早稲田大学ア式蹴球部 小倉陽太選手【大学サッカーのすゝめ 2022】
高校卒業後、それぞれの目標を持って大学サッカーへとチャレンジし続ける大学生プレーヤーを紹介する「大学サッカーのすゝめ」。関東一部・二部の計24校から、48名の選手を紹介していきます。
今回紹介するのは、早稲田大学ア式蹴球部の小倉陽太選手。進学先を選ぶ際の参考にしてみてください!
早稲田大学ア式蹴球部 小倉陽太選手
MF/CB 小倉 陽太(オグラ ヒナタ)
- 2001年5月3日生まれ
- 早稲田大学 スポーツ科学部 3年
- 出身チーム
- 小学生年代
茅ヶ崎小和田FC - 中学生年代
横浜FCジュニアユース - 高校生年代
横浜FCユース(舞岡高等学校)
- サッカーを始めたのは?
- 4歳。通っていた幼稚園のサッカーチームに友達が入っていたので。
練習会では「ただ参加するだけ」にならないことを意識した
―早稲田大学を選んだ理由を教えてください。
高2の冬に中央大学と試合をする機会があり、その時から中央大学のサッカーに憧れていたので、元々は中央大学に進学したいと思っていました。運良く練習会にも参加できたのですが、受かることができず…。その後、声をかけていただいたのが早稲田大学です。練習参加をして今度は合格することができたので、早稲田への進学を決めました。
―大学の練習会に参加した際、注目していた点や気にしていたポイントはありますか?
チームの雰囲気であったり、フォーメーションやどんなサッカーをするのかなど、色々なことを意識して参加していましたが、一番意識していたことは練習に参加するだけにならないことです。練習会では周りからどう見られるかもすごく大事になると思いますし、実際に今練習参加しに来る高校生を見ていてもそのように感じています。
大学を決めるのに何校調べた? | 1校 |
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大学選びはいつ頃から準備した? | 高校2年の冬 |
大学サッカーではピッチ外の人間性も求められる
―大学サッカーに進んで良かったことを教えてください。
進学前は、大学に進学すると遠回りになってしまって、プロになれる可能性が低くなってしまうのではないかと思っていました。ですが、大学でできる経験は高卒プロでは経験することのできないものですし、今では大学に進学することは決して遠回りではないと感じることができています。それが大学に進学して良かったと感じていることかなと思います。
―大学進学後、高校生の時にイメージしていたこととギャップはありましたか?
サッカーの面では、大学サッカーのスピード・強度に意外とすんなり順応することができたのでギャップはあまりありませんでした。ですが、ピッチ外の面で人間性の部分をすごく求められていて、入部する際にはものすごく悩んだし苦労しました。大学サッカーでは、ただサッカーをするだけではなく、他の部分にも意義があるんだなと感じました。
時間は有限、限られた時間で何が出来るか
―早稲田大学・サッカー部のPRポイントを教えてください。
仲がいいところだと思います。学年関係なく仲がよくて、ふざけあったり、遊んだり、一緒に自主練をしたり、寮内ではゲームをしたりすることもあります。その仲のよさはピッチ内でもいい影響を及ぼしていると思っていて、仲がいい分学年関係なく強く要求しあうことができていますし、お互いに要求しやすい環境が作り出されているのかなと思います。
―最後に、現役高校生に向けてメッセージをお願いします!
時間は有限です。人生という単位で見れば約100年時間がありますが、その100年の中で今の高校生がこの先もサッカーができる時間はどれくらいでしょうか。卒業後プロになれる人でもあと10年、長くても20年くらい、その限られた時間の中でサッカー選手として出来ることは限られていますし、何が出来るかで選手としての価値も大きく変わってくると思います。今の高校生には、高校卒業してからではなくて、高校生であるうちにそのことに気づいて、今を全力で生きてほしいなと思います。
高校時代の自分にアドバイスを送るとしたら?
大学に進学してサッカーを続ける小倉選手に、高校時代の自分へのアドバイスやメッセージを聞いてみました。
現役高校生は、今の自分と照らし合わせて参考にしてみてください。
サッカー面
もっと努力すればよかったなと思います。高校時代は自分の弱さから目を背け続けていました。自分に向き合わなかったことを今になってすごく後悔しているので、気づいたときに向き合うべきだったなと思います。
勉強面
もっと真面目に真摯に勉強と向き合っていればよかったなと思います。大学では自分の取りたい授業を選択できるので、高校よりも自由ではありますが、勉強をする習慣がついていなかったのでものすごく苦労しています。
生活面
実家暮らしから寮生活に変わって、親の偉大さに気づきました。親に感謝していなかったというわけではないですが、もっと感謝の気持ちをもって生活していたら行動や言動も変わっていたのかなと思います。
大学サッカープレーヤーの生活に迫る!
大学でサッカーを続けている選手たちは、どんな生活を送っているの?
気になるあれこれを聞いてみました。
生活スタイル
住まいは? | 寮 |
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通学は? | 電車で1時間30分程度 |
起床時間は? | 8時30分 |
就寝時間は? | 23時30分 |
大学周辺のおすすめスポットを教えて! | |
寮の近くにあるラーメン屋さんの「味一」 |
サッカー部について
練習時間は? | 授業後 |
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※「大学サッカーのすゝめ」は関東大学サッカー連盟のご協力のもと作成しています。記事内で使用している写真は各チームの了承を得た上で、連盟を経由してご提供いただいたものです。