慶應義塾体育会ソッカー部 山口紘生選手【大学サッカーのすゝめ 2022】
高校卒業後、それぞれの目標を持って大学サッカーへとチャレンジし続ける大学生プレーヤーを紹介する「大学サッカーのすゝめ」。関東一部・二部の計24校から、48名の選手を紹介していきます。
今回紹介するのは、慶應義塾体育会ソッカー部の山口紘生選手。進学先を選ぶ際の参考にしてみてください!
慶應義塾体育会ソッカー部 山口紘生選手
DF 山口 紘生(ヤマグチ コウセイ)
- 2002年8月2生まれ
- 慶應義塾大学 商学部 商学科 2年
- 出身チーム
- 小学生年代
横浜すみれSC - 中学生年代
東急SレイエスFC - 高校生年代
國學院大学久我山高校
- サッカーを始めたのは?
- 6歳。周りの友人達がサッカーチームに所属していたのがキッカケ。
自分が拘ってきた文武両道を、大学でも実現したい
―慶應義塾大学を選んだ理由を教えてください。
一つは、高いレベルでの文武両道を実現できるという点です。勉学との両立は、私が今までの人生で拘ってきた部分でもあり、その軸は進路を考える上で譲れない要素の一つでした。また、早慶戦への憧れも大きな理由の一つです。高校在学時に圧倒的な熱量を帯びた早慶戦を見て心を動かされ、一選手として伝統ある一戦に出たいという思いに駆られました。
―大学選びの基準にしていたポイントはありますか?
大学で4年間サッカーをやるからには、人としても大きく成長できる環境に身を置きたいと考えていました。なので、サッカーのプレースタイルやリーグ戦における立ち位置もさることながら、チームの育成方針なども一つの判断材料としていました。
大学を決めるのに何校調べた? | 3校 |
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大学選びはいつ頃から準備した? | 高校2年の冬 |
「全員で勝利を掴む」というサッカーの本質的な楽しさを追求できる
―大学サッカーに進んで良かったことを教えてください。
サッカーがより好きになったことです。慶應大学では、試合の準備から運営まで全て学生主体で作り上げています。なので、試合に出ることができる選手はほんの僅かでも、全部員がそれぞれ与えられた役割の中でチームに貢献しています。全員で作り上げ、全員で勝利を掴み取ったときは、他の何にも変え難い喜びを共有することができます。もちろん苦労する部分も多くありますが、学生主体という過程があることで、サッカーの本質的な楽しさを追求することができていると思います。
―大学進学後、高校生の時にイメージしていたこととギャップはありましたか?
高校在学時は、大学生はもっと時間に余裕があるものだと思っていました。ですが、蓋を開けてみたら、部活動と課題に毎日勤しみ、気がつけば一年が過ぎていました。イメージとのギャップに驚きはありましたが、充実した日々を過ごせています。
大学サッカーには、高校とはまた違う楽しさがある
―慶應義塾大学・サッカー部のPRポイントを教えてください。
学生主体という文化です。ソッカー部ではスポーツ推薦がなく、入学時における個々人の能力では他大学に遅れを取っていることが多いのが現状です。それでも私たちには、学生自らが「自分は今、部のために何ができるか」と絶えず考える文化が根付いています。輝かしいキャリアを歩んでいなくても、自ら考え成長することで、サッカーエリートが集う他大学にも渡り合うことができていることを誇らしく思っています。
―最後に、現役高校生に向けてメッセージをお願いします!
高校でサッカーにどのように取り組んだかは、その後のサッカー人生だけでなく、考え方や生き方にも大きな影響を与えると思います。限りある時間を大切に、ひたむきに頑張ってください。また、高校でサッカーは引退しようと思っている人も、大学でのサッカーは高校とはまた違う楽しさがあるので、少しでも迷っているならぜひチャレンジしてほしいです!
高校時代の自分にアドバイスを送るとしたら?
大学に進学してサッカーを続ける山口選手に、高校時代の自分へのアドバイスやメッセージを聞いてみました。
現役高校生は、今の自分と照らし合わせて参考にしてみてください。
サッカー面
あまり難しく考え過ぎず、サッカーを純粋に楽しむ心を忘れないでください。また、公式戦中に自分が立てたテントが強風に煽られピッチ内に吹き飛ばされたことがありました。めちゃくちゃ怒られることになるので、おもりはしっかり置いてください。
勉強面
何事においても基礎が大事なので、授業を真面目に受けて学習の基盤をしっかりと作ってください。また、先のことはあまり考えず、その時自分が興味を持ったものに時間を注ぐといいと思います。
生活面
大学生になったらできるから、とやりたいことを後回しにするのはとても勿体無いです。遊びも勉強も、何事も思い立ったうちに行動に移して、全力で高校生活を謳歌してください。
大学サッカープレーヤーの生活に迫る!
大学でサッカーを続けている選手たちは、どんな生活を送っているの?
気になるあれこれを聞いてみました。
生活スタイル
住まいは? | 実家 |
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通学は? | 電車で40分程度 |
起床時間は? | 6時30分 |
就寝時間は? | 23時 |
大学周辺のおすすめスポットを教えて! | |
日吉キャンパスの銀杏並木 |
サッカー部について
練習時間は? | 朝練 |
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※「大学サッカーのすゝめ」は関東大学サッカー連盟のご協力のもと作成しています。記事内で使用している写真は各チームの了承を得た上で、連盟を経由してご提供いただいたものです。