田中碧選手と考える! 自己肯定感の育み方 presented by KUMON
サッカーとKUMONに共通する成長法則
「子どもに主体性を身につけさせたい!」そんな願いをおもちだと思います。でも、それが決して簡単でないことも、みなさんご存じだと思います。
そこでサッカー日本代表の田中碧選手の成長の軌跡を、スポーツメンタルコーチの鈴木颯人さんと一緒に紐解き、「自己肯定感」の育み方を考えました。
サッカーを通して成長する過程にはKUMONとの多くの共通点があり、「習慣×自信」→「目標設定」→「主体性」を点ではなく、線としてつなげていくことで、親としてお子さまを適切にサポート・後押しするヒントがあることがわかってきました。
田中碧
1998年9月10日、神奈川県生まれ。地元のさぎぬまSCに入団し小学3年生から川崎フロンターレの下部組織に入団し2016年にトップ昇格でプロ入り。2021年から欧州に主戦場を移し、現在は日本代表で活躍中。ポジションはミッドフィールダー。フォルトゥナ・デュッセルドルフ所属。
鈴木颯人
(スポーツメンタルコーチ)
スポーツメンタルコーチとして、プロアマ・有名無名を問わず、多くの競技のスポーツ選手のパフォーマンスを劇的にアップさせている。スポーツをがんばる子どもを持つ親御さんや指導者、先生を対象に、メンタルコーチングのノウハウを伝えるセミナーも開催。
自己肯定感
1人でできないことを続けるのは容易ではありません。それは大人も同じ。自分でできることを少しずつ行い、達成することで小さな自信が芽生えます。小さな成功体験は自分への期待感を育み、次のチャレンジへの意欲となって継続=習慣化につながります。
親が気をつけること
親は自分の価値観で子どもが決めたことをジャッジしないで受け入れることが大事。小さなことでもほめて背中を押してあげる。
せっかく習慣化できても、同じことの繰り返しでは飽きてしまいます。次は目標を立てることでモチベーションUPにつながります。ここで大事なのは自分で決めた目標であること。それがネクスト・ステップに挑戦する意欲となります。
親が気をつけること
親が目標を決めるのでなく、いろんな可能性から子どもが決められるようにサポートしてあげることが大切。目標をあきらめそうになったときは、子どもに寄り添って話を聞いてあげること。
やらされるのでなく、自分でやることで飛躍的に成長します。もちろん、簡単に身につくものではありませんが、自己決定できる力を身につけることで、自らの未来を切り拓いていける、自己肯定感の高い大人へと成長していきます。
親が気をつけること
サッカーのチームなど「家庭から離れた環境」に預け、任せることも大切。親子だけで抱え込むのでなく、いろんな大人が手を取り合って子どもを取り巻く環境をつくっていく。
友達と困難を乗り越えた
僕の親は普段は何も言わないけど、いいプレーをしたときは絶対にほめてくれました。成功体験に対して、自分と他者の評価を符合することができたので、次にどうすべきかを考えられるようになりました。できることが増えていくと、できないことも出てきます。それを乗り越えるために今度は友達が必要になってくる。それを繰り返して、僕は今につながっているんだと思います。
あなたはちゃんとできる
親は「あなたはちゃんとできる」ということを子どもに伝えてあげることが大事。成功体験(達成経験)を積むことが自己肯定感を高めることになります。逆に失敗が続くとモチベーションは下がってしまうので、そこは親が達成できるように促してサポートしてあげることも大切ですね。
KUMONの考え方
KUMONでは継続の仕組みを大事にしています。学年ではなく、その子の学力や気持ちにあわせて、その日の学習教材が与えられます。やさしい問題から徐々に難しくなるスモールステップで「できた!」という達成感が得られます。継続できるから自信がつき「もっとやりたい」と学習意欲が高まります。
新しいことをやるのは楽しい
