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【GK TECHNICAL】グラウンダーダイビングの技術習得

GK向けの練習メニューを紹介する「GK TECHNICAL」。
今回のレッスンテーマは、「グラウンダーダイビングの技術習得」。時間がないPA内では「早く」「遠く」守備範囲を広げたい。今回は遠くまで飛べるグラウンダーのダイビング練習を紹介する。

グラウンダーダイビングの技術習得

今回のトレーニングは、グラウンダーのボールを一歩でより遠くまでダイビングできる技術トレーニングである。ゴールから近いペナルティエリア内でのシュートは、足を運んでセービングする時間がないことが多い。また1歩でダイビングする際も大きく踏み出してできるだけ遠くに飛ぼうとすると時間がかかってしまい対応が遅れてしまう。その様な状況の時に、今回の技術が有効になる。”早く、遠くにダイビング”することを身につけると守備範囲も広げることができるのだ。シンプルなトレーニングだからこそ、身体の動作を一つずつ意識することで正しいフォームを身につけよう。

トレーニング解説

 

用意するものは棒または紐。足元に置く目印なので高さは低い方が好ましい。

 

棒をまたいだ状態で構える。棒の位置はダイビングする方向の足の真横に置く。

 

キックするタイミングでダイビングする方向の脚を棒の内側に踏み込む。
ポイントは脚を内側に踏み込み、身体を低く早くボールに近づけること。ただこの時に下半身だけに意識しすぎると内側に脚を入れることが目的になってしまうので注意。あくまでも早く身体を低い状態に持っていき早くボールに近づけるように、下半身を使い上半身との連動を意識する。

 

頭の位置を出来るだけボールに近づけて全身を伸ばしきる。
ポイントは脚を内側に入れ身体の状態を低くしたところから頭の位置が上がらないこと。できるだけ遠くにダイビングするには地面を蹴る力をボール方向に持っていく必要がある。頭の位置が高いと斜め上に力が働いてしまう。頭をボールに近づける意識で行えば上半身がボールに近づくことができる。また全身を早く伸ばしきり地面を強く蹴る意識も重要である。

 

腕を伸ばしきりボールをキャッチまたは弾く。
ポイントはダイビング後に地面の最初の接地が腕になることを理想とすること。腰やスネ付近から着地してしまい身体が失速しボールに届かないことが多く見られる。腕を伸ばし身体が地面に接地する前にボールに触っている状態を作ることを意識しよう。この時に肩の柔軟性が大切になってくる。正しいフォームを取得し怪我の予防にも繋げよう。

主な失敗例

 

大きく踏みだしてしまうと動作が遅れてしまい素早くダイビングできなくなる。

 

頭の位置が高いと斜め上に力が働きスピードと距離が出ないダイビングになってしまう。

 

頭の位置が高いと起きてしまう現象。腕から着地する事を目指そう。

細かな全ての動作が繋がっている。現状自分がどの様なフォームになっているか映像に撮って分析するのも大切なトレーニング。正しいフォームを習得して、ゴールを守る範囲を広げよう!

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