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高校年代に向けた選択

12月もあっという間。いよいよ年末という時期になってきました。先日、来春中学3年になる長男の進路相談会がありました。ついに高校受験、進路の選択が迫っています。

受験に対する息子の意識は…?

高校サッカーの強豪校を目指すのか、クラブチームを狙うのか、また、大学サッカーまで目標を持った上での選択をするのか。コロナの影響で夏休みの課題だったはずの学校説明会には参加できず、オンラインの説明会やHPではイメージが膨らみにくく、塾も入っていないため、親として初めて迎える高校受験という人生の節目に対して、一体どうしようかな…という状況です。

息子の方はというと、中間・期末と苦戦を強いられているにも関わらず、あまり受験という現実を直視してくれない状況…。何かと「面倒くさい」というのが口癖の長男。何をするにも、どこへ行くにも時間の無駄といって積極的に動いてくれません。コロナによる自粛であったり、思春期特有の思考も影響しているとは思うのですが、もったいないなぁと思わずにはいられません。

また、今でこそ東京で暮らしていますが、静岡で生まれ育った息子にとっては、将来のビジョンは変わらずに「ジュビロへの恩返し」という漠然としたものがあるようです。思い当たる高校も、浜松開誠館、静岡学園、清水桜ケ丘など静岡県内の高校が先行しています。

自分の未来は自分で切り開いてほしい

そんな風に「ちゃんと考えてるのか?」と心配になる日々が続いていますが、小学生から続くサッカー仲間と公園でサッカーをする時間は、今もなお息子にとって息抜きになっているようで、心を開くかけがえのない時間にもなっています。

サッカーを楽しむ姿は変わっていなくても、年齢が進むにつれ選択しなければいけない時期がきます。

プリンスリーグ、プレミアリーグ、Tリーグ常連の強豪に進学したとしても、試合に出場できないかもしれない。挫折を味わうかもしれない。監督や選手によって雰囲気も変わるかもしれない。

進路のことを考えると、心配ばかりが脳裏をよぎり、億劫な気持ちになっているのかもしれません(そもそも、スカウト、セレクションでお声がかかるようなずば抜けたセンス、醸し出すオーラ、前評判がある訳でもなく、成績も危ういのですが…)。

ただ、どこにチャンスが転がっているかもわからないからこそ、中学2年から3年にかけたこの半年、1年が今後への第一歩になるんだということを胸に刻んでほしいと思います。

やはり親としては、選手になってほしいというよりも、ただサッカーを純粋に楽しんでほしいと思っています。だからこそ、自分の可能性を広げるのは自分次第、親のレールではなく自分の意思を持ってほしいのです。

チームの監督、スタッフの皆様のサポートを頂くなか、その期待に応えようというやる気があれば、思いがけないチャンスが巡ってくるかもしれません。だからこそ、一瞬一瞬気を抜かずに、BチームであろうとコンバートされたCBであろうと、自分の判断に自信を持ち、努力し、最善を尽くす時はまさに今なのではないかと、息子の様子を見守りながら思います。

息子の「アイル」という名前は、「I will.」そして、aisle(通路)から、自分の未来は自分で切り開くという想いを込めています。来年は、この想いが形になり、自分の選んだ進路と向き合ってくれていることを願っています。

WRITER PROFILE

細田 阿也
細田 阿也
フリーアナウンサー。サッカー王国・静岡で生まれ育った兄弟(13歳、6歳)のサカママ。 小学生の時に体験したJ開幕からサッカーに魅了され、大学時代には夢だったTBSサッカーJリーグ中継ピッチリポーターとして日本代表、Jクラブを取材。 現在はフリーアナウンサーとしてイベントMCなど幅広く活躍。「サカママフェスタ」でもMCを務めており、選手とサカママ、サポーターとの仲介役として寄り添う姿が魅力。 中学年代、サッカーキッズの葛藤や挑戦、見守るサカママの想いなどを記していきます。
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