教えて! 監督! 第48回全日本U-12サッカー選手権大会出場 BAND×サカママアワード受賞チームに聞きました!「チームコミュニケーション成功の秘訣とは!?」
サカママでは「第48回全日本U-12サッカー選手権大会」出場チームを対象に、「BAND×サカママチームアワード」を開催。3つの側面でチームワーク・組織力に優れたチームを大賞に選定しました。オン・オフを通してチームワークを高め、全国大会へ導いたチームの“コミュニケーション”とは?監督にその秘訣を聞きました!
「BAND×サカママチームアワード」とは?
サカママと無料コミュニケーションアプリ「BAND」によるコラボ企画で、大会の成績に関わらず、チームプレーやスポーツマンシップ、総合的なチーム力を称える目的で開催。出場した48チームの中から厳選した12チームをノミネートし、その中からさらに優れた成果をみせた3チームを最終的に選抜しました。
受賞チーム
チームワーク賞
●ディアブロッサ高田(奈良県)
チーム全員が高い連携力と協力を発揮し、終始組織的なプレーで試合を展開しました。
フェアプレー賞
●MFC.VOICE(愛知県)
相手チームへのリスペクトを示し、最後のホイッスルが鳴るまで全力で戦い抜く姿勢を評価。
総合力賞
●バディーSC(神奈川県)
戦術的なベンチワークと選手たちの一体感で素晴らしい総合力を発揮しました。
チームワーク賞 最優秀チームディアブロッサ高田

子どもたちに「考えさせる」コミュニケーションがチームの伝統
乾 良祐監督
「自分自身が考え、判断する」力を養うチームの伝統があります。私もこのチームの卒業生ですが、OBが後に指導者となり、その伝統を継承してきました。私は子どもたちに「あれしなさい」「これしなさい」と要求するのではなく「こういう時にどうする?」と質問をして、子どもから引き出すようにしています。私から子どもに相談することも多いですね。「練習は何をしようか?」「ハーフタイムはど んな時間にしようか?」と、私が投げかけたことに対して子ども同士で話が膨らむんです。
たとえそれが間違っていたとしても、自分たちで考えて出した結論には責任が伴うし、失敗したのなら、次に何をすべきかをまた考えるようになります。前半0-1で負けていた試合のハーフタイムで、一人の選手が「僕はこうした方がいいと思います!」と声を挙げてくれました。コーチ陣の考えとは違いましたが、 彼の意見をチームとして尊重しました。ずっと一方通行ではないコミュニケーションを理想としていたので、選手と監督が「一緒に戦えている」と感じて、すごく嬉しかったですね。
ディアブロッサ高田のチームワークを表す言葉は「お互いを認め合うこと」です。選手同士、そして指導者と選手がしっかり各々を尊重する。そうして方向性を同じくしたメンバ ーが切磋琢磨することで、強いチームを作り 上げていくのだと思います。
こんな時にBANDが役立っています!
「試合のライブ配信や写真・動画の共有が円滑になり、試合の振り返りや保護者との情報共有がスムーズになりました!」
フェアプレー賞 最優秀チームMFC.VOICE

抽象的な言葉はNG! しっかりした情報共有が「想い」を伝える
磯部友也監督
言葉を端折らずに、しっかりと相手に伝えることを意識しています。オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチも含めて、抽象的な言葉ではなく、具体的な情報の共有がチームワークを高めると思っています。子どもに対して「考えよう!」「予測しよう!」と言っても、その状況に至る原理・原則をしっかり、丁寧に伝えないと、何をしていいのか分からないと思います。「今何をすべきか」の基準をたくさん作ってあげることで、自分たちで答えを導き出せるようになり、選手が主体性も持つようになったと思います。そこまで丁寧にコミュニケーションを重ね、想いを伝え、導いてあげることが指導者の役割なのだと思っています。
子どもの自立を促すためにも、サッカーに関して保護者には一定の距離を取ってもらうようにしています。その分、伝えなくてはいけないことは、BAND のようなコミュニケーションツールを使ってしっかりと説明させてもらっています。参加や不参加の意思確認もすぐに取れて、一方通行にならないので重宝しています。
MFC.VOICE のチームワークを表す言葉は「しっかりした情報の共有」です。オブラートに包んだり、曖昧な言葉だと選手が「何を言いたいんだろう?」といろんな捉え方をしてしまいます。大人がしっかりとした言葉を伝えることが大事だと思います。
こんな時にBANDが役立っています!
「スケジュール管理や試合のライブ配信、写真共有など、チーム連絡に関する保護者との情報共有が、このBAND1つで完結するのですごく便利ですね」
総合力賞 最優秀チームバディーSC

オン・オフのコミュニケーションの切り替えを大事にしています
梅澤勇人監督
チームワークに関しては日本で一番うちのチームが強いと思っています! 神奈川県予選の決勝(vs 川崎フロンターレU-12)でPK勝利した時は、ピッチ上の8人だけでなく、選手全員・スタッフ全員が涙しました。「(全国大会がある)鹿児島に行くんだ!」という目標に対し、全員が同じ想い、目標をつなげられました。
僕はピッチ外のコミュニケーションを特に大事にしています。スポーツは勝負事でもあるので、時には強く言わなくてはいけない。その時に指導者と選手の信頼関係ができていないと、選手がついてこられなくなると思っています。だから、「強く言い過ぎたな」と思ったら、突き放すのではなく、ピッチの外に出たら切り替えて楽しくやる。子どもたちと一緒に公園やプールに行って全力で遊びます。そうやって信頼関係が生まれる努力…いや努力じゃないですね、楽しんでやっていますから(笑)。(子どもに対しても)対等に接していかないとコミュニケーションは上手くいかないと思っています。
バディーSC のチームワークを表す言葉は「仲間(バディ)」です。仲間がいないと何もできないしその仲間を創り上げるために今までやってきました。残り1秒まで諦めない「バディ魂」の伝統が、今の強いチームを作っているのだと思います。
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写真/山田忠英