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一年の振り返りは、「我が家のサッカーアウォーズ(表彰式)」で

今年もあっという間の一年でした。
皆さんはどんな一年でしたか?お子さんは一年前と比べてどれくらい成長しましたか?どれだけ多くのことができるようになりましたか?

皆さんはどうですか?どれだけお子さんと向き合うことができましたか?どれだけ多くの思い出をお子さんとともに作れましたか?

勉強と同じで、サッカーも、親子の関係も予習復習がとても重要です。予習とは、設定した目標に対して毎日取り組むべきテーマを決めること、その日の練習でやってみようと思うことを決めること、復習とは、練習前に決めたテーマややってみようと思ったことがどれくらいできたのか、またできなかった場合、その理由は何だったのか、そのほか新しい気づきや成長、課題は見つかったのか?などです。

このように文字にするとすごく難しくて大変そうに見えますが、これは伸びる選手の習慣で選手として上達するための必須条件ともいえるでしょう。

今回はあまり堅苦しくせず、親子でサッカーの話ができるよう、「我が家のサッカーアウォーズ(表彰式)」をしてみてはいかがでしょうか?

学校も冬休みに入り、家族の時間が増えるこの期間に楽しく一年を振り返ってみましょう。
お子さんのベストゲームやベストゴール、ベストプレーをお子さん自身がランキング形式にしてみたり、「こんなことをがんばれたよね」というようなお母さんからの特別表彰があっても良いと思いますし、お母さん自身は我が子にかけた言葉、「ベストワード賞」や早起き、お弁当、洗濯、送り迎えなどの中から特にがんばった「ベストサポート賞」など、部門も表彰も自由に自分たちで決め、楽しみながら「あんなこともあった、こんなこともあった」と家族の時間を楽しんでもらえたら嬉しいです。

また来年に向けて、家族が一つのチームとしてより一層深い絆で頑張っていけるはずです。
皆さん、一年間お疲れ様でした。

一年間頑張ったお子さんに自分の気持ちをありのままの言葉で伝えてあげてください。
そして、一年間頑張った自分を褒め称えてあげてください。

これからもお子さんがサッカーを続けることで、一つでも多くの素敵な思い出が親子で共有できたら、僕も嬉しいです。

WRITER PROFILE

野田恭平
1981年、神奈川県生まれ。サッカー親子講師。東京V、琉球、岐阜などでゴールキーパーとして活躍。現在は、全国のサッカー少年と保護者を対象に親子向けの親子イベントを開催し、「スポーツを通した人間育成」と「子どもの可能性を最大限に引き出す親のサポートの在り方」をテーマに講演活動を展開。また、JFAこころのプロジェクトのメンバーとして、「夢を持つことの大切さ」と「夢に向かって努力することの大切さ」を子どもたちに伝える活動を行なっている。サッカー少年を育てるママの悩みに真剣に向き合い、絶大な信頼を得ている。