僕は飽きやすい性格なので(笑)、目標をいい方向に少しずつ変えていきます。続けるというより、正解を見つけにいく感覚です。楽しいことは続けられるし、新しいことをやるのは楽しい。目標設定にはこだわってやっているし、結果よりも成長に目を向ける方が最終的に自分の望むものが手に入ると思っています。プロは結果を求められる場所です。サッカーはゴールを決めることが重要なので、そこに向かってどうするか、小さいステップを構築することで今日やることの整理ができます。(プロサッカー選手は)自分が選んだ道ですから、納得するまでその組み立ては毎年やっていますね。
自分で決めた目標は底抜けのモチベーション
人は一つの目標を達成できないと同じ目標を追い続ける傾向にあります。たとえ達成できていなくても頑張った分の成長を得ているはずなので、目標もアップデートされるべきなんです。併せてスケジュールを立て直し自分にふさわしい目標を再設定していくことが大事。自分で決めた目標(自己決定感)は底抜けのモチベーションになります。
KUMONの考え方
自信がつき自分への期待感が高まると、次は具体的な目標設定が大事になります。個人別・学力別に提供するKUMONの教材は、1教科約5000枚もの分量で構成されていますが、200枚ごとにステップアップできる仕組みとなっています。だから「いつまでに次の教材に進む!」という具体的な目標を、子ども自身が設定しやすいようになっています。
「子どもが決めたこと」を親がサポートする
僕の親はサッカーについてはチームに任せていましたが、僕が決めたことに中途半端なときだけ叱られた記憶があります。環境に恵まれたことが、その後の成長につながっていったのだと思っていますが、主体性が大事なのはサッカー選手に限らないと思います。親が将来の方向性を決めるのでなく、子どもが決めたことを親がサポートしてあげるのが理想だと思っています。自分で決めたことはたとえ挫折しても続けられる。実体験からそう思います。
親から離れた「環境」での育み
人の成長の過程で性格を決めるのに重要なのは、外部と子が接する環境=非共有環境と言われています。田中碧選手が所属したさぎぬまSC、そしてKUMONなど親から離れたサードプレイスでこそ、子どもの自己決定感は育まれます。周囲の仲間や先生と協力し、乗り越えることで主体性が育まれる。親が社会・環境の力を借りることで、巡り巡って一人ひとりの子どものパフォーマンスを引き出すことにつながると思います。
KUMONの考え方
「自分の力で未来を切り拓いていける」そんな子を育てたいビジョンをもって、何十年間も研究を続けています。そんな子を育てるために大切なのが、「くもんの先生」の存在です。個人別にあわせて教材を与えるだけでなく、学習の過程をしっかり観察し、認め、ほめ、励ますことを実践しています。その情熱の積み重ねが子どもにも届き、主体性につながります。
田中碧選手からメッセージ!
「自分で決めたこと」に挑戦しよう!
サッカーをやっている子、KUMONを学習している子、両方とも続けてほしいです。壁にぶつかっても「楽しむ」ことを忘れずに、自分で決めたことに挑戦し続けてください。そんながんばる子どもを、親はやさしく見守って、時には手を差し伸べてあげてほしいです。
プレミアムイベント動画
前半
後半
プレミアムイベント参加者の声
子どもが決めたことを認めてあげたい
飯田美穂さん・太地くん(小3)
「子どもが立てた目標に『簡単じゃない?』と決めつけるのでなく、その目標を尊重し、達成したことをほめてあげられるようにしたいです」
KUMONの先生は小さいこともほめてくれる
布山あず美さん・隼誠くん(小4)
「KUMONの先生は本当に小さなことでも褒めて自己肯定感を育んでくれます。今では息子も自分で計画を立てKUMONとサッカーを頑張っています」
親がサポートするのは必要なとき
本間真紀子さん・絢也くん(小3)
「つい何でも子どもに手を差し伸べていました。そうでなく子どもの主体性を大事にし、必要なときだけサポートするようにしていきたいです」
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