遺伝子情報をもとにしたトレーニングや食事で「身体の変化」ありました? | サカママ メインコンテンツに移動

遺伝子情報をもとにしたトレーニングや食事で「身体の変化」ありました?

J2リーグに所属する水戸ホーリーホックでは遺伝子検査を行い、その情報をもとにしたトレーニングや栄養指導を取り入れています。そこでユースチームの選手たちに、遺伝子検査をしてよかったこと、どう身体が変化したかなどを聞いてみました。

遺伝子検査から自分のつめの甘さを痛感


石川大稀選手(高3/MF)

遺伝子検査からわかったのが「ケガをしやすい」「ストレッチやアイシングがケガ予防になる」ということです。確かにケガが多く、ストレッチもサボりがちだったので、自分のつめの甘さを痛感。一方、自分に厳しくしっかり取り組めばいい体質に向かうとも感じました。それ以降、タンパク質を多めにとることや、週4で筋トレもするようになり、筋肉がついてきたと思います。

以前より体重が増え、疲労が残らなくなった!


堀米遥斗選手(高3/DF)

入念にストレッチをしてもケガを繰り返していたのですが、ケガをしやすい体質だということがわかりました。結果をもとに、筋トレやトレーニングしたことで筋肉の量が増え、朝ごはんに一番重点を置くようになったことで、以前より体重が増えて、次の日に疲労も残らなくなりました。今後のサッカー生活にも上手く取り入れていきたいです。

足が遅いと思っていたけれど瞬発的なスピードが得意な筋肉を持っていた!


田中吟侍選手(高3/MF)

ずっと足が遅いと思っていたのですが、瞬発的なスピードが得意な筋肉を持っていることがわかりました。一方、その筋肉をいかせてないと痛感しました。自分の身体についてわかったので、苦手なところを改善していきたいと思います。

自分では感じていなかったものの「疲労を感じやすい」タイプだと判明


菅野波琉選手(高3/MF)

普段感じない身体の状態が知れたので、コンディションをベストにするためにも普段の生活からもっと身体に気を配らなければいけないと思いました。また「疲労を感じやすい」という結果がでたので、ケアをしっかり行い、朝ごはんで栄養をとり、間食もこまめにとるようにしています

遺伝子検査の結果に納得!家族が食事面をサポート


市村慎之介選手(高3/MF・FW)

遺伝子検査では、自分の身体について深く知ることができ、その結果にも納得しています。疲労やストレスを溜めやすい体質、筋力トレーニングの後、すぐにタンパク質をとることがよいという結果が出たので、筋力トレーニング後に素早くタンパク質をとるよう努力しています。筋肉が増え、体重も前より増えました。

筋肉系のケガが少なくなり、筋肉がついてきた!


立花康生選手(高3/FW)

遺伝子検査から、ストレスを受けやすいタイプ、骨・軟骨・関節への負担がかかりやすい体質だということを知ることができました。そのため、普段からの運動習慣や食生活に注意し、タンパク質を多めに摂取するように気をつけています。筋肉系のケガが少なくなり、筋肉がついてきたと思います。

筋トレにもこだわるようになり身体が大きくなったと実感


藤垣介基選手(高3/DF)

筋肉がつきやすい体質だということがわかったので、筋トレをこだわってするようになりました。また、疲れが残りやすい体質だと知り、ビタミンB・E・C をできるだけとるようにしています。睡眠の質とリズムという項目では「光の感じ方にリスクあり」という結果がでてしまったので、スマホの使用時間にも気をつけるようになりました

筋肉がつきやすくなり、体重も順調に増えています


内田優晟選手(高3/FW)

遺伝子検査では、瞬発系の動作が得意だということが判明し、FWというポジションも合っているんだとわかりました。また、体質に合わせた食生活やトレーニングを行うことで、今までよりも筋肉がつきやすくなり、筋肉の疲労も少なくなりました。体重が増えずに悩んでいたのですが、食事を変えてから順調に増えています。遺伝子検査の結果は一生使うことができるものなので大切にし、レベルアップし続けるためにも活用していきたいです。

遺伝子検査は、今後のサッカー人生に活かせる!


辻井恭平選手(高3/DF)

ケガをしやすい体質だとわかったので、他の人よりも気を遣わなくてはいけないと思っています。今はビタミンC・D、タンパク質を多くとるようにし、また、ウォーミングアップの時間を増やし、練習の合間にもストレッチを入れるようにしています。遺伝子検査は、今後のサッカー人生にも活かせると思うので、身体の変化に応じてアプローチしていきたいです。

食事の質を見直すきっかけに!


山本陽大選手(高3/DF)

遺伝子検査をしたことで、体質を詳しく知ることができ、食事の質を見直すことができたのもよかったと思います。間食を多くとり、トレーニングの頻度を上げてケアの時間を増やした結果、疲労が前より抜けやすくなり、キレが増したと思います。自分の成長のためにさらに分析して、サッカーや私生活にも活かしていきたいです。

こんな意見も!

上野山叶夢選手(高3/MF)
筋トレの効果が出やすいことがわかったのですが、あまり感じたことがなかったので意外でした。

高松大智選手(高3/GK)
すべて平均的な結果で、自分自身もそうだと思っていたことなので、今まで通りやっていきたいと思っています。

遺伝子検査は、ケガ予防や競技力向上につながる可能性も!


水戸ホーリーホックユースチーム
遠藤祐樹コンディショニングコーチ

選手たちの遺伝子検査の結果は、大方コーチ陣と予想していた通りでしたが、中には、持久力が上位の選手が苦手なタイプだったり、プレーを見て瞬発力があると思っていた選手が実はそうではないこともありました。遺伝子検査の結果を踏まえて、選手たちは自主練習で瞬発力を高めるためのトレーニングを取り入れたり、筋トレの頻度を増やしたり、また食事をとるタイミングや内容を考えるようになったりと、まだまだではありますが変化が出始めています。

先天体質は変わらないので、早い時期に遺伝子検査をすることで身体に向き合うきっかけになり、ケガの予防や競技力の向上につながる可能性があると考えています。また、遺伝子検査は個人の個性を知り、自分の身体に興味を持ち、スポーツをすることはもちろんですが、栄養や休養などスポーツをするにあたって大事なことと向き合う1つの手段になると思います。遺伝子分析にもとづいたトレーニングは、新たな可能性を秘めた分野になると思っていますし、スポーツをする人にとって良い方向性へ導けるものになればと思います。


写真/水戸ホーリーホック
※個人の感想であり、効果を保証したものではありません。