「大学でサッカーを続ける」ということ。vol.10
U-21日本代表で躍動!“東京五輪の星”からの言霊。
「大学サッカーで得たもの」
2020年、いよいよ開催まで2年を切った東京オリンピックでの活躍が大いに期待されるU-21日本代表。アジア大会で銀メダル獲得に貢献した大学生プレーヤーたちが、キミたちに送る先輩としてのメッセージ。
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オビ・パウエルオビンナ
(GK/流通経済大学3年)1997年12月18日、JFAアカデミー福島出身
「大学で成長し、2020年は日本代表としてピッチに立ちたい」
「JFAアカデミー福島には、国際的に通用する人間力を育成するフィロソフィーがあります。大学で色んな人との出会いを通じて、オフ・ザ・ピッチの部分でも、JFAアカデミーで学んだことは、非常に重要であったと再認識しています。高卒でプロを目指していましたが、流通経済大学から練習参加のお話をいただき、そのレベルの高さ、練習施設の充実度を知り、コーチ陣の方ともお話をさせていただき、高3の夏には流経大に進学することを決めました。
流経大は昨年のインカレを優勝した『勝つチーム』だからこそ、日頃から強度の高い練習ができていますし、先輩からの要求も高く、日々成長できている実感があります。中野雄二監督は『スタイルのないことが流経スタイル』と言われていて、どんな相手にも対応できるサッカーを標榜しています。今、試合に出させてもらっていること、経験を多く積めていることを考えると、プロではなく大学に来たことは正解だったと思っています。このまま成長するための努力を続け、プレッシャーに耐えられるだけの準備をし、2020年は代表のピッチに立ちたいです。
大学サッカーには素晴らしい環境が整っていて、活躍すればプロへの道が開かれます。高校時代にどれだけプロから遠い距離にいても、大学の4年間にすべてを懸ければ逆転もできます。僕もそうですが、高校生のみなさんも夢に向かってがんばってほしいです」