長年続けていた薬剤師からシフト。仕事も家族との時間も大切にできる働き方とは?【サカママワーキングスタイル】
正岡文子さん
神奈川県川崎市在住
龍斗くん(小4)
仕事
週2回、くもんの先生として働いている正岡さん。その他、教室の準備や保護者面談なども行っています。
サカママ
龍斗くんは週に1回、クーバー・コーチング・ジャパン サッカースクールに通っています。正岡さんは、その練習を欠かさず見に行っているそう。
薬剤師のパートから、くもんの先生へ
結婚・出産後も、薬剤師として週2日、パートで働いていた正岡さん。もう少し働きたいと思っていたときに、お子さんが通っているくもんの先生から声がかかり、教室のスタッフとしても働くことに。しばらくして、教室を引き継いでほしいと言われ……。
「正直、とてもびっくりしました。でも、その先生が、とてもいきいきされている姿を見ていたので“くもんの先生”という働き方もいいかなと思ったんです。ただ、その先生は、くもんの先生歴40年の大ベテラン。先生がやってきたことを継続できないと、生徒さんたちに申し訳ないという思いもありました。
迷いながらも、くもんの先生の仕事の説明を聞いてみると、公文式学習は自学自習することを目指した学習方法で、プリントには、それを可能にする工夫がたくさん詰まっていることがわかったんです。確かにわが子も、教室に通うようになってから、自分で勉強するようになって成績が伸びているなって。教材の素晴らしさに気づき、これを広めなくては!と、勝手に使命感を感じてしまいました(笑)」
しかし、実際に教室を引き継いでみると、最初は、理想通りにいかないこともあり、必死だったそう。また、それまで家のことは全部正岡さんがやっていたため、それができずにイライラすることも。
「あるとき、息子に言われたんです。『お母さん、最近笑ってないね』って。子どもはよく見てますよね。くもんの先生をするようになって改めてわかったのは、私にとって家族と楽しく過ごす時間が一番大事だということ。だから、今では、少し家が散らかっていても気にしなくなりました(笑)。家族も積極的に家事を手伝ってくれるようになり、私も“一緒にやって~”と家事をお願いできるようになりましたしね」
人見知りを克服するために、サッカースクールを選択
現在、クーバー・コーチング・ジャパン サッカースクールに通っている長男の龍斗くん。きっかけは、正岡さんが龍斗くんの人見知りを克服させたいという思いもあって、通わせるようになったそう。
「もともと主人がサッカー好きなこともあって、息子と主人は、休日によく公園でボールを蹴って遊んでいました。今住んでいる地域には、息子が小学1年生の時に引っ越してきたのですが、息子は人見知りの性格だから、どうしても友達が少なくて。それを克服させるためにも、友達を増やすにもサッカーがいいかなと思って、サッカースクールに通わせることにしました。
くもんの先生の仕事をするようになっても、息子のサッカースクールには、毎回見に行くようにしてるんです。練習の後半には必ず試合をするので、それだけは見に行ってあげたいと思って。最近、ようやくサッカーをしてるっていう感じですね(笑)。男の子の友達もたくさんできて、少し自信もついてきたように感じています」
大好きなサンフレッチェ広島の応援でストレス発散
正岡さんが、何よりも大切にしているのが家族と過ごす時間です。
「土曜日の午前中は教室の準備にあてているのですが、半日で終わらせて、日曜日は、家族で丸1日を過ごそうと思っています。果物狩りやデイキャンプ、ハイキング、冬はスキーなどだいたいどこかに行ってますね。その計画をたてるのが楽しく、家族の時間は仕事や家事のモチベーションアップにもつながっています。
私は、自分の時間というよりも、家族と一緒に楽しく過ごす時間を大切したいと思ってるんです。子どもたちには、いつも『大好きだよ、ありがとう!』って言ってます(笑)」
コレ、愛用してます!
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正岡さんの教室がある日(週2回)の時間割
6:30 | 起床 |
---|---|
7:00 | 朝食 |
7:40 | 子どもたちを見送る |
8:00 | 休憩、家事、夕飯の準備 |
11:00 | 教室でランチをしながら、研修動画をチェック |
13:00 | 仕事モードに気持ちを整える |
14:30 | 教室スタート |
20:15 | 帰宅し、子どもたちと夕食。後片づけはご主人が担当 |
21:00 | バスタイムの後、自分時間を過ごし、就寝 |
写真/野口岳彦
presented by KUMON