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"世代を越えて楽しめる"スポーツイベントとは?

スポーツ専門学校の学生が参画!"世代を越えて楽しめる"スポーツイベントとは?

親子で楽しむスポーツイベント「soccer MAMA(サカママ)イベント」に、スポーツ専門学校の学生が参画。中学サッカーの日本一を決める大会と同日開催されたイベントで、彼らが成し遂げたこととは? 選手としてではない「サッカーの続け方」がここにもある。

TSRの学生が「サカママイベント」の企画から参加!

TSR

サッカーの主役はもちろん“選手”である。しかし、選手だけでは成り立たないのがスポーツであり、その主役を支える仕事を学べる学校が存在する。

東京スポーツ・レクリエーション専門学校(以下TSR)では、多岐にわたるスポーツ業界での実習を通して、生徒が実践的な能力を身に付けていく。今回、彼ら学生が挑んだミッションは、親子で遊べるサッカーイベント「soccerMAMA(サカママ)イベント」(2019年12月28日実施)でのアトラクションを企画・実施・運営すること。学生達はどうしたら「集客をアップできるか」、「来場者の満足度を上げられるか」を話し合い、時には激しく意見がぶつかり合うこともあった。

しかし、企画を通した後には交渉の末に企業からの協力も得て、実施に漕ぎ着けた。東京五輪イヤーを見据え、マイナースポーツの普及や、パラスポーツの認知拡大をテーマに掲げた学生発信のアトラクションは、多くの参加者でにぎわい、終始親子の笑顔が溢れていた。

TSR
各々が企画を出し合い、テーマに沿ったアトラクションを考案。学生ならではの自由な発想が飛び交い、議論は白熱した。

企画考案

学生たちが同イベント内でのアトラクションの企画を考案。「親子で楽しめる」をテーマに、あらゆるスポーツジャンルから自由に発想し、実現するために何が必要かをディスカッションしていった。

交渉・制作

運営会社からGOサインが出た企画の実現に向け、学生自らがメーカーと交渉。機材・用具の提供から実施の可否についてまで話し合い、当日の運用に何が必要かの細部を詰めていく。

イベント運営

これまでの活動の集大成。自ら企画したアトラクションの運営担当として、イベント当日の業務全般を担った。学生という立場でありながらも、正式な運営スタッフの一員として、責任感をもって来場者の対応にあたった。

学生が企画から実施までプロデュースしたアトラクションとは?

目隠しサッカー

目隠しサッカー
目を塞いでいるため、言葉で正確な情報を伝える必要がある。視覚だけに頼らないコミュニケーションを磨くことができる。

コミュニケーション能力UP!親子でパラスポーツを体験
今年の東京パラリンピックの競技にも採用されているパラスポーツ体験。音のなる特殊なボールを用いて、視覚に頼らずにサッカーを行うので、周りの仲間の声掛けが最も重要になる。今回は、ドリブル、パス、シュートの体験が行われ、コミュニ ケーションとボールから鳴る音を頼りに参加者が奮闘。自然と会話も生まれ、親子の絆が深まるイベントとなった。

親子でパラスポーツを知ってほしかった

菅谷龍人さん

菅谷龍人さん(スポーツビジネス科1年生)
「子どもから親に向けたコミュニケーションをとるきっかけになるようなアトラクションはないか、そう考えて企画しました。学校でお世話になっていて、目隠しサッカーをイベントで行っている東京23FCから、用具を提供していただきました。す ぐに慣れて、感覚で順応できる子どもの凄さを実感しました。授業を通してイチからイベントをやり遂げられたことに達成感を感じています」

カーレット

カーレット
卓上で簡単にカーリングを楽しめるカーレットは親子に大人気。アトラクションの発案者である有山さんが子どもたちに丁寧にルールを説明していた。

手軽に親子で楽しめる!新感覚の卓上カーリング

氷上の頭脳スポーツとして知られるカーリングを、年齢を問わずに卓上で遊ぶことができる。多世代でコミュニケーションを取れるスポーツとしても注目され、全国的に競技人口も徐々に増えているという。卓上の台と握りこぶしぐらいのストーンを転がし点数を競い合い、仲間といかに勝利を掴むか戦略を考えることで、自然とコミュニケーションが生まれるのも魅力のひとつだ。

考えたことを実現させる喜びを知った

有山寛起さん

有山寛起さん(スポーツビジネス科1年生)
「来場者が普段できないことを体験してもらいたいと思い、企画しました。用具提供をカーレット協会と交渉し、了承してもらいました。たくさんの親子に楽しんでいただき、マイナースポーツ普及には色んな手段があると感じました。今回はイベント企画からこのような機会をいただき行動に移せましたが、考えるだけでなく、それを実現させるために行動することの大切さを知りました」


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