水分補給アイテム「スポーツボトル・ジャグ」の最新事情(前編)
「スポーツボトル」「ジャグ」とは?
練習や試合時に年間を通して持たせる、いわゆる「水筒」です。 子どもが水分補給をするためのアイテムなので、安全にサッカーをするためのマストアイテムと言えるでしょう。 サーモスや象印マホービン、タイガー魔法瓶などの魔法瓶メーカーや、コールマンなどのアウトドアメーカーから販売されており、量販店やスポーツ用品店で購入可能です。 サッカージュニアが持っているのは、「スポーツ用」で2リットル前後の水分を入れられる大容量サイズのものが一般的です。
「スポーツボトル」と「ジャグ」の違いは?
通称はチームによって「水筒」「スポーツボトル」「ジャグ」など異なりますが、「水分補給用の水筒」のことなので、呼び方による違いはないことがほとんどです。名称はメーカーによってさまざまな定義づけをしています。一例として、サーモスでは下記のように名称を分けています。
スポーツボトル
- 1.5Lまでの容量のもの。
- 片手で飲むことを想定した形状。
ジャグ
- 1.9L以上の大容量のもの。
- ハンドル付で、両手で抱えて飲むことを想定したタイプ。
素材の違いは?
サーモスのジャグにはステンレス製のものと樹脂製のものがあります。その違いは保冷性能と重さ。素材違いによるメリットとデメリットは以下の通りなので、子どもに最適なものを選んであげる目安にしてください。
ステンレス製
メリット
魔法瓶と同じの「真空断熱構造」なので保冷力が高く、長時間ドリンクの温度を適温に保つ。
デメリット
樹脂製に比べると重いので低学年の子には持ち運びにくさがある。
樹脂製
メリット
軽くて丈夫。力のない子どもでも持ちやすい。また、価格がリーズナブル。
デメリット
ステンレス製に比べると保冷力が劣る。
サカママチェックポイント
低学年のサッカージュニアを持つサカママには、2リットルを超える容量のジャグの大きさにびっくりしてしまう方も多いはず。中に2リットルのドリンクを入れるとその分重くなるので、「小さな我が子が一人で持てるかしら」と不安になりますよね。そんな理由から、「まずは樹脂製の軽いジャグで」と考えるサカママも多いもの。サーモスの最大容量のジャグは2.6リットル容量ですが、低学年のサッカージュニアでも愛用者は多いです。