自分を知ることは新チームで活躍する第一歩!サッカー技術以外で大切な事とは?
いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。サカママライターのMikuです。春は進級進学のシーズンですね! ご入学、ご進学された皆様おめでとうございます。
そんな別れと出会いの時期は学校だけの話ではないですよね。新しいサッカーチームや部活に所属をしたり、カテゴリーが変わったりとサッカー生活にも変化がある時期。そんなときに必要になるのが監督やコーチ、またチームメイトから存在感を感じてもらうことですよね。今回は、新チームに所属する際に息子が心掛けていたことをお話しさせていただきます。
自分の中で1番自信があるものは?
新チームに加入したり、カテゴリーが変わるとなると今まで見たことがないような上手な選手と出会うことがあります。
小学生の少年団から中学生のジュニアユースに上がったときに、息子もそんな経験をしました。あまりの驚きに、「ここでやっていけるのだろうか? みんなよりサッカーが上手じゃないから不安だなぁ、、、」と、そんな弱音を吐いてしまいたくなるような不安な状況に、親の私もドキドキしてしまったのを覚えています。しかし焦ってもしょうがない! すぐにはサッカーが上手くはならないのも知っています。
では、どのようなアピールをしてコーチやチームメイトから認めてもらえる選手になれば良いのでしょうか? そこで大切になってくるのが、誰にも負けない自分の武器だと思うんです。“背が高い“、”足が速い“はもちろん武器になりますよね。”パスが上手い“、”ロングフィードに自信がある“、”キックやクロスは誰にも負けない!“そんな自分なりの武器が1つでもあると、自信を持って新チームに合流できるのではないでしょうか?
武器は技術や身体的なものだけではない
我が家の場合ですが、息子は特別身体が大きいわけでもなく、足は速いですが息子よりも速い子はたくさんいました。技術も周りに比べればまだまだ。それでも県トレセンに呼ばれるまでになったのは、彼自身が自分の武器を知っていたからです。
技術や身体的なもの以外の武器、それは特別なことでも難しいことでもなく、“大きな声を出すこと”や“人より前に出てコーチの話を聴くこと”、そして“元気に挨拶をすること”でした。誰にだってできるけど忘れがちなことだったりしますが、息子はこれを徹底して練習や試合に参加していました。サッカーの技術がまだまだでも、背が高くなくても、今からでも身につけられる武器ではないでしょうか?
そしてもう1つがロングスローです。小学生の頃から、将来的にロングスローを投げられる選手になることを目指して投げ続けていました。点を取る手段は足だけじゃない‼︎ ロングスローもヘディングも点に繋がることに気が付けば、たくさんの武器を身につけることができますよね。
高校サッカーでも変わらない武器
高校サッカーに身を置いて1年が経ちました。今でも息子は変わらず声を出すことを意識して練習や試合をしています。1年生の登竜門であるルーキーリーグでも、声を出すことで存在感を発揮し、ロングスローという武器を持っていたことで、途中出場も含め全試合に出場することができました。
ぜひお子さんの武器は何か? チームメイトにも聴いてみてください! 本人も親も気が付かなかった隠し玉が見つかるかもしれません!