メインコンテンツに移動
 

熱中症の対応方法

熱中症とみられる症状が出てしまったらどうすればいいのでしょうか? 対応方法をご紹介します。

意識確認と体温を下げる処置、水分補給を

まずは意識の確認です。重篤な熱射病以外は、通常、意識ははっきりし、自覚症状を訴えると思います。
「頭が痛い、気持ちが悪い、足が痛い・・・」など。

もし意識が混濁していたり、反応が鈍いときは緊急時です。救急車を呼び、体温を下げる対応をすぐに始めます。
理想を言えば、氷水に全身を浸してしまう方法ですが、なかなか現実には難しいでしょう。
であれば、水にぬらしたタオルや氷を使い、うちわや扇子であおぎ、体温を下げます。タオルはぬるくなる前にどんどん冷たいものと交換しましょう。
そのためにも、練習や試合時には、タオルを浸すバケツや、氷は常備しておかなければいけません。

とにかく、Cool First!!(=冷却第一)です!

意識がある場合は、涼しいところへ移動させ、水分をとらせます。
できれば冷房の効いた室内への移動が理想的ですが、河川敷や学校の校庭で活動している場合は、まず難しいでしょう。ですので、日陰を見つけてそこに移動させましょう。周りに全く日陰のない場所の場合を考え、夏の試合時には可能であればタープ(テント)を持参しましょう。ママの日傘を何本が使ってもいいでしょう。

そして水分補給です。冷たいスポーツドリンクや経口補水液が良いでしょう。

次に脱衣をさせて体温を下げます。靴、靴下、帽子、ユニフォームなどを脱がせ、なるべく薄着にさせます。特に、キーパーの子は他の子よりも注意が必要です。汗を蒸発させる部分を多く隠しているので体温がこもりやすくなります。
夏の暑い時期はビブスで対応する、帽子をかぶせる、休憩時間には一度脱がせる、などの工夫をしましょう。
そして、濡れたタオルやうちわを使い、体温を下げ、その後は1人にはさせず急な変化にも注意します。その後の運動参加は、無理せず控えさせましょう。

気合と根性では、熱中症は治らないのです。ジュニア世代では無理は絶対しないようにしましょう。

Pick Up

走りが変われば、プレーが変わる!走力を伸ばすトレーニング

走力はトレーニングによって変わっていくもの。ここでは、サッカーの走りにつながるトレーニングをご紹介。回数をこなすより、一回でも“上手くできる”ことを意識して!

知っておきたい!サッカーで求められる走力とは?

サッカーにとって欠かせない「走る」という運動。実は、サッカーと一般的な走りには違いがあるって、知っていますか? サッカー選手に必要な走力について、アビスパ福岡でフィジカルコーチを務める野田直司さんにうかがいました。

【レポート】佐藤龍之介選手の母・希代子さんのパフォーマンスがアップする食事サポート

ファジアーノ岡山で活躍する佐藤龍之介選手の母・佐藤希代子さんを迎えて行ったサーモスpresentsのイベント。ここでは佐藤さんが心がけていた、食事にまつわるサポートをご紹介!

【サカママのキニナル】三笘薫選手の著書 世界NO.1選手になるための『VISION 夢を叶える逆算思考』って?

日本代表、そして世界最高峰のプレミアリーグで活躍する三笘薫選手の著書『VISION 夢を叶える逆算思考』。一見むずかしそうなタイトルながら、分かりやすく文庫化になり、実はサッカージュニアやサカママに響く120の「技術」と「理論」が綴られています。ここでは、その一部をご紹介!

【レポート】サイエンスxデジタルを使ったサッカー脳の鍛え方Vol.4

7月19日に開催した4回目となるSTEAM サカママイベント。ここでは、サッカープログラムを活用した講義やグループワーク、映像を活用したトレーニングの模様をお届けします!