『話してくれない』のその前に
こんにちは^^
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー、
サカママ歴15年の桐原圭子です。
サカママ歴15年とはいえ
まだまだ今も勉強中💦
先日も
次男と話をしていて
サッカーの話を「きく」機会があったのですが、サラッと素っ気なく終了💦
ミレニアムイヤー生まれの次男は
今年20歳のサッカー部所属の大学生。
大きな反抗期もなく
今でも一緒に出かけたり、ふざけたり
仲のいい方だとは思うけど
こちらが真剣な話をきこうとすると
こんな感じの対応もしばしば。
まぁ、あまり話してくれないのも
年頃だし、そんなもんかと
その日もそのままに。
そしてまた別の日、
私が実家へ出かけることがありました。
久しぶりに寄った実家では
両親が私の訪問を喜んでくれましたが
久しぶりに私に会った母は話したいことがいっぱいで、自分の話に夢中。
そういえば、私も何か話したいことがあったような気がしたけれど、少し消化不良な気持ちで実家を後に帰ってきました。
思い返せば
中学生や高校生のころ
親に、学校のことやクラブ活動のこと、友達のことを「きかれて」
はじめはいろいろ話してたのに、時と共に、
だんだんと話さなくなっていった事を思い出しました。
よく考えると
それは、だんだんと
「聴いてくれてる」という感じがなくなっていったから。
話しても話の途中で
「それはこっちの方がいいよ」
「それはやめた方がいいんじゃない?」
「それはあなたがいけない」
良いか悪いか
正しいか間違ってるか
どちらかというと
こちらの話を聴いてくれるというよりは
親に話の中身を、正しいのか間違ってるかを
「判断されている」
そして聞きたいことを尋問のように
「訊かれている」と
子ども心に感じたのかもしれません。
きっと、子どもって無意識のうちにも
この人はどんな話もまず「聴いてくれる」という安心感がある環境でしか話さなくなるものかもしれません。
実家に行って
そんなことを思い出した私は
最近、20歳の息子がそんなに話さないのは
「まぁ年頃だしそんなもんだろ」と勝手に決めつけていたけれど
そうじゃないな
と改めて感じました。
サッカーのこと
友達のこと
チームのこと
いっぱい「話して」欲しいならば
まずサカママの私たちはどんな「聴き方」が出来るのでしょうか?
「聞く」
「聴く」
「訊く」
いま私が「きいて」るのはどれだろう。
そう、ふと振り返るだけで
子どもが話してくれる環境が変わるかもしれません。
そして
あなたの
「きく」は
どんな「きく」でしょうか?
子どもを見守り応援するために
子どもがなんでも話せる安心の場所になるために
自分の「きく」を一度振り返ってみてもいいのかもしれません。