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石田侑資(ガイナーレ鳥取)「“18歳”を言い訳にしたくない」

キャプテンとして千葉の名門・市立船橋をけん引し、J3開幕戦では鮮烈デビューを果たした。鳥取の期待を一身に集める注目のルーキーは、プロ1年目でクラブをJ2に引き上げることができるか?

不利な環境をどう乗り越えるのか、“逆境”が好きなんです

「(J3開幕の鹿児島戦で初ゴールは)本当にたまたまです。対戦相手によって、戦い方を変えることも求められているし、柔軟性や、長所であるボール奪取は特に意識していきたいです。

(先発フル出場が続いているが)正直、パフォーマンスを発揮している感覚はあまりなくて、自分のミスで失点して負けた試合があることも自覚しています。迷惑をかけたくないし、やることが本当に多いです。18歳という年齢を言い訳にしたくないし、むしろこれだけできると相手に思わせたい。練習の成果が一番試合に出ると思っているので、日々の食事からサッカーだけに集中しています。市船の時から僕は“逆境”が好きなんです。チームが勝てないときや自分が不利な環境をどう乗り越えるのか、それを考えるとワクワクするんです。僕、めちゃくちゃポジティブな性格なので(笑)。

高校生には今いる仲間とサッカーできることに感謝してほしいです。僕が今も『市船に戻りたい』と思えるのは仲間と本気で言い合い、困難を乗り越えてきたからです。みんなが本気になることで上の世界が見えてきます。今を大事に頑張ってください」

写真/©GAINARE TOTTORI