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コミュニケーション能力が身について選手の実力を伸ばすスクール事情

コミュニケーション能力が身について選手の実力を伸ばすスクール事情

みなさんこんにちは。カリフォルニア在住サカママライターのKyokoです。
酷暑が続く夏休み、いかがお過ごしでしょうか?夏合宿や遠征、大会への参加などは子どもたちにとって夏休み中の一大イベントかもしれませんね。

さて、皆さんのお子さんはチーム活動に加えてスクールにも通われていますか?チームによっては活動が週末だけ、などお子さんにとって物足りなく「平日もサッカーしたい!」、「もっとうまくなりたいからスクールで練習したい!」なんてお子さんもいらっしゃるのではと思います。今回は、息子がジュニア時代にチーム活動以外にサッカーのために通ったスクールやアクティビティを振り返って、そのメリットなどをシェアさせていただこうと思います。

技術向上だけでないスクールの目的

 

結論から申しますと、チーム以外の所属を持つことは非常に良かったと感じます。その主な理由は、サッカー能力の向上だけでなく、

  • チームメイト以外にも知り合いが増える
  • 社交性、コミュニケーション能力が身につく
  • チーム活動とは異なり、勝敗に囚われたプレーではなく、個人技術の向上に努められる

などです。

参加したアクティビティの種類

具体的に参加していたアクティビティを順に見ていこうと思います。

 

①アジリティ能力向上のための教室

身体の操作能力やリズム感を向上させる目的で通っていました。既にサッカースクールには通っていたので、別の方面からサッカーの成長にプラスになるものがあれば、と考えてのことです。やはりサッカーが上手くなるためにはサッカーの練習だけすればいいわけではなく、足りない部分にアプローチする方が遠回りのようでも結果が出ると感じました。

②個人参加型サッカー

たまたま集まったメンバーで即席のチームを組んでゲームをします。決められた戦術や監督の指示がなく自由にプレーしたりできることが楽しかったようで、親の目から見ても伸び伸びとプレーしていました。また、何度か参加しているうちに顔馴染みのメンバーも増え、チーム活動で大会に参加した際、対戦相手になったりするのも面白かったようです。ストレスなくサッカーを楽しめるだけでなく、力試しの場、コミュニケーション能力、適応力を伸ばす機会にもなったと思います。初対面のメンバーとプレーをすることに慣れていればセレクション受験の際にも役立つのではないでしょうか?

③他チームの助っ人

このような機会はそう多くないかもしれませんが、もしチャンスがあれば是非参加をお勧めします。息子もいくつかのチームに声をかけていただき、自チームとは異なる指導やプレースタイルに触れ、改めて自チームを振り返る良い機会にもなったようです。チームごとに特徴も異なるので、例えば「このチームではリブルで持ちすぎるより、パスを上手く使う方が良さそうだったから俺もそれに合わせた。」など自分なりに監督やチームの特徴を理解してプレーしていたようです。②の個人参加型サッカーと同様に、適応力も身につく良い機会だったと思います。

④サッカースクール

地域柄もあるかもしれませんが、スクールで個人技術を磨き、チーム活動ではそれを反映することや、試合で成果を試す場と捉える狙いがあったように思います。息子も、継続して通ったものや、不定期開催に参加するなど様々なスクールを経験しました。ドリブルに特化したスクール、サッカーの原理原則を学ぶスクール、個人戦術を学ぶスクール、1:1強化に特化したスクールなど種類も豊富なので、お子さんに必要なスクールを選択してサッカーの成長に繋げられると嬉しいですよね。また、チーム所属まではまだ考えていない、というご家庭にもスクールはサッカーを始める入り口として良いのではないかと思います。

いかがでしたでしょうか?
息子はこれ以外にも、フットサルチームに所属していたので、またそのお話も次回以降に書かせていただこうと思います。今月も最後まで読んで下さりありがとうございました。また来月お会いできるのを楽しみにしております。

 

WRITER PROFILE

Kyoko
Kyoko

上からヨーロッパ、日本国内、アメリカに居住中の3姉弟のママ。2022年の夏から末っ子がアメリカのユースサッカーで奮闘中です。国内外、様々なチームを渡り歩いてきた中での気づきや学び、アメリカサッカー生活などを等身大の目線で綴っていきたいと思います。ちなみに自身の楽しみはアダルトスクールでの様々な国のクラスメイトとの交流。