親の声かけで決まる!3日坊主にならない方法
日々、身体をつくるためのトレーニングは重要。とはいえ、サッカーの練習は好きだけど、トレーニングは続かない……と嘆いているサカママいませんか?そこで「3日坊主にならない方法」をお教えします!
続けさせるのではなく、二人三脚で続けていこう
そもそもやる気には「テンション」と「モチベーション」の2つがあります。いくらやる気があったとしても、テンションが高まっているだけでは物事を続けることができません。
お子さんの続ける力をつけるには、「モチベーション」を育てることが必要です。それには、親御さんの声かけがとても大事。例えばトレーニングなら、終わった後に親御さんが「どんな気持ちだった?」とお子さんの素直な気持ちを聞いてあげましょう。愚痴や不満を言ったとしても決して否定しないこと。気持ちを否定してしまうと、やる気を枯れさせてしまうハメになってしまいます。
次に一緒に小さな行動目標(トレーニングメニュー)を立てていきましょう。目標は無理のない範囲で設定することが大切。その目標が達成できたら、親御さんは大げさなくらい褒めてあげてください。褒めることでお子さんに「できた」というプラスの感情を作っていくのです。最初にプラスの感情ができたら、お子さんは「トレーニング= 楽しい」という感覚になり、3日坊主にならずに、やる気が育っていきます。いずれ習慣化できるようにもなるはずです。親御さんは、続けさせようとするのではなく、お子さんと二人三脚で一緒に続けていくよう心がけましょう。
やる気を育てるヒケツ -トレーニング編-
トレーニング終了後にお子さんの感情を聞く
「めんどくさい」「しんどい」などと言っても否定するのはNG。「○○ちゃんは」「お母さんの小さい頃は」など比較するのもやめましょう。「わからない」と答えた時は、親御さんから「楽しかった?」「きつかった?」など感情の例をたくさん出して気持ちを引き出してあげて。
一緒に話し合って小さな目標を立てる
例えば、腹筋を10回やってみて「まだ少し余裕がある」とお子さんが言っていたら、スタート時の目標は1日10回でOK。お子さんと話し合って、無理をせず、できる範囲の目標にすること。
少しオーバーなくらい褒める
トレーニングのスタート時は、結果が見えない分、目標が達成できても、お子さんはプラスの感情が持ちにくいもの。そのため親御さんはおおげさなくらい褒めてあげましょう。とにかく最初が肝心です!
続けることができたらご褒美をあげる
ご褒美はエサをぶら下げているようで…と思わなくもても大丈夫。お子さんにとっては、できることを積み重ねれば欲しいものが手に入る、という自信につながるのです。ただし、続けたことへのご褒美はお子さんと一緒に決めること。親御さんが決めても、お子さんはさほど欲しくなかったりすることも多いのです。
トレーニングスタンプカードを作ってみよう
トレーニングができたらスタンプを押すことで、自分の中で「できた」というプラスの感覚が作れるようになります。ほかに、回数などを表にして貼っておくのもオススメ。目にすることで「できている」感覚が味わえ、さらにやる気になるのです。
1日、1回休んでしまったら「また、やっていこう!」と声かけを
たとえ休んだ日があっても否定せずに「なんでできなかったんだろうね」と一緒に考えたり、「また、続ければいいよ」と声をかけてあげましょう。