事を理由に息子の目標としていたチームを諦めさせたくなかったので、インターネットでのリサーチや家族会議を繰り返しながら、乗り越えるための情報収集を必死に行いました。

 

仕事とのバランスが難しい練習の送迎

平日練習のあるクラブチームを選択した共働き家庭が避けては通れないのが送迎問題です。低学年の場合、練習開始時間が比較的早いことが多く(息子のチームは17時集合)、夫も私も集合時間の17時には間に合いませんでした。我が家の場合、夫はテレワークもフレックスもなく、通勤時間も片道1時間弱。私はテレワークとオフィスワークを組み合わせたハイブリッド勤務で、通勤に片道1時間半掛かりますが、コアタイム付のフレックスが使えました。

練習日と私の在宅勤務日を極力合わせ、練習場まで連れて行った後は近くのカフェで仕事を再開し、練習終了まで仕事をしていました。帰りは定時帰りの夫が下の子を保育園からピックアップし、公文に寄ってから車で息子と私を練習場まで迎えに来てくれていました。

最初はこのオペレーションで進めていましたが、時には練習日に大事な会議が入り出社しないといけないケースが発生したり、下の子の公文がなかなか終わらずお迎え時間を過ぎてしまったりと、思い通りに進まないこともありました。このままだと家族全員がストレスを抱え、楽しみにしていたはずのサッカーが苦痛に感じてしまうのでは? と思い、軌道修正することにしました。

親の負担を減らすために考えたい子どもの送迎方法

少しでも負担を減らせる送迎方法はないのかを調べた際に、候補として挙がった選択肢をシェアさせてください。

ファミリーサポート(ファミサポ)

行政が展開している子育て支援サービス。援助を受けたい人と援助をしたい人のマッチングを行い、低価格で送迎をお願いすることができます。ただしあくまでもマッチングすることが絶対条件のため、自分が希望する曜日や時間帯で援助をお願いできる人がいるとは限らない点と、大人から大人へ子どもを引き渡さないといけないというルールがあります。また、事前の会員登録が必要です。

シッター

海外では一般的に使われているベビーシッター。日本ではまだまだ利用者は少ないですが、近年シッターサービスが増え、ファミサポよりも送迎してくれるシッターさんが比較的スムーズに見つかります。費用面ではファミサポと比べ多く掛かってしまいますが、そのぶん融通が利きます。

子どもが一人で行けるようにする

我が家の場合はバスと電車を乗り継いで練習場に向かうのですが、比較的簡単なルートだったこともあり、キッズ携帯を持たせ、行きだけは一人で行かせることも検討しました。ただし土地を広く必要とするサッカーグラウンドは駅から距離があることがほとんど。

最寄り駅から練習場まで20分近くあったこと、まだ1年生だったこともあり、ここはいざというときの最終手段としました。実際、息子のチーム内では1年生から一人で来ている子はおらず、2年生の後期頃から少しずつ増えていった印象です。

送迎付きのチームを選ぶ

ここ最近増えて来た、バス送迎付きのクラブチーム。自宅の近くに送迎バスの停留場がある場合は、非常に便利です。

実家(祖父母)を頼る

近くに協力してもらえる祖父母が住んでいる場合は、子どもも親も一番安心してお願いができます。我が家も最終的に実家の母が行きの送迎を担当してくれることになり、下の子のお迎えや公文への付き添いを私が担当することによって、夫は帰宅後時間的余裕がある状態で、息子のお迎えに向かうことができるようになりました。

 

家庭や仕事など、周りの環境にあった送迎で子どもをサポートしよう

送迎の選択肢以外にも、「会社の理解があるかどうか」「平日練習に備えて、夫婦間で有給休暇の調整を行う」「フレックス・テレワーク制度の有効活用」「定期的に子どもと一緒に電車やバスで練習場に向かい、一人でもいけるように準備を進める」など、さまざまなファクターをうまく組み合わせながら、各家庭にあった突破口を見つけていくことが、クラブチーム挑戦を成功させるための鍵となってきます。

送迎方法を選択するうえでそれぞれのメリットデメリット、該当有無はありますが、今回のコラムがクラブチームに挑戦したいけれども送迎問題で悩んでいるパパママの突破口を見つけ出すきっかけになれば幸いです。一人で全てを解決しようとせず、周りのサポートを受けながら、共に乗り越えていきましょう!

今月も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。また来月お会いしましょう!

WRITER PROFILE

Reiko
Reiko

サカママ歴3年目の2児(小1長男、4歳長女)の母です。
自分自身もゆるくフットサルを20年以上続けています。息子がサッカーを始めたタイミングでカメラ沼にはまり、週末はバズーカレンズを首からぶら下げながら、息子のサッカー追っかけをするのが今一番の楽しみです。コラムでは「サッカーと写真」を主テーマに、様々な角度からアプローチしていこうと思います。