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母の大失態!子ども達に聞いた「イラっとする応援」から学ぶ自立を妨げない関わり

こんにちは!サカママ歴10年目、中3の息子の母、荒山菜穂子です。普段はマザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャーとして、子育て中のお母さんのコミュニケーション力を高める講座をお届けしています。

さて、今日はまず、思い出しただけで顔が熱くなる、穴が在ったら入りたい私の大失態を恥ずかしながらご紹介させていただきます。

 

息子が小学校に入ったばかりの頃の試合観戦中の出来事です。一生懸命な姿が見受けられない息子に対し、私は「しっかり走れ~」とエールを送りました。ところが、エールを送ったつもりが…

息子はその瞬間から一歩も走らなくなった!試合中なのに走らなくなってしまったのです。態度や顔を見たらよく分かるのです、「怒っている」様子が。私の一言でやる気をゼロにしてしまった瞬間でした。

想像しただけで、私の心がどうだったかはお察しいただけると思います。ママたちに合わせる顔がない、監督に合わせる顔がない、選手達に申し訳ない、まさに穴が在ったら入りたいという出来事でした。

試合中に掛けられてイラっとする言葉をインタビュー

子ども達の大会は親にとっても大イベント!日々の練習の成果や、我が子の成長を楽しみにしている分、熱も入ります。でも、先ほどの私のように、よかれと思って送った声援が子どもを怒らせてしまうこともあるようです。そこで、つい試合中に出てしまう声掛けで、選手達がイラっとするものを聞いてみました。

走れ・しっかり・シュートだ・パス出して
集中しろ・戻れ・体を当てろ・キープ
ディフェンスしっかり・がっかりしたため息

どうやら「何で親に言われなきゃならないんだ」というのが本音のようです。また、見てみると、これらの掛け声には共通点がありそうです。それは、【応援】というより【指示】の声掛けになっていること。親は監督ではないということをしっかり認識していないといけないようですね。

サッカーの成長には自立が不可欠

ジュニアユースで活動する中、監督からは「親御さんは準備、スケジュール管理は手を出さないようにして下さい」と言われています。サッカーの成長には子どもの自立が不可欠ということです。

自立とは自分で考え行動する力が一つに挙げられます。普段の生活から、自分で考え行動する力を身に付けることで、プレー中も瞬時に選択肢をみつけて、最善なプレーを自分の判断で決断していくようになることがサッカー上達への道ということだそうです。親は年齢に応じて手を貸す範囲を適宜見極めていくと良いかもしれません。

子どもの自立を促す親子関係は上下関係ではない

子どもの「自分で考える力」「自己肯定感」「折れない心」「思いやりの気持ち」を育む鍵は、親子の信頼関係を築くことです。

親子だから信頼関係が出来ているというのは大きな間違いで、親子であっても『信頼』はコミュニケーションを通じて築いていくものです。信頼関係の中で『大きな心の安心』を手にし、新しいことへの挑戦や考えを生み出す力を育てていくということです。

信頼関係を築くポイント
・子どもを一個人として扱い尊重していく
・適度な距離感を保つ

まだまだ未熟な子ども達には教えることも沢山ありますが、家族間での、上司と部下、先輩と後輩の様な上下関係は依存を生みやすく、自分で考え行動することを身に付けるには逆効果です。
子どもの自立を促す親子関係は『横並びの関係』です。「子どもだから……」という意識をなくして、一個人として尊重し、共に成長し、助け合い、相談し合えるような信頼関係を築いていきましょう。

いかがでしたでしょうか? 先に述べた、子ども達へのインタビューは、まさに自立に向かう子どもの抵抗の現れようですね。親は監督ではなく、一番のサポーターとして、これからも子ども達が大好きなサッカーを一生懸命楽しんでいる姿を、一緒に楽しませていただけているという姿勢で応援していきたいですね。

ちなみに、最初にお話しした私の大失態のエピソードですが…。その日の解散後、謝罪に行った私に監督は笑顔で「息子さんには、その言葉は合わないようですね」と、失敗したら次変えれば良い!とエールを貰った日でもあるのです。親も子どももトライ&エラーで頑張りましょう!

WRITER PROFILE

荒山菜穂子
荒山菜穂子

マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
トラストコーチングスクール認定コーチ

サカママ歴10年目、幼稚園からサッカーを学ぶ次男15才とインドアの長男16才の2児の母。子供たちが未来に希望を持ち、自分の可能性を信じ応援し続けられるよう、安心の中で成長を見守る子育て奮闘中。栃木県在住

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