膝のケガが再発…親子で取り組むストレッチでケガ予防をしよう
サカママ読者の皆さま、こんにちは。サカママライターのmakiです。今年も昨年に引き続き、隔月ではありますがライター活動をさせていただきます。
あっという間にコラムを書かせていただいて3年目となりました。いつも読んでいただき、ありがとうございます。これからも我が家の長男、次男のサッカー活動について書いていきたいと思います。あらためて、宜しくお願いいたします。
我が家の長男ですが、小学6年生の終わりから『オスグッド・シュラッダー病』に悩まされ、しばらくサッカーをお休みしていた期間がありました(その時の記事はこちらから)。
オスグッド・シュラッダー病とは
太もも前にある大腿四頭筋(だいたいしとうきん)は、膝の曲げ伸ばしをする時に重要な役割を担っています。オスグッドは、この大腿四頭筋の使いすぎや柔軟性の低下をきっかけに症状が出るケースが多いそうです。
子どもの骨は、やわらかい骨から硬い骨へと成長する過程にあり、どうしても不安定な状態です。また、骨の成長スピードに対して筋肉や腱の成長が追いつかず、アンバランスな筋骨格構造になっています。そこに過剰な運動による負荷が加わることで、膝の痛みが起こると考えられています。
中学入学後での活動も、痛みの様子を見ながら練習に参加をして、5月頃から復活し、サッカーをしていました。
しかし、寒さが本格的になってきた12月の初め頃…
『膝が痛い!』、サッカーがまたできないかも。。と長男。
以前、痛みがあった同じ箇所の痛みが再発してしまったようです。
前回、休養していた時に気を付けていたこと
・からだを冷やさないこと
・日々のストレッチ
寒い冬でも、薄着で過ごすことが多い我が家の長男ですが、なるべく脚を出さない洋服選びをしていました。
そして、しっかりと入浴でからだを温めてから、ストレッチをする。
痛みがある時は、意識をしてしっかりやっていましたが、痛みがなくなり、通常通りサッカーができるようになると、意識が薄れていたと思います。
ストレッチは? と母の私から話をしても、『お風呂でやったー』などと、元々ストレッチが苦手な長男は日々の日課からストレッチが消えていました。
ストレッチはどのくらいの時間必要なのか
11月に開催された、サカママ主催の
【ジュニアアスリート向け、ケガ予防講座】
に参加させていただき、順天堂大学整形外科の大瀧先生の講座でさまざまなお話しを聞かせていただきました。
その時に、『ストレッチはどのくらいの時間したらいいのか』と参加者から質問が出ており、私もとても知りたい質問でした。
そして、先生の回答は、『30分はやったほうがいいです』
その言葉に、会場のサッカーママさんたちはザワザワ…笑。
ジュニア期の子どもたちには、30分の日々のストレッチはなかなか難しいものです。
『某有名選手だと、1時間半しっかりストレッチをしています』と補足説明もあり、ストレッチはとても大事なものと再認識する時間となりました。
しかし、ストレッチが苦手な我が家の長男。
そして年頃もあり、母からの話しをしっかり聞いてくれません。
痛みが出るまでは、大事なこととはわかっていても、しっかりと我が子に伝えることができていませんでした。
痛みが出てからは、ケガ予防講座で教えていただいた資料写真を一緒に見ながら、
【なぜ痛みが出るのか】【なぜストレッチが重要なのか】を、私は振り返りながら、長男に伝えました。
資料を見ながらしっかりと説明をしたので理解してくれましたが、問題なのはストレッチ30分!!
2日間は頑張ってくれましたが、どうしてもストレッチが苦手な長男。時間がどんどん短縮されていき、やらない日も出てきました。
一緒にストレッチを実行!
自分からストレッチをなかなかやらない我が子。
それならば、一緒にやろう!
と、運動をほぼしない私も一緒にストレッチをすることにしました。
運動音痴な私は、ストレッチでどこを伸ばすのか、どこが伸びているのかもわからず。笑 とても難しいものでした。
きっと長男もわかっていなかったんだと思います。わからないのに、これが早く治すため、大切なことと言われても、ジュニア期の子どもたちには、ストレッチのハードルは高いのでは? と思いました。
まだ半月ほどですが、下のきょうだいたちもおもしろがり、一緒にストレッチをする時間が毎日あります。
このストレッチはここに効果がある! など、少しずつ長男と研究しながら進めています。
1人では続きませんでしたが、一緒にやると頑張ってくれており、時間がかかると思いますが、このストレッチが他のケガ予防にもつながるといいな、という思いと、次男も一緒にやっているので、次男も含めてストレッチが習慣化できるといいなと願いながら、母も日々一緒に励んでいます!
ストレッチが苦手な子が多いと思いますが、ママさんやパパさんと一緒にやると、喜んでやってくれるお子さんも多いと思います。
そんなお子さんがいたら、ぜひ一緒にやってみてください🎵
我が子の膝の痛みはまだ完全には引かず、サポーターも着用しながらですが、少しずつ練習に戻っています。
U-14の活動までに完全復活できるよう、時間をかけるストレッチは日々続けていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。