教えて!カントク!ATSジュニアユース(兵庫県)吉川雄規監督
「中学サッカー進路」について、サカママからの疑問に監督が答えます。ただ上手さだけを追求するのではなく、サッカーを通した人間教育の大切さについて、耳を傾けてみてください。
ATSジュニアユース
(兵庫県)
吉川雄規監督
小学生のうちに中学サッカー進路はいつごろから考えるべきでしょう。
6年生の春頃でいいかと思います。
クラブチームにおける中学の部活動との違い、部活動と比較したクラブチームの良さとは何でしょう。
サッカーの専門性が高い傾向があることです。また、対外試合や遠征などで部活動よりも遠方のチームや様々なチームと交流できる機会が多いことも、クラブチームの良さだと思います。
中学年代の保護者のサポートについて、どういったことが大切か、また保護者はお子さんとどう向き合うことが大事だとお考えでしょうか?
食事のサポート以外は近くなり過ぎない方がいいかもしれません。オフザピッチの過ごし方も自分で判断していくことが大事だと思います。
クラブチームでの活動と学業は両立できるでしょうか?
できます。多くのチームは、90分もしくは120分程度しかトレーニングをしません。トレーニングも勉強も、短い時間でどれだけ集中できるかです。帰宅してから30分だけでも集中して勉強すれば、十分両立できます。
中学年代の育成について、大切なことは何だとお考えですか?
相手を見て、止める、蹴る、運ぶ、外すの駆け引きすること。中学年代は、初めて11人制を体験する時期です。小学生年代で身に着けた技術を、11人制のサッカーの中で相手を見て判断し、発揮できるかが重要になると考えています。
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