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元サッカー日本代表・鈴木隆行さんの奥さま モデル・橋本優子さんのサカママHAPPY LIFE

雑誌やCMなどで活躍中のモデル・橋本優子さん。元サッカー日本代表の鈴木隆行さんの奥さまであり、サカママでもあるんです。そんな橋本さんに、お子さんのサッカーのことやサカママとしての日常、さらに鈴木さんとの子育てについてお話をうかがいました。

2つのスクールに通っている息子 
主人と家の中でもサッカーをやってます

 

― 2人のお子さんのママであり、サカママの橋本さん。息子さんがサッカーを始めたきっかけは何だったのでしょうか?

「主人が現役だった頃、試合をよく観に行ってたんです。主人がボールを蹴っている姿を観ていたこともあって、息子は2歳くらいの頃から、自然と遊びの中でボールを蹴るようになってましたね。サッカーボールも常に家にありましたから」

― 現在は、どこかのチームに所属されているんですか?

「今、小学2年生なのですが、2つのスクールに週1回ずつ通っています。1つは、主人がコーチで教えているスクールで、年少のときから通っているんです。ただ、主人がコーチだとどうしても遊びの延長になってしまって(苦笑)。いろいろな環境でサッカーを学ばせたいという思いもあって、1年生からは別のスクールにも通うようになりました」

― サッカーのWスクールとは! ちなみに2つのスクールの違いって、ありますか?

「主人がコーチを務めているスクールは、幼稚園から仲良しの友達が一緒で、とにかく楽しい感じです。もう一方のスクールは、小学校も学年も違うので、その中で上の子が下の子の面倒をみたり、息子も下の子をみてあげたりして、いい上下関係が学べていると思います」

― スクールの場合、試合はありますか?

「公式戦はないんですけど、練習中にミニゲームをやったり基礎がしっかり学べていると感じています。主人は、ミニゲームでも観たら必ず息子にアドバイスをして、帰宅してもレッスンをしてますね」

― 鈴木さん、熱心ですね! スクール以外でも、息子さんにサッカーを教えることはあるんですか?

「しょっちゅう教えてます(笑)。時間があれば『サッカーやるぞ』って。外でコーンを置いてドリブル練習するのはもちろん、家の中でも、室内用のボールでサッカーをしてるんですよ。だから、部屋にあんまり物を置けなくて(苦笑)。でも、息子はそれが楽しいみたいですし、サッカーを通して主人とコミュニケーションがとれているので、すごくいいなと思いますね。息子にとって主人はパパでもあり、コーチでもあるから、私には話せないことも主人に話せたり、絆ができていて。ちょっとうらやましいなって思います」

子どものためにもママがハッピーでいることが大事!

 

― サカママとしてはどんなサポートを行っていますか?

「スクールへの送迎がメインですね。スクールに向かう車中で宿題をやらせて、おにぎりなどの軽食を食べさせて。スクールが終わると、また『おなかがすいた!』って言うので、そこでつまむ物を用意したり。スクールがある日はとにかく1日がバタバタして終わりますね」

― 子どもは、どんどん食欲旺盛になっていきますからね。食事面で気を付けていることはありますか?

「息子は、お肉が大好きなので、どうしてもお肉ばかり食べたいと言うんですけど、魚やカルシウムもとることが大事だよって話をして。できるだけバランスよく食べれるように促してますね」

― 日々、子育て、家事、仕事、サッカーサポートがあると多忙ですよね。

「忙しいながらも、息子のおかげで交流が広がって、私自身、楽しめている部分はありますね。ただ、自分のことが二の次になって、ひどい状態になっているときはありますよね(苦笑)。子どもが一番で頑張るのもすごくいいと思うんですけど、ママが自分を大事にしないと、子どももハッピーではいれないと思うんです。私自身がリフレッシュできることやモノを見つけて、ハッピーでいられる時間をつくりながら、子どもと接するようにしなければと思ってますね」

― ちなみに、橋本さんのリフレッシュ法は?

「息子のサッカー仲間と親子そろってのおでかけや、イベントを企画してみんなで集まったりするのもリフレッシュにつながっていますね。でも、忙しいのが普通になっているので、逆に何もないとどうしようって(苦笑)。だから、コロナ禍の自粛期間は大変でしたね。それもあって、家族で公園で運動をするようになったんです。今でも土日は公園に行ってサッカーをしたり、体を動かしてますね」

― 子育てについて、鈴木さんと決めていることはありますか?

「普段の生活の中で子どもに何かあったときは、子どもたちがいる場で、意見を言い合うようにしています。そうすると、子どもも、パパとママの意見がわかるし、子ども自身も考えられたりして、解決策を見つけやすいかなと。それと子どもを挟むことで、夫婦喧嘩にはならないですから(笑)」

嫌なことがあっても投げ出さずにサッカーを続けてほしい

― 息子さんはサッカーを始めてから4年程経ちますが、サッカーを通して成長したと感じることはありますか?

「上手く時間を使えるようになったと思います。『サッカーに行くには、宿題や片付けをやらないと行けないよ』と言っているうちに、今は自分から『先に宿題をやっちゃうね』と行動するようになって! 自然とサッカーと勉強とのメリハリがついたのもよかったと思いますね。あとは、サッカーをする中で、仲間を大事にする気持ちが強くなったと感じています。学校だけでは見ることができない、息子が頑張っている姿を見られるのはサカママの醍醐味ですよね」

― 今後、少年団やクラブチームに入ることも考えてますか?

「週2回のスクールでは練習量としては少ないと思いますし、試合にも出てほしいですからね。主人も練習量が足りないと感じているらしく『俺がどこかで教えたいんだけど』って(苦笑)。主人は息子のサッカー選手になりたいという夢を自分ができる限りサポートしていきたいと考えているようですね」

― 息子さんには、これからどんなふうにサッカーと関わっていってほしいと思いますか?

「息子は、サッカーが好きだし、楽しんではいるんですけど、嫌なことがあると、すぐにできない、サッカーにはもう行かないってなりがちなんですね。ただ、先日、運動会の徒競走で1位を取るために、毎日、公園で走る練習をして、結果、1位が取れたんです。息子自身、毎日練習する意味がわかったみたいで。そのときに、私と主人で『サッカーも毎日やってないと上手くならないんだよ』と伝えたんです。それからは、スクールがない日も練習をするようになりましたね。これからも、簡単に投げ出したりはしないで、嫌なことがあっても、次、頑張ろうという気持ちでサッカーを続けてほしいと思います」


 
 

主人と息子は時間があればサッカー
主人が息子を誘い出し公園へ。
最近は息子も練習に積極的です。

 

スクールの前に腹ごしらえ
スクールのある日は車中で間食を。
この日は大好物のカレーパン。

 

主人と息子のプレーがそっくり
息子のプレーは現役時代の主人と似てるんです。後ろ姿もそっくり。

 

時々、主人と一緒にお仕事してます!
モデルの仕事が中心ですが、主人と一緒に仕事をすることも。

 

毎日の練習で、徒競走で1位に
運動会にむけて公園で走る練習。
主人がタイムも計測してました!

 

ストレス解消はママ友とのランチ
久しぶりにママ友であり心友とランチ。話が尽きません!


写真/野口岳彦