今こそ必要「免疫力アップ飯」ーアスリートをサポートする管理栄養士直伝!(前編)
スポーツキッズにとって大切な食事。だからこそ、サカママとしてはしっかり栄養がとれる食事でサポートしたいものです。そこで今回は、AuB株式会社(サッカー元日本代表・鈴木啓太さんが代表)でアスリートの食事指導を行っている管理栄養士チームのみなさんに、疲労回復や免疫力向上につながるレシピを教えていただきました。
スポーツキッズに“糖質”は必要!
よく、ダイエットには糖質制限という言葉を耳にしますよね。大人には制限が必要な場合もありますが、スポーツキッズには糖質は欠かせません。けれど、糖質の取り過ぎはキッズでも良くありません。というのも、ジュースやお菓子に含まれる糖は血糖を急上昇させ、「もっと甘いものが欲しい」という錯覚に陥ったり、さらには味覚障害のリスクにつながることもあります。ですので、おやつやお料理に使う甘味付けには砂糖の代わりにカロリーゼロの自然派甘味料「ラカントS」を活用し、食事全体の糖質を調整するのも一つの方法だと思います。
スポーツキッズは、3食バランスの良い食事で、適切な量の糖を摂取することが大切です。
免疫力の向上のためにも腸内環境を整えよう
なんと免疫機能の約7割が腸にあると言われているほど免疫力と腸内環境は大きく関係しています。腸内細菌の多様性(細菌の種類や数)が低いほど「感染症にかかりやすい」「風邪をひきやすい」といった報告もあるのです。合成甘味料の成分には、腸内環境に悪影響を及ぼすものもあると言われていますが、ラカントSにはそれらの成分は含まれていません。
今、流行性感染症により除菌が騒がれていますが、除菌をし過ぎると子どもの肥満やアレルギーのリスクもあると言われています。除菌も時と場合によっては必要ですが、毎日継続的な手洗い、うがいをしっかりとして外敵を予防するとともに、日々の食事で腸内環境を整えることにで、自己防御となる免疫力の向上を目指しましょう。
疲労回復&免疫力向上にオススメ「鶏とごぼうの炊き込みご飯」
練習後、すぐに食べたい時や疲れて食欲が湧かない時にオススメなのが「鶏とごぼうの炊き込みご飯」。運動後は疲労回復を素早くするために糖質とタンパク質が必要になるのですがこのメニューは、お米と鶏肉でそれらを補うことができるのです。さらに、おにぎりにして海苔を巻けば、ビタミンやミネラルを豊富にとることも。
さらにこのメニューは、ごぼう、こんにゃく、きざみのりなど、腸内環境を整える食材を一度にとることができるのも特徴です。とくにごぼうは、他の食材に比べるとオリゴ糖が摂れるので、腸を刺激し便通を促す作用も。腸内環境が整っていけば、免疫力の向上につながっていくのです。
また、アトピー体質の方は、少しずつ暑さを感じると、肌がデリケートなため、汗でもしみてしまうことも。そのため、日頃からビタミンAをとって皮膚を強くすることが大事。このメニューには、ビタミンAが豊富な鶏肉やにんじんも入っています。
材料(4人分)
米 | 2合 |
薄揚げ | 1枚 |
鶏もも肉 | 50g |
ごぼう | 小1本 |
にんじん | 1/2本 |
こんにゃく | 50g |
刻みのり | 少々 |
調味料 | |
ラカントS | 大さじ2 |
和風顆粒だし | 小さじ4 |
醤油 | 大さじ2 |
料理酒 | 大さじ2 |
作り方
① | にんじん、薄揚げ、こんにゃくは千切り、ごぼうはささがきに切る。鶏肉は小間切れに。 |
② | ①の具材を30分ほど調味料につけておき、味をしみ込ませる。 |
③ | 炊飯器に洗った米と②を入れる。2合目まで水を浸し、炊飯する。 |
④ | 器に③を盛り、刻みのりをちらして出来上がり。 |
ポイントは「ラカントS」を活用すること
「鶏とごぼうの炊き込みご飯」には、「ラカントS(顆粒タイプ)」を使うのがポイントです。というのも、練習後の疲労によるエネルギーチャージをする際に、砂糖を活用してもいいのですが、「ラカントS」には砂糖のような血糖の乱高下による精神の不安定や集中力の低下が見られにくいからです。
今回のレシピで使用した「ラカントS」とは?
「ラカントS」は、漢方原料にも使われるウリ科の果実である「羅漢果(ラカンカ)」から抽出した高純度エキスと、トウモロコシの発酵から得られる天然甘味成分「エリスリトール」という2つの天然素材から作られた、カロリーゼロの自然派甘味料。砂糖と同じ甘味度なので使用量の換算いらずで使いやすく、加熱しても甘さはそのまま! 顆粒タイプとシロップタイプがあります。
じつは、スーパーマーケットとドラックストア、薬局・薬店ではパッケージが異なります。スーパーマーケット(砂糖・調味料売り場)では、女性イラストのパッケージ、ドラックストア、薬局・薬店では、羅漢果の実など写真パッケージで販売しています。購入する際の参考に。