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教えて!カントク!住吉大社サッカークラブ(大阪府)前川敬介監督

「中学サッカー進路」について、サカママからの疑問に監督が答えます。ただ上手さだけを追求するのではなく、サッカーを通した人間教育の大切さについて、耳を傾けてみてください。

 

住吉大社サッカークラブ
(大阪府)
前川敬介監督

小学生のうちに中学サッカー進路はいつごろから考えるべきでしょう。

目標が芽生える早さは子どもによってそれぞれですから、進路を考える時期もそれぞれだと考えています。
住吉大社サッカークラブではそれぞれ個人の意思を尊重し、小学6年間から中学3年間の9年間教育でサッカーだけでなく、礼儀や仲間づくりなど一環した指導を行い、先を見据えた進路指導を行なっています。

クラブチームにおける中学の部活動との違い、部活動と比較したクラブチームの良さとは何でしょう。

クラブチームでは、専門的に学んだ指導者が安定的に指導できる環境があります。知識や人脈を生かすことで高校との連携も深まり、進路指導の際に関してもサッカー、勉強、パーソナリティなど、あらゆる観点から進めていくことができる環境が備わっているかと思います。
また、県内、府内問わず、幅広い活動の中であらゆる地域や国の文化に触れながら培われる感受性、それによる人間形成もクラブチームの良さだと考えます。

中学年代の保護者のサポートについて、どういったことが大切か、また保護者はお子さんとどう向き合うことが大事だとお考えでしょうか?

自立を促すサポートです。見放すのではなく、見守り、支えてあげながら、友達や指導者、学校、地域社会の中で困難を乗り越える経験が重要だと考えます。仲間や社会、その中で自分がどうあるべきかを認識させるサポートが必要ではないでしょうか。

クラブチームでの活動と学業は両立できるでしょうか?

可能です。クラブと勉強の両立のために、自分自身で生活を見直すことができれば、時間の使い方や計画的に目標設定を行う大切さを学べるのではないでしょうか。サッカーがしたいから勉強も、と考えることで相乗効果も期待できると思います。

中学年代の育成について、大切なことは何だとお考えですか?

芽生えと心の教育です。自ら意欲的に取り組む姿勢・意欲、仲間を思いやり、一緒に目標に向かって努力する基盤作りが大切ではないでしょうか。その中で思考力や創意工夫を促す機会をたくさん与えて、一人一人の変化や成長を見守りつつ、指導するようにしています。

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