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大学サッカー PERFECT GUIDE vol.5 「日本体育大学 学友会 サッカー部」

高校サッカー応援メディア『footies!』にて大好評連載中の『大学サッカー PERFECT GUIDE』。現役学生プレーヤー(掲載時)が、大学サッカーの魅力についてナビゲートしてくれる同人気シリーズをサカママWEBでも配信! 大学選びの参考として、ぜひご活用ください!

体育競技の中枢で切磋琢磨 日本体育大学 学友会 サッカー部

120有余年の伝統を誇る大学において、1954年に創部された男子サッカー部の歴史は古い。日本中のアスリートが集い、精進する同大学サッカー部を紹介する。

I'LL GUIDE YOU. ~私が案内します!~
関戸裕希
日本体育大学体育学部体育学科/MF/前橋育英高校出身

ジュビロ磐田、U-19日本代表の監督も務めた鈴木政一前監督(※)。多くは語られませんが、その先に必ず答えがあるので、各々が考えて日々練習しています。 ※現在は矢野晴之介監督 日体大の学生が集う学内食堂では、写真の学生幹事・相沢が持っているカツカレーの食品サンプルのように、大ボリュームの食事が低料金で食べられます! 日体大が誇る最新鋭のトレーニングセンターです。あらゆる競技のアスリートがここで汗を流し、フィジカルを強化しています。 男子学生が学ぶ大学伝統の応援スタイル『エッサッサ』。月明かりに獅子が月に向かって咆哮する様子を表現したもの…らしいですが、一度やるとクセになりますよ!

鈴木政一監督に師事したい

前橋育英高3年次のインターハイに(鈴木)政一前監督が視察に来ていらしたんです。前橋育英高のメンバーだった(鈴木)徳真、(渡辺)凌磨から当時U-19日本代表で監督だった政一前監督の評判を聞いていたし、日体大の監督に復帰すると聞いて、すごく興味がありました。面談を続けてきた山田(耕介)監督からも薦められていたし、親とも相談して、日体大に行こうと決めました。

選手権から入学まで自主調整

結果、インターハイは3位となり、3年次の夏の終わりには日体大へスポーツ推薦での入学が決まりました。ただ、実際に大学でのプレーは政一前監督が就任される4月下旬からだったので、選手権(準優勝)から期間が空いてしまったんです。その間はジャパンファイナルまで進んだ「NIKE MOST WANTED」に参加するなど、試合勘が鈍らないように自分から動いて調整していましたね。

守備重視に四苦八苦

まず政一前監督から教わったことは「すべては守備から始まる」ということでした。攻撃時も、ボールを持っていない選手は守備のことを考えて行動する。だからサイドに張ることもできないし、最初は攻守の切り替えに戸惑いました。でも1年もすると守備で追い込む率も格段に上がり、攻撃に割く時間が一気に増え、「さすがだな」と実感しましたね。

考える時間が増えた

スピードやフィジカルはもちろん違いますが、高校から大学に変わり、戦術面にしても「考える」時間が増えました。政一前監督の要求は高く、細かく解説してくれるわけではないので、みんなで話し合って、それぞれが咀嚼する必要があります。だから、それが解決した時の喜びは格別だし、指導を受ける一方だった高校時代とは違いますね。

色々な種目のアスリートから刺激

日本体育大学ではサッカー、バドミントン、レスリング、柔道など、色んな競技のそれぞれのトップ選手から学ぶことができます。元五輪選手も沢山いらっしゃいますし、体操競技の白井健三(リオ五輪団体金メダリスト)は同じクラスなんです。彼は努力型の天才で、世界のトップから刺激を受けることはありますね。

高校生活への提言

高校の時はサッカーに対して考えることがあまりないと思うんです。少なくとも僕は考えずにサッカーをしてきたから、大学に来て初めてトライすることが多かった。ロングボールにしても大学に来てからキックの精度を上げるために、どこに当てるのか、どこを蹴るのかを考えるようになったし、戦術面もそう。考えること自体は高校生でもできることだし、それが出来れば試合でも一個二個ではなく、三個、四個先を考えられるようになると思います。

ある1日のスケジュール

月曜はオフで火曜から金曜は16:30~18:30まで練習で、週末は練習試合や公式戦があります。オフのタイミングは、海に行ったり、バーベキューに行ったりします。去年なんかみんなで語り合って、熱くなりすぎて泣いちゃったりするくらい(笑)。 ※この記事は2017年7月に掲載したものです。

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