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サッカー少年兄弟の両立

我が家には今年中学二年生の長男と、小学一年生の次男がいます。次男は今年から兄が以前所属していた少年団に入り、ついに兄弟そろってサッカー生活がはじまりました。

ついにスタートした次男のサッカー生活

今年は活動自粛期間が続いていたので、次男の少年団が始動し、練習再開となったのは9月半ばになってから。
クラス、学校の垣根を超えた仲間との出会い。ついにスタートしたサッカー人生に息子共々希望に満ち溢れています。

とはいえ、現状は土日練習のみ。校内グラウンドはまだ人数制限があり、接触プレー禁止などのルールもあるため、隔週ごと、交代制で1年生のみで練習をしています。制限も多い中、近隣の公園を申請してゲームができるように練習試合を組むなどの工夫をしてくださっています。

兄が退団してから一年半。この一年半の間に、兄の在籍していた頃とはだいぶ違う環境になっていたことに驚きました。
久しぶりの練習当番や試合当番。以前とは異なり、デジタル化された活動マニュアル、久しぶりの練習・試合招集メールの入力方法にはドキッとしました(笑)。
すっかり浦島太郎状態の私は、先輩サカママさんに頼りながらも、孫のように可愛いサッカーキッズたちに癒されています。

パパさんコーチの話を聞きながら列に並び、ドリブル、シュート練習、ゲーム形式でも群れながら必死にボールを追いかける姿は、一人一人個性があり可愛く、見ていて飽きません。
チラチラとママの顔を見ながら、笑顔でプレーする姿に親子の絆を感じたりもします。
こういった光景が見られるのは、低学年ならではの良さかもしれませんね。

練習に向かう前には、忘れ物がないか念入りに声に出してチェック。それでも、玄関に体調管理シートを忘れてしまうなんでおっちょこちょいも…。
以前はコーチやサカママさんと一緒に自転車で向かっていた公園も、息子と二人だと寂しさも感じ、道に迷ったり遠回りをしてしまうことも…。
慌ただしく懐かしいこの感覚を噛み締める日々です。

 

兄弟そろったサッカー生活、大変さも2倍??

とはいえ、、、今回状況が違うのは我が家のサッカーキッズが、二人に増えた事。

土日祝日、兄弟のサッカースケジュールを考えるだけで疲れ、嵐のように慌ただしくなります。

兄は中学生なので自主性に任せて、荷物の準備を手伝うことはありませんが、試合会場が遠いため朝が早いことも多いです。そうすると、思わず釣られて朝5時に起床してしまう次男…。
次男はまだ一人で対応しきれないことも多いので、長男の試合や練習はめっきり応援に行けなくなってしまいました。チームメイトのパパさんやママさんに送迎をお願いしたり、プレー中の実況写真を送ってもらったりと情報を教えていただいているものの、兄のケアをしきれていない状況です。

ゆくゆく、公式戦の日程が兄弟でかぶったら、どちらを優先すべきなのか…不器用な自分としては今から悩みの種です。
サカママさんには、赤ちゃんや園児を育てながら、兄弟姉妹の習い事を全身全霊でフォローしている方も多く、ただただ尊敬です。

サッカー漬けの土日があけても、平日に休まることもなく日常が始まって、気付いたら週末が襲ってくる…。
それでも子供たちの頑張っている姿を見ると、励まされ、活力が湧いてきます。

これからどんなサッカー兄弟の生活が待っているのか、想像もつきませんが…経験者の皆さまのアドバイスも絶賛お待ちしています!

応援するサカママさん、時に手を抜き、時に甘え、時に楽な手段を選びながら、子供たちがサッカーを楽しめるようにサポートしていきましょう!!

WRITER PROFILE

細田 阿也
細田 阿也
フリーアナウンサー。サッカー王国・静岡で生まれ育った兄弟(13歳、6歳)のサカママ。 小学生の時に体験したJ開幕からサッカーに魅了され、大学時代には夢だったTBSサッカーJリーグ中継ピッチリポーターとして日本代表、Jクラブを取材。 現在はフリーアナウンサーとしてイベントMCなど幅広く活躍。「サカママフェスタ」でもMCを務めており、選手とサカママ、サポーターとの仲介役として寄り添う姿が魅力。 中学年代、サッカーキッズの葛藤や挑戦、見守るサカママの想いなどを記していきます。
http://whatis.tokyo