長友佑都選手の専属シェフ・加藤超也さんが教える「スポーツキッズのための簡単レシピ―間食編」

2020-01-10

長友佑都選手の専属シェフ・加藤超也さんによるスポーツキッズのためのレシピ。今回は、加藤シェフに「間食」についてお聞きしました。手軽に作れる間食レシピや加藤シェフが間食を作る際に欠かせないアイテムをご紹介します。

長友選手が1日の中で2回食べているものとは？

間食はよくないと思われがちですよね。でも、極度の空腹状態で、いきなり炭水化物を食べてしまうと、血糖値が急激に上がってしまったり、食後すぐに眠くなってしまうことも。ですので、僕は小腹が空いたら何かを少し食べることは、悪いことではないと思っています。大事なのは、質と量ではないでしょうか。

長友選手は間食として、夕方と夜ごはんの後にヨーグルトとフルーツをミックスしたものを必ず食べています。運動やトレーニングをすると、ビタミンCがどんどん失われてしまうので、ビタミンCは意識的に摂取することが大事だと思いますね。フルーツなら、ベリー系やグレープフルーツ、キウイなどはビタミンCが多く含まれています。間食には、糖分だけでなくビタミンなどプラスのメリットがあるものを活用しながら、摂り入れることが大切だと思います。

試合後、食欲がない時などは、少量のパイナップルを摂るのがオススメです。「食欲がない＝胃酸が出ていない時」なので、パイナップルを食べることで胃酸の分泌がよくなるんです。

ヨーグルトプリン～ミックスフルーツ添え～

成長期にカルシウムは不可欠です。でも、意外と不足しがちになっていませんか？そこで、今回考案したのが、間食はもちろん、朝食にも最適な一品です。ビタミン、カルシウムが効率よく摂取できますよ。

材料（2人分）

ヨーグルト「無糖」	150g
牛乳	100g
粉ゼラチン	3g
ラカントS	25g
ミックスフルーツ	お好み

作り方

①	全材料をあらかじめ計量する。
②	小鍋に牛乳を入れ、弱火で加熱し、沸騰直前になったら火を止める。
③	②にラカントS 、粉ゼラチンを入れ、ホイッパーで素早くかき混ぜ、ヨーグルを入れたら再びホイッパーでかき混ぜ、なめらかにする。
④	ボールと裏ごし器を用意し、③を裏ごしする。
⑤	ボールに氷水を用意し、④をゴムベラでかき混ぜながら冷やす。
⑥	容器に⑤を盛りつけ、冷蔵庫で約1時間程度冷やし固める。
⑦	⑥にお好みのフルーツを添えて完成。

ちょっとした甘さを加えたい時に活用しているものは？

甘いものを食べるにしても、甘さである糖分の内容は重要です。サラヤの自然派甘味料「ラカントS」は、天然甘味料であり、食後の血糖値の急上昇を抑制してくれる効果が期待できる甘味料なので、よく活用してますね。

先に紹介したヨーグルトプリンも、無糖ヨーグルトに「ラカントS」を加えることで、ほどよい甘さにして、食べやすくしています。長友選手はコーヒーがすごく好きで、その時に手軽に食べられスイーツを作るのですが、その際も「ラカントS」は欠かせませんね。

ミックスナッツチョコ　サラミ仕立て

イタリアに住んでいた時に、長友選手によく作っていたスイーツです。ナッツを加えることでいい油脂あぶらが摂れますし、また、カカオ70％のチョコレートを使用し、「ラカントS」で甘さを加えているので、サカママのみなさんも罪悪感なく食べていただけるかと（笑）。今回は、子どもたちにも食べやすいように、通常より「ラカントS」を少し増やしました。おもてなしの茶菓子にもぴったりですよ。

材料（4人分）

チョコレート「カカオ70%」	100g
ミックスナッツ	50g
生クリーム	65g
ラカントS	27g

作り方

①	チョコレートを細かくカットし、ボールに入れる。
②	小鍋に生クリームを入れ、弱火で加熱し沸騰直前のタイミングでラカントSを入れる。
③	①のチョコレートに②を入れて、チョコレートを溶かしながらゴムベラで混ぜ合わせる。
④	ざく切りにしたミックスナッツを③に入れ、さっくりと混ぜ合わせる。
⑤	ラップ、クッキングシートを用意し、④をのせたら、ラップで包みサラミ状にする。
⑥	冷蔵庫で1時間以上冷やし固めたら、包丁でお好みの大きさにカットし完成。