【親子の距離感】プロサッカー選手の親はサッカーについて何も言わずサポートしていました!
プロサッカー選手に「ジュニア時代、両親はどんなふうにサポートしてくれていました?」と話を聞くと、その多くが「親からは何も言われなかった」という声が!ここでは、その一部をピックアップ。
三笘 薫(ブライトン/MF)
「両親ともにプレーについて何かを言ってくることは特になかったと思います。そっと距離を置いて接してくれたのがよかったですね。試合もこっそり観ているタイプでしたから(笑)。でも、観に来てくれたときは嬉しかったですね」
大迫 勇也(ヴィッセル神戸/FW)
「勉強しろとか、あれをやりなさいとか、口うるさく言われることは一度もなかったんです。のびのびと育ててくれて、好きなサッカーをやらせてくれた」
酒井 宏樹(浦和レッズ/DF)
「試合を観て親が何か言うことはなかったんですけど、プレー内容が悪い時には、逆に良いところを探して褒めてくれる。それが申し訳なくて……(苦笑)。両親がある程度距離を置いて接してくれたことで、自然と考える姿勢が身に付きました」
森重 真人(FC東京/DF)
「サッカーに関して両親から口出しされたことは一度もなかったですね。試合はいつも観にきてくれたんですけれど、試合後に言われるのは『おつかれさま』の一言くらい。サッカーに関する話はしなかったですね。でも、それがよかったのかもしれない。自分で選んだサッカーを自由にやらせてくれたことにすごく感謝しています」
家長昭博(川崎フロンターレ/MF)
「両親は、僕が次男だったせいからか、いつも好きなようにサッカーをさせてくれました。きびしいことも一切言わなかったし、両親とサッカーの話をしたこともないくらいです」
まだある! Jリーガー’s VOICE
「母は昔からベストトークパートナー(笑)。何も言わず、思うようにサッカーをさせてくれました」
「何も口出しせずにサポートしてくれたからこそ、好きなようにサッカーができたっていうのはありますね」
「母はいつも一歩引いて、見守ってくれている感じでしたね。プレーのことは絶対口にしないし、誰がみても調子が悪かった試合でも『今日はダメだったね』と言われたことはないんです」
「チームメイトに酷いことも言ったけれど、両親は黙って好きにさせてくれました」
「僕が自由にできるように、細かいことは言わず見守ってくれた母を、今になって尊敬しています。伝えてはないですけど(笑)」
「母は試合の送り迎えなどのサポートはしてくれましたけど、細かいことは何も言わなかったですね。(中略)でも、僕が頼った時は、両親はいつも助けてくれて。今思えば、干渉されなかったから、逆にいい方向にいったのかなと思います」
※選手のコメントはsoccer MAMA「Jリーガーたちの原点」「SPECIAL INTERVIEW」から抜粋したものです。
写真/Getty Images