サッカープレイヤーのマストアイテム「ピステ」とは?
ピステとは?
サッカーの練習時に着る防寒アイテム。
防風・撥水性のあるナイロンやポリエステル素材でつくられており、薄手で軽量。練習時に着ても動きやすいうえ、 コンパクトに折りたためるのでいざというときのために持ち歩きやすいという面も。 真夏以外はなにかと出番の多い、サッカープレーヤーの万能アイテムともいえる1着です。 ジップやポケットがないシンプル構造のものが多く、練習時に邪魔になるものを極力省いたつくりになっています。
「トライアルコート」「ヤッケ」という名前で呼ぶ販売の方もいるようです。
ウインドブレーカーとの違いは?
センター部分にジップやボタンがあるウインドブレーカーはサッカーで胸トラップするときにその部分にボールが当たると痛いというデメリットが。 また、フードも練習時には邪魔になりがちです。それゆえ、サッカー用に特化したピステがつくられたという経緯があります。
ピステはどんなシーンで必要?
寒いとき、雨が降っているときの防寒具として必要です。やや大きめのほうが動きやすいですが、もともとアウターとして大きめにつくられているので、普段着ているサイズのものを選べばOK。
ピステの種類は?
ピステは大きく分けて下記の3種類があるので、気候に合わせて使い分けてもよいでしょう。
【1枚もの】
薄くて軽い、最もシンプルなタイプ。コンパクトにたためるので年間を通して「とりあえず持ち歩く」のに最適。価格も3タイプの中で1番リーズナブルです。
【裏メッシュ】
1枚ものより防寒性が高く、裏地がメッシュ素材なので汗をかいてもべたつきにくいタイプ。
【トリコット起毛】
裏地が起毛しているので防寒性が最も高いので、真冬向け。
サカママチェックポイント
ピステにはピステパンツ(ボトムスのこと)もありますが、コーチから「ピステを用意するように」と言われた場合はトップスのことを言っていると思ってよいでしょう。寒い時期でもピステパンツを履く機会はあまりなく、トップスはピステ、ボトムスはジャージの半ズボン&ソックスというスタイルで練習する子どもが多いもの。ピステパンツが必要な場合は「ピステ上下」などと指示されるはずです。ピステパンツはトップスと同じデザインのものがセットアップで販売されていることが多いです。